VXMLゲートウェイでHTTPトランザクションキャッシュを無効にする方法

はじめに

このドキュメントでは、Customer Voice Portal(CVP)Voice eXtensible Markup Language(VXML)サーバおよびVXMLゲートウェイでURLクエリのキャッシュを無効にする方法について説明します。 

前提条件

要件

次の製品に関する知識があることが推奨されます。

• Customer Voice Portal（CVP）

• CVP VoiceXMLサーバ

• Cisco IOS VXMLゲートウェイ

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、CVP 9.0(1)に基づくものです。

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな（デフォルト）設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。

背景説明

クエリは、疑問符(?)の後に1つ以上のname=value属性ペアが続くURLです。CVP VoiceXMLサーバは、URLクエリを幅広く使用して、発信者にレンダリングされる動的なVoiceXMLページを生成します。

各コールは一意であるため、URLクエリから取得されたデータには、クライアントのアカウント番号やPINなどの情報が含まれる可能性があるため、キャッシュメモリの不必要な使用とセキュリティリスクの両方が含まれます。

問題

vxmlゲートウェイでshow http client cacheコマンドを実行すると、ゲートウェイとサーバの間で交換されたhttpメッセージが表示されます。callserverとvxmlserverの両方へのhttpメッセージが、VXMLゲートウェイでキャッシュされます。

出力例：

"Ref   FreshTime   Age          Size        context
---   ---------   ---          ----        -------
0     864000      249679     # 785         2BA3C46C
url: http://10.208.125.42:7000/CVP/Server?_dnis=**************&application=*******&callid=********************************&_ani=****
0     864000      245002     # 785         2BD888E0"


他のURL:

url: http://10.168.125.42:7000/CVP/Server?_dnis=**************&application=*******&callid=********************************&_ani=****
url: http://10.168.125.43:8000/cvp/VBServlet?MSG_TYPE=********&CALL_DNIS=**************&CALL_UUI=&CALL_ANI=***************************&REC

解決方法

ステップ 1：Cisco IOSでは、URLのキャッシュはデフォルトで無効になっています。URLキャッシュが無効になっていることを確認するには、Cisco IOSでshow runコマンドを実行して、このコマンドが表示されないことを確認します。

http client cache query

ステップ 2：これが表示された場合は、no http client cache queryコマンドを実行して、HTTPクエリのキャッシュを無効にします。