CX Cloud リリースノート 2022 年 6 月
はじめに
Customer Experience（CX）Cloud はあらゆるアーキテクチャにまたがって、新しいテクノロジーのオンボーディング、最適化、導入の全工程にわたりお客様の成功を実現する SaaS ソリューションです。Cisco Success Tracks サブスクリプションをお持ちのお客様は、以下の機能にアクセスできます。
- コンテキスト学習:Collaborative Intelligence Platformへのウィンドウが開き、「エキスパートに質問(ATX)」オンラインセミナー、「成功のヒント」、アクセラレータのエンゲージメント、トレーニングを通じて、ネットワークエンジニアとアーキテクト向けの最新リソースが表示されます。
- 信頼性の高いサポート：迅速な技術的問題の解決を支援し、ソフトウェアおよびソリューションレベルで予防的かつ規範的なサービスオプションを利用できます。
- 洞察と分析：予防的かつ予測的な洞察を提供し、お客様が潜在的な問題を認識し、運用を最適化し、テクノロジーの導入と移行を加速するのに役立つデジタルインテリジェンスツール。
- エキスパートリソース：利用可能なすべてのアーキテクチャとシスコ製品をワンストップで利用できます。詳細な設計と検証に関する戦略的なエキスパートアドバイスや、業界固有のソリューションにアクセスできます。
このドキュメントでは、CX Cloudの新機能と既知の問題について説明します。
このリンクを使用して、CX Cloudにアクセスし、CCOクレデンシャルでログインします。
Ciscoセキュリティアップデート
ポータルアクセスセキュリティの強化
多要素認証(MFA)は、不正アクセスを防止するための業界標準のアプローチです。シスコは、CX Cloudポータルアクセスに対してMFAを有効にしました。MFAでは、ログイン時に本人確認を証明する証拠を少なくとも2つ提出して、本人確認を行うようにユーザに求めています。お客様は、DUOまたはGoogle Authenticatorを使用して認証することができます。MFAを使用します。詳細については、ここをクリックしてください。
最新情報
サポート・リクエストの終了とサポート・リクエスト内での再オープン
CX Cloudユーザは、新しいClose CaseボタンとCaseビュー内のReopen Caseボタンを使用して、ケースを閉じて再度開くことを要求できるようになりました。クローズドケースは、閉鎖から14日以内に再開できる。
Successトラック名の変更
Data Center Network(DCN)Success Trackは、「Cloud Network」に名称変更されました。Success Trackのすべてのインスタンスは、この変更を反映するためにCX Cloudポータルで更新されています。
Beyond Optimize Pitstopsの詳細の最適化の表示
最適化ピットストップを過ぎたCX Cloudのお客様は、引き続き、チェックリスト（すべての完了項目がオフになっている状態）、リソース、その他の利用可能なコンテンツを含む最適化の詳細を表示できます。
診断のために収集されたファイルの表示
CX Cloudのお客様は、使用しているデバイスから自動的に収集されたファイルをCasesビューで表示でき、シスコの専門家が問題を診断して迅速に解決するのに役立ちます。
Campus Network Success Trackユーザに対して頻繁に利用できる推奨事項
Campus Network Success Trackのお客様は、1週間、1ヵ月、3ヵ月の期間にわたって候補スケジュールを利用できるため、ソフトウェア候補をより頻繁に閲覧できるようになりました。また、お客様はカレンダーを使用して提案の開始日を選択できます。
契約番号による資産の検索
CX Cloud Super User Administratorは、資産グループの作成時に契約番号で資産を検索できるようになりました。
サポートされるDNACバージョン
サポートされているDigital Network Architecture Center(DNAC)バージョンには、バージョン2.2.3.5が含まれています。現在サポートされているCisco DNACのバージョンは、1.2.8 ～ 1.3.3.9および2.1.2.0 ～ 2.2.3.5です。CX Cloud Agentガイドが更新され、DNACのバージョンが反映されました。
解消された不具合
このセクションでは、本リリースの一部として解消されたすべての不具合を列挙します。
| 識別子 |
見出し |
| 以前は、CX CloudポータルでUser Profile > Manage Profileの順に選択すると、CX Cloudの新しいログインタブが表示され、お客様がポータルからログアウトできるようになっています。この問題は解決され、プロファイルの管理によって予期したとおりに別のタブにプロファイルページが開きます。 |
|
| 以前は、「読み取り専用」権限を持つお客様は、Software Groupビューでデバイスイメージをアップグレードするオプションにアクセスできました。この問題は解決されており、お客様は各自のロールと権限に従ってアクセスできます。 |
|
| 以前は、「パブリッシュおよび削除」ステータスの障害は、Insights > Faultsに表示できませんでした。この問題は解決されており、障害は期待どおりに実行されます。 |
|
| 以前は、CX Cloud Agent NextGen 2.0.1をアップグレードするパッチが失敗していました。この問題は解決されており、お客様はNextGenアップグレードを正常に実行できます。 |
既知の障害
このセクションでは、このリリースのすべての既知の不具合を示します。
| 識別子 |
見出し |
| Settings > Asset Group > Create Asset Groupで、顧客が資産グループの作成、削除、および変更を要求すると、エラーが表示されて要求を完了できません。 |
|
| CX CloudヘルプのQuick Tour Userグループのセットアップ機能とAssetグループのセットアップ機能が期待どおりに動作しなかったり、エラーメッセージが表示されたり、Asset Groupページに間接的にリダイレクトされたりします。 |
|
| お客様とTACエンジニアは、Assets for Campus Network Success TrackでRPRスキャンの失敗に関するサポートリクエストを提出する際に、Rapid Problem Resolution(RPR)スキャンの添付ファイルを表示することはできません。 |
|
| NextGen 2.0.0からのCX Cloud Agent NextGen 2.0.2アップグレードがInitialized状態のままになり、お客様がNextGen 2.0.2アップグレードパッチを完了できなくなります。 |
|
| AWSパフォーマンス不具合 | |
| CSCwb82901 | 現在、お客様はHelpメニューからPrivacy Data Sheetにアクセスできません。アクセスすると、エラーメッセージが表示されます。 |
| Settings > Insights > Compliance > Rule ViolationsのAffected AssetsタブとViolationsタブの背景色が、ポータルの他のタブと一致していません。 |
|
| EMEAおよびAPJCリージョンで新しくオンボーディングされたお客様の自動スキーマはDynamoデータベースに作成されていないため、Syslogや障害が処理されません。 |
|
更新履歴
| 改定 | 発行日 | コメント |
|---|---|---|
1.0 |
30-Jun-2022 |
初版 |
フィードバック