PX Cloudリリースノート2023年3月

概要

Partner Experience（PX）Cloud は、統合されたダッシュボード、パートナーオファー、学習情報などを含む、シスコパートナー様がシスコおよびお客様とつながるためのポータルです。PX Cloudを使用すると、パートナーはお客様のCX Cloud情報にアクセスして、提供するサービスを拡張する機会を特定できます。また、PX Cloudは、パートナー様がシスコの知見をカスタマーサクセスプラクティスツールに統合できる包括的なAPIセットも提供しています。

オンボーディング後、URL https://pxcloud.cisco.comを使用してPX Cloudに移動し、CCO(Cisco ID)クレデンシャルを使用してログインします。

最新情報

このセクションのリリースノートでは、2023年3月のリリースで利用可能になる機能について詳しく説明します。

自動オンボード

今後7日間で開始または開始が予定されているCisco+サブスクリプションを持つCisco+パートナー、またはアクティブ、署名済み、または期限切れのレベル1、レベル2、またはレベル3契約を既に開始しているか、今後21日間で開始が予定されているSuccess Trackパートナーは、手動による承認を待たずにPX Cloudオンボーディングを開始する資格が自動的に得られるため、PX Cloudのビジネスやカスタマーインサイトに迅速にアクセスできます。

自動オンボーディング通知とウォークスルー

新しいPartner Self Service(PSS)管理者は、5 ～ 21日以内にSuccess Track契約を結ぶか、1 ～ 7日以内にシスコ以上のサブスクリプションを結ぶと、PX Cloudの概要リンクが記載されたオンボーディング前の電子メールを受け取ります。

サクセストラック契約がすでに開始または1日以内に開始しているPSS管理者、またはすでに開始または1日以内に開始しているCisco+サブスクリプションのPSS管理者にウェルカムメールが送信されます。このEメールにはPX Cloudログインリンクが含まれており、PSS管理者はガイド付きウォークスルー(ホームページで利用可能)を使用してオンボーディングプロセスを開始できます。また、PX Cloud管理者として続行することもできます。

データアクセス要求の詳細の表示

リクエストの保留中にPX Cloud管理者がCX Cloudデータアクセス要求の詳細を表示できるように機能強化されています。リクエストが作成された日時やユーザなどの情報が表示されます。アクセス権が付与されると、Summaryタブ(以前のAccess Summaryタブ)に、パートナーユーザがアクセス権を持つお客様のポートフォリオ内のすべてのSuccessトラックが一覧表示されます。要求履歴は、Request Historyタブで表示できます。

CX Cloudの連絡先の詳細

パートナー管理者は、お客様のデータアクセス要求への応答を待っており、お客様のCX Cloudスーパー管理者が担当者詳細の共有に同意した場合は、その担当者の連絡先情報を確認できます。これにより、PX Cloud Partner Administratorがお客様のSuper Administratorに接続し、データアクセス要求を迅速に処理するように依頼できます。

CX Cloudの顧客アカウントには、複数のSuper Administratorを設定できます。現在、スーパー管理者の名前と電子メールIDを使用できます。

PX Cloudの連絡先情報の表示

お客様のデータへのアクセスを待機しているPX Cloud管理者は、お客様のPX Cloudスーパーアドミニストレータに接続することで、リクエストを迅速に処理できるCX Cloudの主要連絡先を表示できるようになりました。同意が得られた場合、PX Cloud管理者は写真、名前、電子メールID、電話番号、および使用可能な連絡先のロールにアクセスできます。

次のPX Cloudの連絡先の連絡先情報を参照できます。

• カスタマーサクセスプラクティスリーダー
• カスタマーサクセスマネージャ
• すべての管理者

PX Cloudから入手できるCX Cloudビュー

お客様が付与したアクセス権により、PX Cloudのパートナーアドミニストレーター、エグゼクティブ、CSPL、CSM、Customer Success Specialistは、ライフサイクル、資産とカバレッジ、アドバイザリ、サブスクリプション、インサイトタイル、およびすべてのサクセストラックを含むお客様のCX CloudデータをCX Cloud内からリアルタイムで確認できるようになり、お客様を迅速に支援しながらリスクを特定して成果をにつなげることができます。これを行うには、Customerの詳細ページでView in CX Cloudをクリックして、PX CloudからCX Cloudアプリケーションを相互起動します。

注：CX Cloudビューに表示される情報は、お客様が承認したアクセス権に基づいて作成されたパートナープロファイルのアクセスポリシーに基づいています。PX Cloudのユーザは、パートナー名、契約番号、CX Cloudで入手可能な財務番号などの機密情報を表示できません。また、この相互起動の一部としてCasesタイルを表示することはできません。

パートナーによるPX Cloudへの洞察へのアクセス

CX Cloudの機能強化により、シスコパートナーは、購入済みの適格なSuccessトラックすべてについて、お客様のSoftware、Crash Risk、Fault Management、Compliance、およびConfigurationの各タブに対して読み取り専用アクセスが可能になり、お客様の問題の調査と解決をサポートできるようになりました。

リクエストの承認が更新されました

CX Cloudが更新され、PX Cloudパートナーおよびパートナーユーザのアクセス権がポートフォリオレベルで付与されるようになりました。

言語の設定を維持

PX CloudユーザがCX Cloudに対して相互起動すると、PX CloudのPX Cloudユーザが選択した言語設定がCX Cloudで維持されます。

拡張PX Cloudインターフェイス

PX Cloudは、より優れたカスタマーエクスペリエンスを提供するために、次のように再設計されました。

Home page:

• プライマリナビゲーションバーが再設計され、より多くの情報をスクロールすることなくウィンドウに表示できるようになりました

CX Cloud Accounts、Services Contracts、Cisco+ Contracts、およびPartner Offers ページ：

• CX Cloud Accounts、Service Contracts、およびCisco+ Contractsタブは、左側のナビゲーションに表示されるメニュー項目に変換されています
• セカンダリナビゲーションバーの下の左側に、ビジュアルフィルタがフィルタとして表示されるようになりました
• すべてのフィルタをクリアするには、Clear Allオプションを使用できます
• Search機能がウィンドウの左側に移動しました

「顧客詳細」ウィンドウの更新

PX CloudのCustomer詳細ウィンドウが更新され、ユースケースがCustomer details > PortfolioタブのSuccess Tracksにリストされるようになりました。ユースケースフィルタが削除されました。各ユースケースの現在のCXライフサイクルの概要情報が表示され、ユースケースをクリックすると、関連する顧客導入ライフサイクルチェックリストを表示できます。

「資産」タブと「勧告」タブが使用できなくなりました

PX Cloudが更新され、Assets & CoverageタブとAdvisoriesタブがSuccess Tracks詳細ページから削除されました。適切な権限を持つパートナーは、PX CloudポータルからCX Cloudを起動してこの情報を表示できるようになりました。

ATX/ACCオファーページの変更

PX Cloudが更新され、CX Cloudポータルの機能に合わせて、次のAsk-the-Expert(ATX)およびAccelerator(ACC)オファーページからサムネイルプレビューが削除されました。

• 未公開
• プレビュー
• 公開済み

Partner OfferページのListビューとCardビューを切り替えるために使用されるトグルボタンも削除されました。リストビューは残りの唯一のオプションです。

不具合

解消された不具合

このリリースには解決された不具合はありません。

既知の障害

このセクションでは、このリリースの既知の不具合について説明します。