Field Notice:FN70618：設定のバックアップを有効にするとCisco Identity Services Engine(ISE)Application Serverが予期せず再起動する可能性

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Updated: 2020 年 10 月 22 日

Document ID:FN70618

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポートコンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

通知

この Field Notice は現状のままで提供され、市場性の保証を含むいっさいの保証、あるいはサービス保証を示唆するものではありません。この Field Notice での情報、あるいは、この Field Notice からのリンク先資料はお客様ご自身の責任においてご使用をお願いいたします。シスコでは、任意の時点でこの Field Notice を変更あるいはアップデートする権利を留保いたします。

改訂履歴

改訂	発行日	注釈
1.0	2010年10月16日	初版リリース
1.1	2020年10月22日	「障害情報」セクションの更新

影響を受ける製品

影響を受ける OS タイプ	影響を受けるソフトウェア製品	影響を受けるリリース	影響を受けるリリース番号	注釈
IOS 以外	Identity Services Engine システムソフトウェア	2	2.4.0, 2.6.0, 2.7.0	2.4.Xでは、パッチ11以前のすべてのパッチ 2.6.Xでは、パッチ6以前のすべてのパッチ 2.7.X用、パッチ1以前

障害情報

障害 ID	見出し
0.CSCvs05260	設定バックアップのキャンセルによるISEアプリケーションサーバのクラッシュまたは再起動

事象の説明

設定のバックアップが有効な場合、Cisco Identity Services Engine(ISE)アプリケーションサーバが予期せず再起動する可能性があります。

背景

この問題の特定のトリガーは、バックアップ操作の進行中にISEシステム設定のバックアップがキャンセルされた場合です。この状況が発生した場合、関連する設定ロックファイルは完全にはクリアされません。その結果、次に設定バックアップがトリガーされると、コアファイルが生成され、ISEシステムは設定ロックファイルをクリアせずにアプリケーションサーバを再起動します。

事象の症状

該当するISEバージョンでは、バックアップオペレーションの進行中にISEシステム設定のバックアップがキャンセルされると、次の3つの症状がすべて発生します。

コアファイルが生成され、次に示すようにCLIコマンドで見つけることができます。注意してください ISEシステムのホスト名を表し、各ISEシステムに固有のプロセスID番号を表します。

/admin# dir disk:/corefiles Directory of disk:/corefiles 33522660 Oct 08 2020 10:24:36 core. .jsvc. .gz 33519169 Oct 08 2020 06:07:24 core. .jsvc. .gz 33527425 Oct 08 2020 10:27:40 core. .jsvc. .gz 33526745 Oct 08 2020 10:22:34 core. .jsvc. .gz Usage for disk: filesystem 38951612416 bytes total used 1049946939392 bytes free 1147196649472 bytes available /admin#
次の図に示すように、設定のバックアップの進行状況が0%のままになります。
ISEアプリケーションログファイルには、次の例外が反映されます。

#show logging application appserver/catalina.out --------------------------------------------------------------------------- From hs_error file: # Problematic frame: # C [libc.so.6+0x13e638] __strchr_sse42+0x68 # ---------------------------------------------------------------------------

暫定的な回避策と解決策

この問題を解決するには、次のリリースに示すようにISEシステムソフトウェアをアップグレードします。

ISE 2.4パッチ12以降
ISE 2.6パッチ7以降
ISE 2.7 Patch 2以降
ISE 3.0以降

一時的な回避策として、ISEシステム全体を再起動し、設定のバックアップ（手動またはスケジュール）を実行します。システムを完全に再起動すると、設定ロックファイルがクリアされ、設定のバックアップが中断されずに実行されます。設定のバックアップ操作は、未解決の設定ロックファイルが再び発生するため、進行中にキャンセルしないでください。

詳細情報

この Field Notice に関するご質問などのお問い合せにつきましては、お手数ですが、次のいずれかの方法でシスコシステムズ TAC（Technical Assistance Center）にお問い合せください。

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Field Notice:FN70618：設定のバックアップを有効にするとCisco Identity Services Engine(ISE)Application Serverが予期せず再起動する可能性 – ソフトウェアアップグレードを推奨

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