LISPフェーズ1でのマルチキャストの設定

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Updated: 2018 年 1 月 9 日

Document ID:212625

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポートコンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

概要

このドキュメントでは、Locator/ID Separation Protocol(LISP)を介したマルチキャスト実装のフェーズ1では、入力レプリケーションが使用されることを説明します。これは、ユニキャストルーティングロケータ(RLOC)コアがアイデンティティ情報(EID)マルチキャストの転送に使用されることを意味します。

前提条件

要件

LISPとマルチキャストに関する知識があることが推奨されます。

使用するコンポーネント

このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期（デフォルト）設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

設定

ネットワーク図

設定

フェーズ1は、マルチキャストパケットのユニキャストヘッドエンドレプリケーションをサポートします。

フェーズ1のサポートは、XE 3.13およびCisco IOS® 15.4(2)Tから開始します。
フェーズ1は、XE 3.13およびCisco IOS® 15.4(2)Tで開始されるIPv4 RLOCを介してIPv4 EIDをサポートします。
フェーズ1は、ソフトウェア定義アクセス(SDA)のVXLANカプセル化を使用したLISPの場合のみ、デフォルトのvrfのPolaris 16.6.1で開始するIPv6 EIDをサポートします。
フェーズ1は、IID(PIM VRFサポート)を使用したEID仮想ルーティングおよび転送(VRF)（セグメンテーション）をサポートします。
フェーズ1は、Any Source Multicast(ASM)およびSource Specific Multicast(SSM)モデルをサポートします。
フェーズ1は、スタティックルートプロセッサ(RP)構成のみをサポートします。
フェーズ1はRP冗長性をサポートしていません。
フェーズ1は、LISPおよび非LISP対応のソースサイトとレシーバサイトのさまざまな組み合わせをサポートします。
LISPマルチキャストは、LISPモビリティデータセンター相互接続(DCI)ソリューションとしてはサポートされません。

マルチキャストがネットワーク(pim sparse-mode/rp)ですでに設定されていると仮定します。

LISPでマルチキャストを有効にするには、LISP0またはLISP0.xxインターフェイスの下に「ip pim sparse-mode」を追加する必要があります。LISPインターフェイスでPIMを有効にすると、RPFに含まれます。LISPサイトを介して到達可能なプレフィックスのRPF情報は、LISPトンネルと、アップストリームサイトのRLOCアドレスで表されるネイバーで構成されます。

LISPトンネルを介して送信できるのは、join/pruneメッセージだけです。PIM Helloメッセージはサイト間で交換されません。PIM join/pruneメッセージは、アップストリームxTR（RPまたはソース）にユニキャストカプセル化されます。他のxTR/PxTRでは、Join/Pruneメッセージは表示されません。MVPNにはデフォルトMDTのアナログはありません。

マルチキャスト処理を行うには、LISPトンネルインターフェイスでPIMを有効にする必要があります。

EID仮想化では、EID VRFとともにLISPインスタンスIDが使用されます。EID VRF/LISPインスタンスIDごとにx=IIDが作成されるインターフェイスLISP0.x。

xTR1#sh run 
!
interface LISP0
 ip pim sparse-mode <<<< PIM under the LISP interface
!
interface LISP0.20
 ip pim sparse-mode <<<< PIM under the LISP interface
end

xTR1#sh ip pim int

Address          Interface                Ver/   Nbr    Query  DR         DR
                                          Mode   Count  Intvl  Prior
172.16.11.1      GigabitEthernet3.10      v2/S   1      30     1          172.16.11.2
10.1.255.1       LISP0                    v2/S   0      30     1          10.1.255.1

アクティブな送信元/レシーバがなく、PIM Helloがピア間で交換されないため、LISPインターフェイスを介したネイバーは表示されません。

xTR1#sh ip pim nei
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.11.2       GigabitEthernet3.10      01:43:52/00:01:34 v2    1 / DR S P G

SSM

グループに参加するようにCE2のインターフェイスlo10を設定します。グループとソースが指定されているため、(S,G)参加がトリガーされます。

CE2#conf t
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
CE2(config)#int lo10
CE2(config-if)#ip igmp join-group 232.1.1.10 source 172.16.251.1

*Nov 26 18:28:55.471: PIM(0): Insert (172.16.251.1,232.1.1.10) join in nbr 172.16.12.1's queue
*Nov 26 18:28:55.491: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 172.16.12.1
*Nov 26 18:28:55.491: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.1/32, 232.1.1.10), S-bit Join
*Nov 26 18:28:55.492: PIM(0): Send v2 join/prune to 172.16.12.1 (GigabitEthernet0/1.10)
*Nov 26 18:28:56.856: PIM(0): Send v2 join/prune to 172.16.12.1 (GigabitEthernet0/1.1

(S,G)mrouteがCE2上に作成されます。

CE2#sh ip mro 232.1.1.10
<…skip…>
(172.16.251.1, 232.1.1.10), 00:00:16/00:02:45, flags: sLTI
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.12.1
  Outgoing interface list:
    Loopback10, Forward/Sparse, 00:00:14/00:02:45

xTR2で何が起こるか確認しましょう。

Debug ip pim is enabled on xTR2.

CE2から(S,G)参加を受信します。

*Nov 26 18:38:19.641: PIM(0): Received v2 Join/Prune on GigabitEthernet3.10 from 172.16.12.2, to us
*Nov 26 18:38:19.641: PIM(0): Join-list: (172.16.251.1/32, 232.1.1.10), S-bit set

172.16.251.1はxTR1からのEIDであり、RIBにはまだ存在しません。このため、送信元IP 172.16.251.1のRPFルックアップが失敗し、LISPルックアップがトリガーされます。したがって、RPFインターフェイスはLISPトンネルです。

*Nov 26 18:38:19.641: PIM(0): RPF Lookup failed for 172.16.251.1
*Nov 26 18:38:19.643: PIM(0): Add GigabitEthernet3.10/172.16.12.2 to (172.16.251.1, 232.1.1.10), Forward state, by PIM SG Join
*Nov 26 18:38:19.650: PIM(0): Insert (172.16.251.1,232.1.1.10) join in nbr 10.1.11.1's queue

xTR2#sh ip rpf 172.16.251.1
RPF information for ? (172.16.251.1)
  RPF interface: LISP0
  RPF neighbor: ? (10.1.11.1)
  RPF route/mask: 172.16.251.1/32
  RPF type: unicast ()
  Doing distance-preferred lookups across tables
  RPF topology: ipv4 multicast base

その後、(S,G)結合が構築され、LISPインターフェイスを介してRLOC 10.1.11.1を介して送信元に送信されます。

*Nov 26 18:38:19.650: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 10.1.11.1
*Nov 26 18:38:19.650: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.1/32, 232.1.1.10), S-bit Join
*Nov 26 18:38:19.650: PIM(0): Adding LISP Unicast transport attribute in join/prune to 10.1.11.1 (LISP0)
*Nov 26 18:38:19.650: PIM(0): Send v2 join/prune to 10.1.11.1 (LISP0)

JoinはユニキャストLISPヘッダーにカプセル化されます。カプセル化されたパケットの送信元IPは、パケットが送信されるインターフェイスのRLOCです。宛先IPは、マルチキャストソースのEIDに到達できるxTRのRLOCアドレスです。

xTR2#sh ip lisp map-cache 172.16.251.1
LISP IPv4 Mapping Cache for EID-table default (IID 0), 4 entries

172.16.251.1/32, uptime: 02:18:16, expires: 21:41:44, via map-reply, complete
  Sources: map-reply
  State: complete, last modified: 02:18:16, map-source: 10.1.11.1
  Idle, Packets out: 41(4838 bytes) (~ 01:21:15 ago)
  Locator    Uptime    State      Pri/Wgt
  10.1.11.1  02:18:16  up         100/100
    Last up-down state change:         02:18:16, state change count: 1
    Last route reachability change:    02:18:16, state change count: 1
    Last priority / weight change:     never/never
    RLOC-probing loc-status algorithm:
      Last RLOC-probe sent:            never

Joinを送信できるようにするには、PIMネイバーが必要です。RPF情報が取得されると、PIMは対応するRLOCへのネイバーを明示的に作成します。PIM HelloがLISPトンネルを通過しないため、ネイバーは通常の方法では作成されません。

xTR2#sh ip pim nei
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.12.2       GigabitEthernet3.10      01:57:04/00:01:30 v2    1 / DR S P G
10.1.11.1         LISP0                    00:00:48/00:01:10 v2    0 /

マルチキャストパケットのWiresharkキャプチャを図に示します。

外部の送信元および宛先IPは、ローカルおよびリモートのRLOCです。ユニキャストレプリケーションを使用すると予想されます。

内部ソースIPはLISP0インターフェイスから取得されました。

xTR2#sh int LISP0 | i unn  
  Interface is unnumbered. Using address of Loopback0 (10.1.255.2)

内部宛先IPは、PIMメッセージに使用されるマルチキャストアドレス224.0.0.13です。

xTR2で(172.16.251.1, 232.1.1.10)mrouteに対してIILはLISP0インターフェイスであり、OILはCE2をポイントします。

xTR2#show ip mroute
<…skip…>
(172.16.251.1, 232.1.1.10), 00:00:36/00:02:55, flags: sT
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.11.1
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet3.10, Forward/Sparse, 00:00:36/00:02:55

xTR2#sh ip mfib 
<…skip…>
(172.16.251.1,232.1.1.10) Flags: HW
   SW Forwarding: 0/0/0/0, Other: 0/0/0
   HW Forwarding:   0/0/0/0, Other: 0/0/0
   LISP0 Flags: A
   GigabitEthernet3.10 Flags: F NS
     Pkts: 0/0

xTR1で、xTR2からのJoinが受信され、(S,G)mrouteが作成されました。

*Nov 26 18:38:19.464: PIM(0): Received v2 Join/Prune on LISP0 from 10.1.255.2
*Nov 26 18:38:19.464: PIM(0): J/P Transport Attribute, Transport Type: Unicast, to us
*Nov 26 18:38:19.464: PIM(0): Join-list: (172.16.251.1/32, 232.1.1.10), S-bit set
*Nov 26 18:38:19.467: PIM(0): Add LISP0/10.1.12.1 to (172.16.251.1, 232.1.1.10), Forward state, by PIM SG Join
*Nov 26 18:38:19.467: PIM(0): Insert (172.16.251.1,232.1.1.10) join in nbr 172.16.11.2's queue
*Nov 26 18:38:19.467: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 172.16.11.2
*Nov 26 18:38:19.467: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.1/32, 232.1.1.10), S-bit Join
*Nov 26 18:38:19.467: PIM(0): Send v2 join/prune to 172.16.11.2 (GigabitEthernet3.10) 

xTR1#sh ip mroute
<…skip…>
(172.16.251.1, 232.1.1.10), 00:01:00/00:03:28, flags: sT
  Incoming interface: GigabitEthernet3.10, RPF nbr 172.16.11.2
  Outgoing interface list:
    LISP0, 10.1.12.1, Forward/Sparse, 00:01:00/00:03:28 <<<< LISP in OIL

アップストリームxTR1は、Joinメッセージを受信したすべてのダウンストリームRLOCを追跡する必要があります。

xTRは、パケットを複製するRLOCのセットを記憶する必要があります。

したがって、アップストリームxTRの(_EIDs,G)エントリは、ユニキャストカプセル化の場合は次のようになります。

(EID_s,G)

Eth0/0

F LISP0、nexthop = RLOC1

F LISP0、nexthop = RLOC2

xTR1#sh ip mfib
<…skip…>
(172.16.251.1,232.1.1.10) Flags: HW
   SW Forwarding: 0/0/0/0, Other: 0/0/0
   HW Forwarding:   0/0/0/0, Other: 0/0/0
   GigabitEthernet3.10 Flags: A
   LISP0, 10.1.12.1 Flags: F NS <<<<
     Pkts: 0/0

注：xTR1には、インターフェイスLISP0を介したPIMネイバーがありません。

xTR1# sh ip pim nei
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.11.2       GigabitEthernet3.10      04:25:32/00:01:37 v2    1 / DR S P G

CE1で、(S,G)の参加が受信され、mrouteが作成されました。

CE1#sh ip mro 
<…skip…>
(172.16.251.1, 232.1.1.10), 02:16:45/00:03:08, flags: sT
  Incoming interface: Loopback10, RPF nbr 0.0.0.0
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/1.10, Forward/Sparse, 02:16:45/00:03:08

マルチキャストトラフィックは期待どおりに流れています。

CE1#ping 232.1.1.10 so lo10 rep 5
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 232.1.1.10, timeout is 2 seconds:
Packet sent with a source address of 172.16.251.1 

Reply to request 0 from 172.16.251.2, 11 ms
Reply to request 0 from 172.16.251.2, 15 ms
Reply to request 1 from 172.16.251.2, 14 ms
Reply to request 1 from 172.16.251.2, 15 ms
Reply to request 2 from 172.16.251.2, 12 ms
Reply to request 2 from 172.16.251.2, 16 ms
Reply to request 3 from 172.16.251.2, 9 ms
Reply to request 3 from 172.16.251.2, 13 ms
Reply to request 4 from 172.16.251.2, 9 ms
Reply to request 4 from 172.16.251.2, 9 ms

CE3にレシーバをもう1つ追加しましょう。

新しいRLOCのOIL内の追加エントリは、MRIBとMFIBに追加されます。

xTR1#sh ip mro 232.1.1.10
<…skip…>
(172.16.251.1, 232.1.1.10), 02:28:36/00:03:25, flags: sT
  Incoming interface: GigabitEthernet3.10, RPF nbr 172.16.11.2
  Outgoing interface list:
    LISP0, 10.1.13.1, Forward/Sparse, 00:01:34/00:02:57
    LISP0, 10.1.12.1, Forward/Sparse, 02:28:36/00:03:25

xTR1#sh ip mfib 232.1.1.10
<…skip…>
(172.16.251.1,232.1.1.10) Flags: HW
   SW Forwarding: 0/0/0/0, Other: 0/0/0
   HW Forwarding:   10/0/118/0, Other: 0/0/0
   GigabitEthernet3.10 Flags: A
   LISP0, 10.1.13.1 Flags: F NS
     Pkts: 0/0
   LISP0, 10.1.12.1 Flags: F NS
     Pkts: 0/0

図に示すように、コアインターフェイスの232.1.1.10へのトラフィックの送信を開始する場合。

図に示すように、カプセル化されたパケットの宛先はxTR2のRLOCです。

パケットの宛先IPは、xTR3のRLOCです。

マルチキャストフローは2つのユニキャストストリームに複製され、コア経由で送信されます。

ASM

注：スタティックRPのみがサポートされます。RP冗長性はサポートされていません。

ソースレジスタが最初

CE1からグループ225.1.1.10にマルチキャストを送信します。CE1はファーストホップルータ(FHR)であるため、RP(CE4)にユニキャストレジスタメッセージをトリガーします。レシーバがないため、CE1はRegister-Stopを受信し、mrouteエントリを作成します。

CE1#ping 225.1.1.10 so lo10
Type escape sequence to abort.
Sending 1, 100-byte ICMP Echos to 225.1.1.10, timeout is 2 seconds:
Packet sent with a source address of 172.16.251.1 

*Nov 27 14:29:04.083: PIM(0): Check RP 172.16.251.4 into the (*, 225.1.1.10) entry
*Nov 27 14:29:04.084: PIM(0): Building Triggered (*,G) Join / (S,G,RP-bit) Prune message for 225.1.1.10
*Nov 27 14:29:04.089: PIM(0): Adding register encap tunnel (Tunnel0) as forwarding interface of (172.16.251.1, 225.1.1.10).
*Nov 27 14:29:04.112: PIM(0): Received v2 Register-Stop on GigabitEthernet0/1.10 from 172.16.251.4
*Nov 27 14:29:04.112: PIM(0):   for source 172.16.251.1, group 225.1.1.10
*Nov 27 14:29:04.113: PIM(0): Removing register encap tunnel (Tunnel0) as forwarding interface of (172.16.251.1, 225.1.1.10).
*Nov 27 14:29:04.113: PIM(0): Clear Registering flag to 172.16.251.4 for (172.16.251.1/32, 225.1.1.10).

CE1#sh ip mro 225.1.1.10
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:02:16/stopped, RP 172.16.251.4, flags: SPF
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.11.1
  Outgoing interface list: Null

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:02:16/00:00:43, flags: PFT
  Incoming interface: Loopback10, RPF nbr 0.0.0.0
  Outgoing interface list: Null

RP側でも予想されるイメージです。CE1からRegisterメッセージを受信すると、RP(CE4)はRegister-Stopを返信し、必要なmrouteを作成します。

CE4#
*Nov 27 14:24:06.810: PIM(0): Received v2 Register on GigabitEthernet0/1.10 from 172.16.251.1
*Nov 27 14:24:06.810:      for 172.16.251.1, group 225.1.1.10
*Nov 27 14:24:06.811: PIM(0): Check RP 172.16.251.4 into the (*, 225.1.1.10) entry
*Nov 27 14:24:06.812: PIM(0): Adding register decap tunnel (Tunnel0) as accepting interface of (*, 225.1.1.10).
*Nov 27 14:24:06.814: PIM(0): Adding register decap tunnel (Tunnel0) as accepting interface of (172.16.251.1, 225.1.1.10).
*Nov 27 14:24:06.815: PIM(0): Send v2 Register-Stop to 172.16.251.1 for 172.16.251.1, group 225.1.1.10
CE4#
*Nov 27 14:24:11.207: PIM(0): Building Periodic (*,G) Join / (S,G,RP-bit) Prune message for 224.0.1.40

CE4#sh ip mro 225.1.1.10
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:00:31/stopped, RP 172.16.251.4, flags: SP
  Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0
  Outgoing interface list: Null

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:00:31/00:02:28, flags: P
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.14.1
  Outgoing interface list: Null

CE1#sh run | i source
ip pim register-source Loopback10

xTR1およびxTR4では、マルチキャストトラフィックがまだ受信されていないため、何も変更されていません。

レシーバが最初に着信

デバイスCE3のインターフェイスLo10にレシーバを設定します。

CE3#conf t
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
CE3(config)#int lo10
CE3(config-if)#ip igmp join-group 225.1.1.10
CE3(config-if)#end

(*,Join)がトリガーされ、mrouteが作成されます。すべて予想される。

CE3#
*Nov 27 14:48:46.271: PIM(0): Check RP 172.16.251.4 into the (*, 225.1.1.10) entry
*Nov 27 14:48:46.272: PIM(0): Building Triggered (*,G) Join / (S,G,RP-bit) Prune message for 225.1.1.10
*Nov 27 14:48:46.272: PIM(0): Upstream mode for (*, 225.1.1.10) changed from 0 to 1
*Nov 27 14:48:46.274: PIM(0): Insert (*,225.1.1.10) join in nbr 172.16.13.1's queue
*Nov 27 14:48:46.275: PIM(0): Building Triggered (*,G) Join / (S,G,RP-bit) Prune message for 225.1.1.10
*Nov 27 14:48:46.284: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 172.16.13.1
*Nov 27 14:48:46.284: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.4/32, 225.1.1.10), WC-bit, RPT-bit, S-bit Join
*Nov 27 14:48:46.285: PIM(0): Send v2 join/prune to 172.16.13.1 (GigabitEthernet0/1.10)

CE3#sh ip mro
< …skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:26:23/00:02:42, RP 172.16.251.4, flags: SJCL
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.13.1
  Outgoing interface list:
    Loopback10, Forward/Sparse, 00:26:23/00:02:42

(*, 224.0.1.40), 21:32:32/00:02:03, RP 172.16.251.4, flags: SJPCL
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.13.1
  Outgoing interface list: Null

xTR3は(*,225.1.1.10) Joinを受信します。(*,G) JoinがRPに送信されます。xTR3はRP(172.16.251.4)のRLOCをチェックします。 LISPを介して到達可能なため、適切なRLOCへのPIMネイバーが作成されます。この場合は、10.1.14.1 です。

xTR3#
*Nov 27 14:30:23.229: PIM(0): Received v2 Join/Prune on GigabitEthernet0/2.10 from 172.16.13.2, to us
*Nov 27 14:30:23.229: PIM(0): Join-list: (*, 225.1.1.10), RPT-bit set, WC-bit set, S-bit set
*Nov 27 14:30:23.231: PIM(0): Check RP 172.16.251.4 into the (*, 225.1.1.10) entry
*Nov 27 14:30:23.233: PIM(0): Add GigabitEthernet0/2.10/172.16.13.2 to (*, 225.1.1.10), Forward state, by PIM *G Join
*Nov 27 14:30:23.247: PIM(0): Building Triggered (*,G) Join / (S,G,RP-bit) Prune message for 225.1.1.10
*Nov 27 14:30:23.247: PIM(0): Upstream mode for (*, 225.1.1.10) changed from 0 to 1
*Nov 27 14:30:23.248: PIM(0): Insert (*,225.1.1.10) join in nbr 10.1.14.1's queue
xTR3#
*Nov 27 14:30:23.259: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 10.1.14.1
*Nov 27 14:30:23.259: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.4/32, 225.1.1.10), WC-bit, RPT-bit, S-bit Join
*Nov 27 14:30:23.260: PIM(0): Send v2 join/prune to 10.1.14.1 (LISP0)

xTR3#sh ip pim nei
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.13.2       GigabitEthernet0/2.10    21:54:17/00:01:27 v2    1 / DR S P G
10.1.14.1         LISP0                    00:26:16/00:01:35 v2    0 /

図に示すように、Wiresharkのキャプチャを確認します。

外部IP送信元はローカルRLOCで、外部IP宛先はリモートRLOCです。内部ソースは、LISP0インターフェイス用に取得されたIPアドレスです。内部宛先IPアドレスは、通常のPIMマルチキャストアドレス224.0.0.13です。

(*,G)mrouteが作成されます。RPの着信インターフェイス/RPFはLISP0インターフェイスです。

xTR3#sh ip mro 225.1.1.10
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:42:51/00:03:25, RP 172.16.251.4, flags: S
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.14.1
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/2.10, Forward/Sparse, 00:42:51/00:03:25

xTR3#sh int LISP0 | i address
  Interface is unnumbered. Using address of Loopback0 (10.1.255.3)

xTR4で(*,G) JoinがLISPトンネルから受信されます。適切なmrouteが作成されます。

xTR4#
*Nov 27 14:38:20.880: PIM(0): Received v2 Join/Prune on LISP0 from 10.1.255.3, to us
*Nov 27 14:38:20.881: PIM(0): Join-list: (*, 225.1.1.10), RPT-bit set, WC-bit set, S-bit set
*Nov 27 14:38:20.883: PIM(0): Check RP 172.16.251.4 into the (*, 225.1.1.10) entry
*Nov 27 14:38:20.883: PIM(0): Building Triggered (*,G) Join / (S,G,RP-bit) Prune message for 225.1.1.10
*Nov 27 14:38:20.884: PIM(0): Add LISP0/10.1.13.1 to (*, 225.1.1.10), Forward state, by PIM *G Join
*Nov 27 14:38:20.885: PIM(0): Building Triggered (*,G) Join / (S,G,RP-bit) Prune message for 225.1.1.10
*Nov 27 14:38:20.885: PIM(0): Upstream mode for (*, 225.1.1.10) changed from 0 to 1
xTR4#
*Nov 27 14:38:20.885: PIM(0): Insert (*,225.1.1.10) join in nbr 172.16.14.2's queue
*Nov 27 14:38:20.886: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 172.16.14.2
*Nov 27 14:38:20.886: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.4/32, 225.1.1.10), WC-bit, RPT-bit, S-bit Join
*Nov 27 14:38:20.887: PIM(0): Send v2 join/prune to 172.16.14.2 (GigabitEthernet0/2.10)

xTR4#sh ip mro 225.1.1.10
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:45:05/00:02:56, RP 172.16.251.4, flags: S
  Incoming interface: GigabitEthernet0/2.10, RPF nbr 172.16.14.2
  Outgoing interface list:
    LISP0, 10.1.13.1, Forward/Sparse, 00:45:05/00:02:56

この場合、xTR4にPIMネイバーは作成されません。CE4へのPIMネイバーのみが存在します。

xTR4#sh ip pim nei
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.14.2       GigabitEthernet0/2.10    22:00:37/00:01:20 v2    1 / DR S P G

RPの観点からは、すべてが想定されています。(*,G)mrouteが作成されます。

CE4#
*Nov 27 14:41:55.907: PIM(0): Building Periodic (*,G) Join / (S,G,RP-bit) Prune message for 224.0.1.40
CE4#
*Nov 27 14:42:11.841: PIM(0): Received v2 Join/Prune on GigabitEthernet0/1.10 from 172.16.14.1, to us
*Nov 27 14:42:11.841: PIM(0): Join-list: (*, 225.1.1.10), RPT-bit set, WC-bit set, S-bit set
*Nov 27 14:42:11.844: PIM(0): Check RP 172.16.251.4 into the (*, 225.1.1.10) entry
*Nov 27 14:42:11.845: PIM(0): Adding register decap tunnel (Tunnel0) as accepting interface of (*, 225.1.1.10).
*Nov 27 14:42:11.846: PIM(0): Add GigabitEthernet0/1.10/172.16.14.1 to (*, 225.1.1.10), Forward state, by PIM *G Join

CE4#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:00:11/00:03:18, RP 172.16.251.4, flags: S
  Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/1.10, Forward/Sparse, 00:00:11/00:03:18

(*, 224.0.1.40), 21:00:55/00:02:53, RP 172.16.251.4, flags: SJCL
  Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/1.10, Forward/Sparse, 21:00:55/00:02:53

最短パスツリー(SPT)スイッチオーバー

共有ツリーがすでに構築されていることを前提としています。

CE1は、送信元Lo10(172.16.251.1)から225.1.1.10へのトラフィックの送信を開始します。

CE1#ping 225.1.1.10 so lo10
Type escape sequence to abort.
Sending 1, 100-byte ICMP Echos to 225.1.1.10, timeout is 2 seconds:
Packet sent with a source address of 172.16.251.1
Reply to request 0 from 172.16.251.3, 77 ms

最初のマルチキャストパケットはユニキャストRegisterメッセージにカプセル化され、RPに送信されます。

.Nov 30 00:00:50.931: PIM(0): Check RP 172.16.251.4 into the (*, 225.1.1.10) entry
.Nov 30 00:00:50.932: MRT(0): (*,225.1.1.10), RPF change from  /0.0.0.0 to GigabitEthernet0/1.10/172.16.11.1
.Nov 30 00:00:50.932: PIM(0): Building Triggered (*,G) Join / (S,G,RP-bit) Prune message for 225.1.1.10
.Nov 30 00:00:50.933: MRT(0): Create (*,225.1.1.10), RPF (GigabitEthernet0/1.10, 172.16.11.1, 90/3072)
.Nov 30 00:00:50.936: MRT(0): Reset the z-flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:00:50.937: MRT(0): (172.16.251.1,225.1.1.10), RPF install from  /0.0.0.0 to Loopback10/0.0.0.0
.Nov 30 00:00:50.937: PIM(0): Adding register encap tunnel (Tunnel0) as forwarding interface of (172.16.251.1, 225.1.1.10).

レジスタパケットはRPでカプセル化解除され、共有ツリーを介してレシーバに送信されます。

.Nov 30 00:00:51.540: PIM(0): Received v2 Register on GigabitEthernet0/1.10 from 172.16.251.1
.Nov 30 00:00:51.541:      for 172.16.251.1, group 225.1.1.10
.Nov 30 00:00:51.542: PIM(0): Adding register decap tunnel (Tunnel0) as accepting interface of (172.16.251.1, 225.1.1.10).

(*,G)の発信インターフェイスと(S,G)の着信インターフェイスの間の一致により、(S,G)のプロキシ参加タイマーが開始され、フラグXが設定されます。トポロジ固有の状況(RP-on-a-stick)です。

CE4#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:00:37/stopped, RP 172.16.251.4, flags: S
  Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/1.10, Forward/Sparse, 00:00:37/00:02:52

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:00:26/00:02:33, flags: PX
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.14.1
  Outgoing interface list: Null

したがって、CE4は(S,G)Joinを送信元に送信し、(S,G)Pruneを送信しません。

.Nov 30 00:00:51.544: PIM(0): Insert (172.16.251.1,225.1.1.10) join in nbr 172.16.14.1's queue
.Nov 30 00:00:51.546: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 172.16.14.1
.Nov 30 00:00:51.546: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.1/32, 225.1.1.10), S-bit Join
.Nov 30 00:00:51.547: PIM(0): Send v2 join/prune to 172.16.14.1 (GigabitEthernet0/1.10)

同時に、図に示すように、カプセル化解除されたマルチキャストトラフィックが共有ツリーを介してレシーバに送信されます。

パケットキャプチャは、xTR4 g0/1インターフェイスで行われました。

最初のパケットでは、外部IP SRCとDSTは10.1.11.1と10.1.14.1です。

2番目のパケットでは、外部IP SRCとDSTはそれぞれ10.1.14.1と10.1.13.1です。

マルチキャストパケットの受信後、LHR CE3はSPTスイッチオーバーを開始します。(S,G)のMrouteを作成し、フラグJ,Tを設定する。(S,G)参加が送信元に送信されます。

.Nov 30 00:00:51.765: MRT(0): Set 'L' flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:00:51.766: MRT(0): Reset the z-flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:00:51.766: MRT(0): (172.16.251.1,225.1.1.10), RPF install from  /0.0.0.0 to GigabitEthernet0/1.10/172.16.13.1
.Nov 30 00:00:51.767: MRT(0): Set the T-flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:00:51.768: PIM(0): Insert (172.16.251.1,225.1.1.10) join in nbr 172.16.13.1's queue
.Nov 30 00:00:51.768: MRT(0): Create (172.16.251.1,225.1.1.10), RPF (GigabitEthernet0/1.10, 172.16.13.1, 90/3072)
.Nov 30 00:00:51.769: MRT(0): WAVL Insert interface: Loopback10 in (172.16.251.1,225.1.1.10) Successful
.Nov 30 00:00:51.770: MRT(0): set min mtu for (172.16.251.1, 225.1.1.10) 18010->18010
.Nov 30 00:00:51.771: MRT(0): Add Loopback10/225.1.1.10 to the olist of (172.16.251.1, 225.1.1.10), Forward state - MAC not built
.Nov 30 00:00:51.771: MRT(0): Set the J-flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:00:51.780: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 172.16.13.1
.Nov 30 00:00:51.780: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.1/32, 225.1.1.10), S-bit Join
.Nov 30 00:00:51.781: PIM(0): Send v2 join/prune to 172.16.13.1 (GigabitEthernet0/1.10)

CE3#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:01:36/stopped, RP 172.16.251.4, flags: SJCL
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.13.1
  Outgoing interface list:
    Loopback10, Forward/Sparse, 00:01:36/00:02:48

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:00:25/00:02:34, flags: LJT
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.13.1
  Outgoing interface list:
    Loopback10, Forward/Sparse, 00:00:25/00:02:48

xTR3はCE3から(S,G)参加を受信しています。送信元172.16.251.1のRPFをチェックしています。LISPルックアップをトリガーし、RLOC 10.1.11.1へのPIMネイバーをRLOC 10.1.14.1に追加して作成します。A(S,G)結合は、LISP0 RLOC 10.1.11.1経由で送信元172.16.255.1に送信されます

.Nov 30 00:00:51.104: PIM(0): Received v2 Join/Prune on GigabitEthernet0/2.10 from 172.16.13.2, to us
.Nov 30 00:00:51.105: PIM(0): Join-list: (172.16.251.1/32, 225.1.1.10), S-bit set
.Nov 30 00:00:51.105: PIM(0): RPF Lookup failed for 172.16.251.1
.Nov 30 00:00:51.108: MRT(0): Reset the z-flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:00:51.108: MRT(0): Create (172.16.251.1,225.1.1.10), RPF (unknown, 0.0.0.0, 0/0)
.Nov 30 00:00:51.109: MRT(0): WAVL Insert interface: GigabitEthernet0/2.10 in (172.16.251.1,225.1.1.10) Successful
.Nov 30 00:00:51.110: MRT(0): set min mtu for (172.16.251.1, 225.1.1.10) 18010->1500
.Nov 30 00:00:51.110: MRT(0): Add GigabitEthernet0/2.10/225.1.1.10 to the olist of (172.16.251.1, 225.1.1.10), Forward state - MAC built
.Nov 30 00:00:51.111: PIM(0): Add GigabitEthernet0/2.10/172.16.13.2 to (172.16.251.1, 225.1.1.10), Forward state, by PIM SG Join
.Nov 30 00:00:51.111: MRT(0): Add GigabitEthernet0/2.10/225.1.1.10 to the olist of (172.16.251.1, 225.1.1.10), Forward state - MAC built
.Nov 30 00:00:51.112: MRT(0): Set the PIM interest flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:00:51.128: MRT(0): (172.16.251.1,225.1.1.10), RPF change from  /0.0.0.0 to LISP0/10.1.11.1
.Nov 30 00:00:51.130: MRT(0): Set the T-flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:00:51.130: PIM(0): Insert (172.16.251.1,225.1.1.10) join in nbr 10.1.11.1's queue
.Nov 30 00:00:51.134: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 10.1.11.1
.Nov 30 00:00:51.134: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.1/32, 225.1.1.10), S-bit Join
.Nov 30 00:00:51.135: PIM(0): Send v2 join/prune to 10.1.11.1 (LISP0)

xTR3#sh ip pim nei
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.13.2       GigabitEthernet0/2.10    2d16h/00:01:20    v2    1 / DR S P G
10.1.11.1         LISP0                    00:00:19/00:01:39 v2    0 /
10.1.14.1         LISP0                    1d18h/00:01:39    v2    0 /

xTR3#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:01:29/stopped, RP 172.16.251.4, flags: S
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.14.1
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/2.10, Forward/Sparse, 00:01:29/00:02:57

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:00:19/00:02:40, flags: T
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.11.1
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/2.10, Forward/Sparse, 00:00:19/00:03:10

(*,G)と(S,G)のRPFインターフェイスは、共有ツリー(RLOC 10.1.14.1)とSPT(RLOC 10.1.11.1)で異なります。 xTR3からRPへのRPTビットおよびSビットの参加を伴う(S,G)Pruneメッセージをトリガーします。

.Nov 30 00:00:51.209: PIM(0): Insert (172.16.251.1,225.1.1.10) sgr prune in nbr 10.1.14.1's queue
.Nov 30 00:00:51.212: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 10.1.14.1
.Nov 30 00:00:51.212: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.4/32, 225.1.1.10), WC-bit, RPT-bit, S-bit Join
.Nov 30 00:00:51.213: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.1/32, 225.1.1.10), RPT-bit, S-bit Prune
.Nov 30 00:00:51.214: PIM(0): Send v2 join/prune to 10.1.14.1 (LISP0)


xTR3#sh ip pim nei
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.13.2       GigabitEthernet0/2.10    4d09h/00:01:19    v2    1 / DR S P G
10.1.11.1         LISP0                    00:00:58/00:01:02 v2    0 /
10.1.14.1         LISP0                    3d11h/00:01:34    v2    0 /

xTR1はxTR3から(S,G)参加を受信し、SPTビルドをトリガーします。(*,G)のRPFは、LISP経由で到達可能なRPです。RPFチェック用のPIMネイバーがRLOC 10.1.14.1に作成されます。(*,G)および(S,G)mrouteが作成されます。

.Nov 30 00:00:55.281: PIM(0): Received v2 Join/Prune on LISP0 from 10.1.255.3
.Nov 30 00:00:55.281: PIM(0): J/P Transport Attribute, Transport Type: Unicast, to us
.Nov 30 00:00:55.282: PIM(0): Join-list: (172.16.251.1/32, 225.1.1.10), S-bit set
.Nov 30 00:00:55.283: PIM(0): Check RP 172.16.251.4 into the (*, 225.1.1.10) entry
.Nov 30 00:00:55.283: MRT(0): Create (*,225.1.1.10), RPF (unknown, 0.0.0.0, 0/0)
.Nov 30 00:00:55.284: MRT(0): Reset the z-flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:00:55.284: MRT(0): (172.16.251.1,225.1.1.10), RPF install from  /0.0.0.0 to GigabitEthernet3.10/172.16.11.2
.Nov 30 00:00:55.284: MRT(0): Create (172.16.251.1,225.1.1.10), RPF (GigabitEthernet3.10, 172.16.11.2, 90/130816)
.Nov 30 00:00:55.285: MRT(0): WAVL Insert LISP interface: LISP0 in (172.16.251.1,225.1.1.10) Next-hop: 10.1.13.1 Outer-source: 0.0.0.0 Successful
.Nov 30 00:00:55.285: MRT(0): set min mtu for (172.16.251.1, 225.1.1.10) 18010->17892
.Nov 30 00:00:55.285: MRT(0): Set the T-flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:00:55.286: MRT(0): Add LISP0/10.1.13.1 to the olist of (172.16.251.1, 225.1.1.10), Forward state - MAC not built
.Nov 30 00:00:55.286: PIM(0): Add LISP0/10.1.13.1 to (172.16.251.1, 225.1.1.10), Forward state, by PIM SG Join
.Nov 30 00:00:55.286: MRT(0): Add LISP0/10.1.13.1 to the olist of (172.16.251.1, 225.1.1.10), Forward state - MAC not built

また、xTR1はRPから(S,G)参加を受信します。(S,G)にRLOC 10.1.14.1経由のOIL LISP0を追加する。

.Nov 30 00:00:55.295: PIM(0): Received v2 Join/Prune on LISP0 from 172.16.251.14
.Nov 30 00:00:55.295: PIM(0): J/P Transport Attribute, Transport Type: Unicast, to us
.Nov 30 00:00:55.295: PIM(0): Join-list: (172.16.251.1/32, 225.1.1.10), S-bit set
.Nov 30 00:00:55.295: MRT(0): WAVL Insert LISP interface: LISP0 in (172.16.251.1,225.1.1.10) Next-hop: 10.1.14.1 Outer-source: 0.0.0.0 Successful
.Nov 30 00:00:55.296: MRT(0): set min mtu for (172.16.251.1, 225.1.1.10) 17892->17892
.Nov 30 00:00:55.296: MRT(0): Add LISP0/10.1.14.1 to the olist of (172.16.251.1, 225.1.1.10), Forward state - MAC not built
.Nov 30 00:00:55.296: PIM(0): Add LISP0/10.1.14.1 to (172.16.251.1, 225.1.1.10), Forward state, by PIM SG Join
.Nov 30 00:00:55.297: MRT(0): Add LISP0/10.1.14.1 to the olist of (172.16.251.1, 225.1.1.10), Forward state - MAC not built

xTR1#sh ip mro

(*, 225.1.1.10), 00:00:27/stopped, RP 172.16.251.4, flags: SP
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.14.1
  Outgoing interface list: Null

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:00:27/00:02:31, flags: T
  Incoming interface: GigabitEthernet3.10, RPF nbr 172.16.11.2
  Outgoing interface list:
    LISP0, 10.1.14.1, Forward/Sparse, 00:00:27/00:03:01
    LISP0, 10.1.13.1, Forward/Sparse, 00:00:27/00:03:01

xTR4は、xTR3から(S,G)プルーニングを受信します。LISP0から10.1.13.1はOILから除外されます。

Nov 30 00:00:50.771: PIM(0): Received v2 Join/Prune on LISP0 from 10.1.255.3, to us
Nov 30 00:00:50.772: PIM(0): Join-list: (*, 225.1.1.10), RPT-bit set, WC-bit set, S-bit set
Nov 30 00:00:50.774: PIM(0): Update LISP0/10.1.13.1 to (*, 225.1.1.10), Forward state, by PIM *G Join
Nov 30 00:00:50.774: MRT(0): Update LISP0/10.1.13.1 in the olist of (*, 225.1.1.10), Forward state - MAC not built
Nov 30 00:00:50.775: PIM(0): Prune-list: (172.16.251.1/32, 225.1.1.10) RPT-bit set
Nov 30 00:00:50.776: PIM(0): Prune LISP0/10.1.13.1 from (172.16.251.1/32, 225.1.1.10)
Nov 30 00:00:50.776: MRT(0): Delete LISP0/10.1.13.1 from the olist of (172.16.251.1, 225.1.1.10) - deleted
	
xTR4#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:07:47/00:03:04, RP 172.16.251.4, flags: S
  Incoming interface: GigabitEthernet0/2.10, RPF nbr 172.16.14.2
  Outgoing interface list:
    LISP0, 10.1.13.1, Forward/Sparse, 00:07:47/00:03:04

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:00:26/00:02:33, flags:
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.11.1
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/2.10, Forward/Sparse, 00:00:26/00:03:03

xTR4#sh ip pim nei
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.14.2       GigabitEthernet0/2.10    4d09h/00:01:16    v2    1 / DR S P G
10.1.11.1         LISP0                    00:00:26/00:01:33 v2    0 /

RP(CE4)は、RPTビットが設定された(S,G)プルーニングを受信します。RPは共有ツリーから送信元をプルーニングする必要があります。RPが(S,G)プルーニングを送信元に向けて開始します。

.Nov 30 00:01:34.811: PIM(0): Received v2 Join/Prune on GigabitEthernet0/1.10 from 172.16.14.1, to us
.Nov 30 00:01:34.813: PIM(0): Prune-list: (172.16.251.1/32, 225.1.1.10) RPT-bit set
.Nov 30 00:01:34.818: MRT(0): Set the T-flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:01:34.818: PIM(0): Removing register decap tunnel (Tunnel0) as accepting interface of (172.16.251.1, 225.1.1.10).
.Nov 30 00:01:34.819: PIM(0): Installing GigabitEthernet0/1.10 as accepting interface for (172.16.251.1, 225.1.1.10).
.Nov 30 00:01:34.899: PIM(0): Insert (172.16.251.1,225.1.1.10) join in nbr 172.16.14.1's queue
.Nov 30 00:01:34.902: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 172.16.14.1
.Nov 30 00:01:34.903: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.1/32, 225.1.1.10), S-bit Join
.Nov 30 00:01:34.903: PIM(0): Send v2 join/prune to 172.16.14.1 (GigabitEthernet0/1.10)
.Nov 30 00:01:39.398: PIM(0): Insert (172.16.251.1,225.1.1.10) prune in nbr 172.16.14.1's queue
.Nov 30 00:01:39.399: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 172.16.14.1
.Nov 30 00:01:39.401: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.1/32, 225.1.1.10), S-bit Prune
.Nov 30 00:01:39.402: PIM(0): Send v2 join/prune to 172.16.14.1 (GigabitEthernet0/1.10)

CE4#sh ip mro
<…skip…>
(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:00:57/00:02:45, flags: PT
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.14.1
  Outgoing interface list: Null

xTR4は、RPによって開始された(S,G)プルーニングを受信し、FHR(CE1)に送信します。 Gi0/2.10はOILから除外されます。

Nov 30 00:01:38.620: PIM(0): Received v2 Join/Prune on GigabitEthernet0/2.10 from 172.16.14.2, to us
Nov 30 00:01:38.621: PIM(0): Prune-list: (172.16.251.1/32, 225.1.1.10)
Nov 30 00:01:38.622: PIM(0): Prune GigabitEthernet0/2.10/225.1.1.10 from (172.16.251.1/32, 225.1.1.10)
Nov 30 00:01:38.622: MRT(0): Delete GigabitEthernet0/2.10/225.1.1.10 from the olist of (172.16.251.1, 225.1.1.10)
Nov 30 00:01:38.624: MRT(0): Reset the PIM interest flag for (172.16.251.1, 225.1.1.10)
Nov 30 00:01:38.625: MRT(0): set min mtu for (172.16.251.1, 225.1.1.10) 1500->18010
Nov 30 00:01:38.626: PIM(0): Insert (172.16.251.1,225.1.1.10) prune in nbr 10.1.11.1's queue - deleted
Nov 30 00:01:38.628: PIM(0): Building Join/Prune packet for nbr 10.1.11.1
Nov 30 00:01:38.629: PIM(0):  Adding v2 (172.16.251.1/32, 225.1.1.10), S-bit Prune
Nov 30 00:01:38.630: PIM(0): Send v2 join/prune to 10.1.11.1 (LISP0) 

xTR4#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:08:19/00:02:32, RP 172.16.251.4, flags: S
  Incoming interface: GigabitEthernet0/2.10, RPF nbr 172.16.14.2
  Outgoing interface list:
    LISP0, 10.1.13.1, Forward/Sparse, 00:08:19/00:02:32

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:00:57/00:02:02, flags: PT
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.11.1
  Outgoing interface list: Null

xTR1はxTR4から(S,G)プルーニングを受信し、RLOC 10.1.14.1を介してOILからLISP0を削除します。

.Nov 30 00:01:47.450: PIM(0): Received v2 Join/Prune on LISP0 from 172.16.251.14
.Nov 30 00:01:47.450: PIM(0): J/P Transport Attribute, Transport Type: Unicast, to us
.Nov 30 00:01:47.450: PIM(0): Prune-list: (172.16.251.1/32, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:01:47.451: PIM(0): Prune LISP0/10.1.14.1 from (172.16.251.1/32, 225.1.1.10)
.Nov 30 00:01:47.451: MRT(0): Delete LISP0/10.1.14.1 from the olist of (172.16.251.1, 225.1.1.10) – deleted

xTR1#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:01:02/stopped, RP 172.16.251.4, flags: SP
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.14.1
  Outgoing interface list: Null

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:01:02/00:01:57, flags: T
  Incoming interface: GigabitEthernet3.10, RPF nbr 172.16.11.2
  Outgoing interface list:
    LISP0, 10.1.13.1, Forward/Sparse, 00:01:02/00:02:27

これで最終的な状態になります。

FHR(CE1)

CE1#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:01:46/stopped, RP 172.16.251.4, flags: SPF
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.11.1
  Outgoing interface list: Null

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:01:46/00:03:09, flags: FT
  Incoming interface: Loopback10, RPF nbr 0.0.0.0
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/1.10, Forward/Sparse, 00:01:46/00:02:39, A

xTR1

xTR1#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:01:02/stopped, RP 172.16.251.4, flags: SP
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.14.1
  Outgoing interface list: Null

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:01:02/00:01:57, flags: T
  Incoming interface: GigabitEthernet3.10, RPF nbr 172.16.11.2
  Outgoing interface list:
    LISP0, 10.1.13.1, Forward/Sparse, 00:01:02/00:02:27

xTR1#sh ip pim nei
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.11.2       GigabitEthernet3.10      16:23:01/00:01:29 v2    1 / DR S P G
10.1.14.1         LISP0                    00:01:02/00:01:55 v2    0 /

LHR(CE3)

CE3#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:10:10/stopped, RP 172.16.251.4, flags: SJCL
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.13.1
  Outgoing interface list:
    Loopback10, Forward/Sparse, 00:10:10/00:02:24

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:01:46/00:01:13, flags: LJT
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.13.1
  Outgoing interface list:
    Loopback10, Forward/Sparse, 00:01:46/00:02:24

xTR3

xTR3#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:09:05/00:03:15, RP 172.16.251.4, flags: S
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.14.1
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/2.10, Forward/Sparse, 00:09:05/00:03:15

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:01:44/00:01:15, flags: T
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.11.1
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/2.10, Forward/Sparse, 00:01:44/00:03:15

xTR3#sh ip pim nei
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.13.2       GigabitEthernet0/2.10    4d09h/00:01:30    v2    1 / DR S P G
10.1.11.1         LISP0                    00:01:44/00:01:14 v2    0 /
10.1.14.1         LISP0                    3d11h/00:01:46    v2    0 /

RP(CE4)

CE4#sh ip mro
<…skip…>
(*, 225.1.1.10), 00:09:10/00:03:17, RP 172.16.251.4, flags: S
  Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/1.10, Forward/Sparse, 00:09:10/00:03:17

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:01:45/00:02:35, flags: PT
  Incoming interface: GigabitEthernet0/1.10, RPF nbr 172.16.14.1
  Outgoing interface list: Null

xTR4

xTR4#sh ip mro
<…skip…>
 (*, 225.1.1.10), 00:09:05/00:02:44, RP 172.16.251.4, flags: S
  Incoming interface: GigabitEthernet0/2.10, RPF nbr 172.16.14.2
  Outgoing interface list:
    LISP0, 10.1.13.1, Forward/Sparse, 00:09:05/00:02:44

(172.16.251.1, 225.1.1.10), 00:01:44/00:01:15, flags: PT
  Incoming interface: LISP0, RPF nbr 10.1.11.1
  Outgoing interface list: Null

xTR4#sh ip pim nei
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.14.2       GigabitEthernet0/2.10    4d09h/00:01:25    v2    1 / DR S P G
10.1.11.1         LISP0                    00:01:44/00:01:47 v2    0 /

確認

現在、この設定に使用できる確認手順はありません。

トラブルシュート

現在、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。

出典

RFC 6831マルチキャスト環境向けLISP

シスコエンジニア提供

Dmytro Vishchuk
Cisco TAC Engineer