概要
このドキュメントでは、Cisco Nexus 9000シリーズスイッチにレイヤ2 EVPN over Segment Routing MPLSを導入/設定する方法について説明します。
前提条件
要件
BGP、OSPF、MPLS、LDP、RSVP、EVPN、セグメントルーティング(SR)に関する知識が必要
使用するコンポーネント
9.3.(3)で動作するCisco Nexusスイッチ93360YC-FX2
9.3.(3)で動作するCisco Nexusスイッチ93240YC-FX2
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
背景
レイヤ2 VPNを定義します。VPLS/L2-EVPNは、IP/MPLSネットワーク上の単一の論理スイッチアーキテクチャで、顧客の複数のブランチを接続するマルチポイントレイヤ2 VPNサービスです。
レイヤ2 EVPN-MPLS SR:
L2 EVPN over SR MPLSの制限事項:
- セグメントルーティングレイヤ2 EVPNフラッディングは、入力レプリケーションメカニズムに基づいています
- BUMトラフィックにEVPNタイプ3ルートを使用する
- MPLSコアはマルチキャストをサポートしない
- ARP抑制はサポートされていません
- VPCでの整合性チェックはサポートされていません
- 同じL2 EVIとL3 EVIを一緒に設定することはできません
設定
ネットワーク図
高度な設定手順:
- インストール機能
- Ipアドレスの設定 – アンダーレイ
- IGP-OSPFの設定
- MP-BGPの設定
- VLANとEVPNオーバーレイの設定
- レイヤ2のエンドホストの設定
確認
参考資料
『Segment Routing on Cisco Nexus 9500, 9300, 9200, 3200, and 3100 Platform Switches White paper』
セグメントルーティングMPLSでのレイヤ2 EVPNの設定