このドキュメントでは、サービス保証エージェント(SAA)の Raw HTTP 動作を設定する方法について説明します。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
Cisco IOS ルータ
Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0(5)T、12.0(21)S1
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメントの表記法の詳細は、「シスコ テクニカル ティップスの表記法」を参照してください。
この例では 5.0.0.2 がターゲットの HTTP サーバで、強調表示されているテキストは、プレーン テキストの username:password が base64 でエンコードされたものです。
(config)#rtr 6 config-rtr)#type http operation raw url http://5.0.0.2:1744/ (config-rtr)#http-raw-request (config-rtr-http-rr)#GET /cwb-ipm-etc/source/srcfile HTTP/1.0\r\n (config-rtr-http-rr)#Authorization: Basic aXBtOmNpc2Nv\r\n (config-rtr-http-rr)#\r\n (config-rtr-http-rr)#exit (config-rtr-http)#exit (config)#rtr schedule 6 start-time now
この例では 3.0.0.2 がプロキシ サーバで、5.0.0.2 はターゲットの HTTP サーバです。
(config)#rtr 6 (config-rtr)#type http operation raw url http://3.0.0.2 (config-rtr)#http-raw-request (config-rtr-http-rr)#GET http://5.0.0.2/index.html HTTP/1.0 \r\n (config-rtr-http-rr)#\r\n (config-rtr-http-rr)#exit (config-rtr-http)#exit (config)#rtr schedule 6 start-time now
この例では 3.0.0.2 がプロキシ サーバで、5.0.0.2 はターゲットの HTTP サーバです。強調表示されている最初のテキストは、プロキシ認証の proxyuser:proxypassword が base64 でエンコードされた文字列で、強調表示されている 2 つ目のテキストは、URL http://5.0.0.2/index.html の取得に必要なユーザ名/パスワード クレデンシャルが base64 でエンコードされた文字列です。
(config)#rtr 6 (config-rtr)#type http operation raw url http://3.0.0.2 (config-rtr)#http-raw-request (config-rtr-http-rr)#GET http://5.0.0.2/index.html HTTP/1.0 \r\n (config-rtr-http-rr)#Proxy-Authorization: Basic dGVzdDp0ZXN0\r\n (config-rtr-http-rr)#Authorization: Basic dTE1OTY5NjpQaXp6YTNnbw0K\r\n (config-rtr-http-rr)#\r\n (config-rtr-http-rr)#exit (config-rtr-http)#exit (config)#rtr schedule 6 start-time now
現在、この設定に使用できる確認手順はありません。
現在、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
26-Oct-2005 |
初版 |