概要
このドキュメントでは、スポンサー付きゲストアカウントのショートメッセージサービス(SMS)通知を設定するプロセスについて説明します。Cisco Identify Services Engine(ISE)はSMTP-to-SMSゲートウェイシステムを使用します。ISEはSimple Mail Transfer Protocol(SMTP)サーバに電子メールを送信し、サーバはSMS/SMSゲートウェイ経由でクレデンシャルを転送します。
- 電子メールメッセージはデフォルトの宛先(この場合はsms@cisco.com)に送信されます。
- メッセージがSMSゲートウェイに到着すると、テンプレートが検査され、携帯電話番号が検索されます。
- 次に、SMSゲートウェイはその番号にメッセージを転送します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
- Cisco ISEの手順に関する基本的な知識
- SMS/SMSゲートウェイシステムに関する基本的な知識
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、Cisco SMTP-to-SMS Gatewayシステムに基づくものです。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
警告
- SMS通知は、スポンサーが作成したゲストアカウントに対してのみ、自己登録ではサポートされません。
- ISEは、[Layout]フィールドでの変数置換のみをサポートします。[Destination]フィールドには、SMSゲートウェイアドレスのみを含める必要があります。[Destination]フィールドの「%mobilenumber%」などのHTMLタグを使用して、04xxxxxxx@sms-cisco.comを取得することはできません(Cisco Bug ID CSCtu25982)。
プロセス
- [Administration]ウィンドウで、[Web Portal Management] > [Sponsor Groups] を選択します。適切なスポンサーグループのSMS送信アクセス許可が「YES」に設定されていることを確認します。
- [Administration]メニューから、[System] > [Settings] > [SMTP Server] を選択します。SMTPサーバを設定します。
- [Administration]メニューから、[Web Portal Management] > [Settings] > [Sponsor] > [Language Template] > [Language] > [Configure SMS Text Notification] を選択します。件名、宛先(SMSゲートウェイの電子メールアドレス)、およびレイアウトを設定します。
関連情報