この実装では、シスコのデジタル加入者線(DSL)のルータは付加価値サービスを提供できず、イーサネット ブリッジへの非対称デジタル加入者線(ADSL)として機能します。したがって、LAN 上でインターネットへのアクセスを必要とする各 PC で Point-to-Point Protocol over Ethernet(PPPoE)クライアント ソフトウェアをロードする必要があります。
ヒント:シスコデバイスの設定に精通しておらず、手順ごとの設定を行う場合は、『PPPoEクライアントとして動作するPCの手順ごとの設定』を参照してください。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
Cisco DSLルータのATMインターフェイス(ADSLインターフェイス)に、ATM相手先固定接続(PVC)とカプセル化を設定します。
Cisco DSLルータでブリッジングを設定します。
Cisco DSLルータのIPルーティングを無効にします。
各PPPoEクライアントPCにPPPoEクライアントソフトウェアをロードします。
ソフトウェアベンダーまたはインターネットサービスプロバイダー(ISP)からの指示に従って、各PPPoEクライアントを設定します。たとえば、ドメイン名、ユーザ名、パスワードなど)。
このセクションでは、このドキュメントで説明する機能を設定するために必要な情報を提供しています。
注: このドキュメントで使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool(登録ユーザ専用)を使用してください。
ヒント:シスコデバイスの設定に精通しておらず、手順ごとの設定を行う場合は、『PPPoEクライアントとして動作するPCの手順ごとの設定』を参照してください。
このドキュメントでは、次の設定を使用しています。
PCがPPPoEクライアントとして機能するCisco DSLルータ |
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!--- Comments contain explanations and additional information. service timestamps debug datetime msec service timestamps log datetime msec ! no ip routing ! interface ethernet0 no shut no ip address no ip directed-broadcast bridge-group 1 ! interface atm0 no shut no ip address no ip directed-broadcast no atm ilmi-keepalive pvc <vpi/vci> encapsulation aal5snap !--- Common PVC values supported by ISPs are 0/35 or 8/35. !--- Confirm your PVC values with your ISP. ! bridge-group 1 ! bridge 1 protocol ieee ! end |
現在、この設定に使用できる確認手順はありません。
ADSLサービスが正常に動作していない場合は、『PPPoE PCクライアントのトラブルシューティング』を参照してください。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
25-Sep-2006 |
初版 |