このドキュメントでは、ROM モニタ(ROMmon)(rommon# プロンプト)でスタックした Cisco 1700 シリーズ ルータの回復方法について説明しています。
このドキュメントに関する固有の要件はありません。
このドキュメントの情報は、次のバージョンのハードウェアに基づくものです。
Cisco 1700 シリーズ ルータ
このマニュアルの情報は、特定のラボ環境に置かれたデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、使用前にその潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
表記法の詳細については、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
最初に、使用可能なデバイスごとに dir flash: コマンドを発行して、有効な Cisco IOS(R) ソフトウェア イメージを検索します。
rommon 3 > dir flash: File size Checksum File name 3307884 bytes (0x804b4c) 0x6ba0 c1700-ny-mz.121-6.bin rommon 4 >
そのイメージからのブートを試みます。イメージが有効な場合、これによって通常の操作モードに戻ります。
rommon 5 > boot flash:c1700-ny-mz.121-6.bin program load complete, entry point: 0x80008000, size: 0x804a30 Self decompressing the image : ################################### ########...
どのファイルも有効でない場合、次の 2 つのセクションで説明されている方式のいずれかを使用して、新しい IOS をダウンロードする必要があります。
注:Cisco 1700シリーズルータのCisco IOSイメージのバックアップがない場合は、Software Advisor(登録ユーザ専用)またはDownload Software areaツールから、TFTP Serverアプリケーションが稼働しているPCまたはワークステーションにCisco IOSイメージをダウンロードする必要があります。
ルータに新しい Cisco IOS イメージをすばやく再インストールする方法については、『ROM モニタ』ドキュメントの「TFTP ダウンロード コマンド変数」セクションを参照してください。
新しい Cisco IOS ソフトウェア イメージは、Xmodem を使用してコンソール ポート経由でダウンロードすることもできます。これを行うには、『ROMmon における Xmodem コンソール ダウンロード手順』に進んでください。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
14-Dec-2001 |
初版 |