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これらの設定コマンドは、シスコ 2524-2525、WIC-1DSU-56K4(56/64 Kbps DSU/CSU WAN インターフェイス カード)、および WIC-1DSU-T1(T1 およびフラクショナル T1 DSU/CSU WAN インターフェイス カード)のための統合 DSU/CSU モジュールに適用されます。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
このドキュメントに関しては個別の前提条件はありません。
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
service-module 56k clock rate {auto | 2.4 | 4.8 | 9.6 | 19.2 | 38.4 | 56 | 64}
service-module 56k clock rate コマンドでは、Digital Data Service(DDS)回線の速度を設定します。network-typeがswitchedに設定されている場合は、クロックレートは常に56kであるため、service-module 56k clock rateコマンドは適用されません(したがって、2線式56k CSU/DSUには適用されません)。
auto 設定では、クロック レートは回線から判断されます。auto を使用するには、clock source コマンドを line に設定する必要があります。クロック ソースが **internal** で、クロック レートが auto の場合、CSU/DSU ではクロックを生成するレートが認識されません。auto 設定は、バックツーバック設定では使用できません。
4 線式 CSU/DSU は、クロック レートが 64 のバックツーバック設定では使用できません。
このコマンドは 4 線式 56k CSU/DSU に適用されます。このコマンドは 2 線式 56k CSU/DSU には適用されません。
56
interface serial 0 service-module 56k clock rate 56
service-module 56k clock source {line | internal}
service-module 56k clock source コマンドでは、56k CSU/DSU モジュールを設定して、回線(電話会社の用語ではネットワーク)からのクロックのソースを受け入れるか、内部的にクロッキングが生成されます。このコマンドでは、CSU/DSU への Cisco 2524-2525 インターフェイスではなく、CSU/DSU モジュールが設定されます。どちらの設定でも、CSU/DSU から 2524-2525 インターフェイスがクロッキングされます。
大部分のアプリケーションでは、クロック ソース回線を使用して CSU/DSU を設定する必要があります。バックツーバック設定の場合、一方の CSU/DSU を clock source internal に設定し、もう一方の CSU/DSU を clock source line に設定します。
このコマンドは 4 線式 56k CSU/DSU に適用されますが、2 線式 56k CSU/DSU には適用されません。
line
interface serial 0 service-module 56k clock source line
service-module 56k data-coding {normal | scrambled}
service-module 56k data-coding コマンドは、4 線式 56k CSU/DSU が 64kbps のデータ レートに設定されている場合にだけ使用されます。data-coding が scrambled に設定されると、CSU/DSU によってユーザ データが「スクランブル」されるため、CSU/DSU には「Out Of Service」(OOS; アウト オブ サービス)や「Out Of Frame」(OOF; フレーム同期外れ)などの制御コードは含まれません。
4 線式 56k CSU/DSU は、64kbps でのバックツーバック動作には設定できないため、クロスケーブルを使用して data-coding をテストできません。
このコマンドが適用されるのは 64kbps になっている 4 線式 56k CSU/DSU だけです。このコマンドは 2 線式 56k CSU/DSU には適用されません。
normal
interface serial 0 service-module 56k data-coding scrambled
service-module 56k network-type {dds | switched}
service-module 56k network-type コマンドは、4 線式 56k CSU/DSU が DDS(専用線)で動作するのか、スイッチド 56(ダイヤルアップ)モードで動作するのかを指定するために使用されます。2 線式 56k CSU/DSU はスイッチド 56 モードでだけ動作するため、このコマンドは 2 線式 56k CSU/DSU には適用されません。
スイッチド 56 の動作では、56k CSU/DSU ではルータとのインターフェイスに V.25bis コマンドが使用されるため、インターフェイスに dialer in-band を設定する必要があります。Data Terminal Ready(DTR; データ ターミナル レディ)ダイヤルはサポートされません。
バックツーバック設定では DDS 動作をテストできますが、スイッチド 56 サービスをテストするには実際のスイッチド 56 回線を使用する必要があります。
このコマンドは 4 線式 56k CSU/DSU に適用されます。このコマンドは 2 線式 56k CSU/DSU には適用されません。
dds
interface serial 0 service-module 56k network-type switched dialer in-band
service-module 56k remote-loopback
service-module 56k remote loopback コマンドでは、回線で受信されたループバック コードに 56k CSU/DSU が応答するかどうかが指定されます。Cisco 2524-2525 が no service-module 56k remote loopback に設定されている場合、回線上でループバック コードを受信した際に、CSU/DSU はループバックには移行しません。
56k CSU/DSUは、no service-module 56k remote loopback設定を使用してloopbackコードを生成することがloopback remoteコマンドできます。これは、T1 CSU/DSU の動作とは異なります。
このコマンドは、4 線式 56k CSU/DSU および 2 線式 56k CSU/DSU のどちらにも適用されます。
リモート ループバックが有効です。
service-module 56k remote-loopback
interface serial 0 no service-module 56k remote-loopback
service-module 56k switched-carrier {att | sprint | other}
service-module 56k switched carrier コマンドでは、スイッチド 56 コールの発信時に、回線上で 56k CSU/DSU によってエコー キャンセレーション トーンが送信されるかどうかが指定されます。switched-carrier コマンドが sprint に設定されていると、接続の開始時に 56k CSU/DSU からエコー キャンセレーション トーンが送信されます。switched-carrier コマンドが att または other に設定されていると、エコー キャンセレーション トーンは送信されません。
エコー キャンセレーション トーンの送信によって、コールのセットアップ時間が約 8 秒増加します。これ以外には、エコー キャンセレーションをオンにすることによるデータ トラフィックへの影響はありません。エコー キャンセラが回線上にあって、無効になっていない場合、ユーザ データが「キャンセル」される可能性があります。
スイッチド 56 トラフィックの伝送に一部の音声回線を使用する主要な通信事業者は Sprint だけであるため、エコー キャンセレーションを設定するこの方式が選択されています。したがって、これらの回線上ではエコー キャンセレーションが無効にされている必要があります。
このコマンドは、4 線式 56k CSU/DSU および 2 線式 56k CSU/DSU のどちらにも適用されます。
4線式56k CSU/DSUの場合:att
2線式56k CSU/DSUの場合:sprint
interface serial 0 service-module 56k network-type switched service-module 56k switched-carrier other
service-module t1 clock source {line | internal}
service-module t1 clock source コマンドでは、T1 CSU/DSU モジュールを、回線(電話会社の用語ではネットワーク)からのクロックのソースを受け入れるか、内部的にクロッキングを生成するかのいずれかに設定します。このコマンドでは、CSU/DSU への Cisco 2524-2525 インターフェイスではなく、CSU/DSU モジュールが設定されます。どちらの設定でも、CSU/DSU から 2524-2525 インターフェイスがクロッキングされます。
大部分のアプリケーションでは、クロック ソース回線を使用して CSU/DSU を設定する必要があります。バックツーバック設定の場合、一方の CSU/DSU を clock source internal に設定し、もう一方の CSU/DSU を clock source line に設定します。
このコマンドは T1 CSU/DSU に適用されます。
line
interface serial 0 service-module t1 clock source line
service-module t1 data-coding {normal | inverted}
service-module t1 data-coding コマンドによって、ユーザ データが CSU/DSU によって反転されるかどうかが判断されます。データの反転によって、データ ストリーム内のすべての 1 のビットが 0 になり、すべての 0 のビットが 1 になります。データの反転は、HDLC、PPP、および LAPB などのビット指向プロトコルで使用され、Alternate Mark Inversion(AMI; 交互マーク反転)符号化を使用した T1 回線上の密度が保証されます。これらのビット指向プロトコルでは、データ ストリーム中の 5 個の「1」のビットごとにゼロ挿入が実行されます。これには、少なくとも 8 個のビットごとに 1 個のゼロが確保される効果があります。次に、データ ストリームが反転されると、少なくとも 8 個のビットのうちの 1 個は 1 であることが保証されます。
タイムスロットの速度が 56 に設定されている場合、このコマンドは使用できません。
このコマンドは T1 CSU/DSU に適用されます。これは、AMI 回線上の密度を保証するための最適な方式です。
normal
interface serial 0 service-module t1 linecode ami service-module t1 data-coding inverted
service-module t1 timeslots {all | <range>} [speed 56 | 64]
service-module t1 timeslots コマンドでは、フラクショナル T1 動作でどのタイムスロット(DS-0)が使用されるのかを設定します。また、各タイムスロット内のルータが使用できる帯域幅の容量も設定します。T1 回線全体を使用するには、timeslots を all に設定します。
たとえば、フラクショナル T1 の場合は、タイムスロットが 1 〜 4、6、7 〜 10 のように設定されます。
speed が 56 に設定されていると、CSU/DSU では帯域幅の 8 ビットごとに 1 つのビットが 1 に変更されます。帯域幅でのこのロスがあるため、これは個々の密度を保証する最適な方式ではありません。密度を保証する推奨方法は、service-module t1 linecode b8zsおよびservice-module t1 data-coding invertedです。
このコマンドは T1 CSU/DSU に適用されます。
all speed 64
interface serial 0 service-module t1 timeslots 1-10
[no] service-module t1 fdl {att | ansi}
service-module t1 fdl コマンドでは、Extended Super Frame(ESF; 拡張スーパ フレーム)の Facility Data Link(FDL; ファシリティ データ リンク)での CSU/DSU 動作を設定します。 att用に設定されている場合、CSU/DSUはAT&T TR 54016を実装し、ansi用に設定されている場合はANSI T1.403を実装します。CSU/DSUがno service-module t1 fdl fdl fdl dl.
このコマンドはWIC-1DSU-T1だけに適用されます。Cisco 2524-2525のSM25-T1 T1 CSU/DSUサービスモジュールには適用されません。SM25-T1 では常に AT&T TR 54016 と ANSI T1.403 が同時に実装され、無効にすることはできません。
no service-module t1 fdl (the FDL is disabled)
interface serial 0 service-module t1 fdl att
service-module t1 framing {sf | esf}
service-module t1 framing コマンドでは、D4 スーパ フレーム(sf)や拡張スーパ フレーム(esf)に対する T1 CSU/DSU の動作を設定します。
このコマンドは T1 CSU/DSU に適用されます。
esf
interface serial 0 service-module t1 framing sf
service-module t1 lbo {none | -7.5db | -15db}
service-module t1 lbo コマンドは、T1 CSU/DSU の Line Build Out(LBO; ライン構築)を設定するために使用されます。LBO は、信号の伝送強度を -7.5 デシベルまたは -15 デシベル下げます。理論上、これはバックツーバック設定で使用されることがありますが、2 つの Cisco 2524-2525 CSU/DSU モジュールをバックツーバックで接続する場合には必要ありません。実際の T1 回線で必要になる可能性は高くありません。
このコマンドは T1 CSU/DSU に適用されます。
none
interface serial 0 service-module t1 lbo -7.5db
service-module t1 linecode {b8zs | ami}
service-module t1 linecode コマンドでは、Binary 8 Zeroes Substitution(B8ZS)または Alternate Mark Inversion(AMI; 交互マーク反転)T1 回線上での T1 CSU/DSU の動作を設定します。B8ZS は、連続する 8 個の 0 のビットの 4 および 7 のビット位置で意図的な極性違反を置換することで、T1 回線上での密度を保証する方式です。CSU/DSUがAMI用に設定されている場合は、service-module t1 data-coding invertedまたはservice-module t1 timeslots [all | <range>] speed 56コマンド。
このコマンドは T1 CSU/DSU に適用されます。
b8zs
interface serial 0 service-module t1 linecode ami service-module t1 data-coding inverted
service-module t1 remote-alarm-enable
service-module t1 remote-alarm-enable コマンドでは、T1 CSU/DSU モジュールでリモート アラーム(イエロー アラーム)を生成するかどうか、または、相手側の CSU/DSU から送信されているリモート アラームを検出するかどうかを設定します。
リモートアラームは、アラーム状態を検出すると、CSU/DSUによって送信されます。赤色のアラーム(信号消失)または青色のアラーム(フレームなし1s)。 受信側の CSU/DSU では、回線上にエラー状態が存在することが認識されます。
D4スーパーフレーム(service-module t1 framing sf)では、タイムスロットごとにビット2をゼロに設定してリモートアラーム状態を送信します。これによってユーザ データが破損されますが、このコマンドのデフォルト設定が no service-module t1 remote-alarm-enable になっているのはこの理由です。
拡張スーパーフレーム(service-module t1 framing esf)を使用すると、ファシリティデータリンク(FDL)でリモートアラーム状態がアウトオブバンドで通知されます。 したがって、ESF の場合、リモート アラームを有効にすることが安全であり最適です。
show service-module [serial 0|1] コマンドを発行すると、T1 CSU/DSU モジュールでリモート アラーム(イエロー アラーム)が受信されているかどうかを表示できます。
インターフェイスがシャットダウンされている場合、T1 CSU/DSU によってブルー アラーム(非フレーム化 1)が伝送されます。したがって、リモート アラームが有効になっていると、相手側の CSU/DSU からリモート アラーム信号が伝送されます。
このコマンドは T1 CSU/DSU に適用されます。このコマンドを使用するのは、フレーミングが ESF の場合だけです。
no service-module t1 remote-alarm-enable
interface serial 0 service-module t1 remote-alarm-enable
service-module t1 remote-loopback [full | payload] [v54 | alternate]
service-module t1 remote-loopback コマンドでは、T1 CSU/DSU によって回線上でループバック コードが受信された際に、T1 CSU/DSU がループバックに移行するかどうかを指定します。[full | payload]パラメータは、T1 CSU/DSUが完全ループバック(CSUループバック)またはペイロードループバック(DSUループバック)を受け入れるかどうかを指定します。
[v54 | alternate]パラメータは、loopback remoteコマンドを使用して、T1 CSU/DSUが認識または生成するループバックコードを選択します。「標準」パターン([v54 | alternate])は米国で使用され、繰り返しビットパターン「10000」で構成されています。 代替パターンはカナダで使用され、「標準」コードの逆です。"01111" .
リモート ループバックを無効にするには、no service-module t1 remote-loopback を使用します。no service-module t1 remote-loopbackに設定されている場合、T1モジュールはloopback remoteコマンドを使用してループバックコードを生成しません。
このコマンドは T1 CSU/DSU に適用されます。現在のところ、V.54 ループ コードは WIC-1DSU-T1 には実装されていません。
デフォルトでは、「標準」ループ パターンを使用した完全ループバックとペイロード ループバックで、このコマンドが有効になっています。
interface serial 0 no service-module t1 remote-loopback
clear service-module [serial 0|1]
clear service-module コマンドによって、CSU/DSU モジュールでハードウェア リセットが実行されます。リセットの後、ルータのソフトウェアによって現在の設定が CSU/DSU モジュールにロードされます。電源が投入されたり、モジュールが 3 秒以内にルータ ソフトウェアからのコマンドに応答しなかったりすると、CSU/DSU のリセットも発生します。clear service-module コマンドではすべてのループバックがキャンセルされますが、リモート ループバックの場合、ループ ダウン コードがリモート CSU/DSU に送信されます。clear service-module コマンドにより、CSU/DSU モジュールのすべての統計情報とカウンタがクリアされます。ただし、これらの統計情報とカウンタをクリアするだけの場合は、代わりに clear counters コマンドを発行するだけで済みます。
clear interface コマンドや、ルータのリロードでは、CSU/DSU モジュールはリセットされません。ルータがリロードすると、ルータ ソフトウェアによって設定が CSU/DSU モジュールにダウンロードされます。
このコマンドは、4 線式 56k CSU/DSU、2 線式 56k CSU/DSU、および T1 CSU/DSU に適用されます。
clear service-module serial 0
debug service-module
debug service-module コマンドによって、CSU/DSU モジュールのデバッグが有効になります。このコマンドでは、パラメータでインターフェイスは指定されず、どちらのインターフェイスでもデバッグが有効になります。デバッグ メッセージは、CSU/DSU モジュールからのアラームの割り込みに応答して生成されます。
アラームが発生した場合、次のようなメッセージが表示されます。
SERVICE_MODULE(1): detects <x>
アラームがクリアされると、次のようなメッセージが表示されます。
SERVICE_MODULE(1): <x> ended after duration 01:00:10
<x> の値は、2 つのモジュール タイプ間で異なります。
T1 モジュールの場合は、<x> が次のようになります。
loss of signal(los; 信号消失)
loss of frame(lof; フレーム同期損失)
AIS alarm
remote alarm
module access errors
loopback test
SW56 モジュールの場合は、<x> が次のようになります。
oos/oof
loss of signal(los; 信号消失)
loss of sealing current
loss of frame(lof; フレーム同期損失)
rate adaptation attempts
call connect/disconnect
loopback test from telco
loopback test from remote module
このコマンドは、4 線式 56k CSU/DSU、2 線式 56k CSU/DSU、および T1 CSU/DSU に適用されます。
debug service-module
show service-module [serial 0|1] [performance-statistics [<range>]
show service-module コマンドによって、CSU/DSU モジュールに関する情報が表示されます。これは、CSU/DSU モジュールの最も重要なトラブルシューティング コマンドです。performance-statistics パラメータでは、15 分間隔での T1 CSU/DSU の統計情報が表示されます。
このコマンドは、4 線式 56k CSU/DSU、2 線式 56k CSU/DSU、および T1 CSU/DSU に適用されます。パフォーマンスの統計情報は、T1 CSU/DSU にだけ適用されます。
56k CSU/DSU の例は次のとおりです。
show service-module Module type is 4-wire Switched 56 Hardware revision is B, Software revision is X.06, Image checksum is 0x44304635, Protocol revision is 1.0 Connection state: Idle Receiver has no alarms. Current line rate is 56 Kbits/sec Last module self-test (done at startup): Passed Last clearing of alarm counters 0:15:12 oos/oof : 0, loss of signal : 0, loss of frame : 0, rate adaption attempts: 0,
T1 CSU/DSU の例は次のとおりです。
show service-module Module type is T1/fractional Hardware revision is A, Software revision is 1.1h, Image checksum is 0x21749B4, Protocol revision is 1.1 Receiver has AIS alarm, Framing is ESF, Line Code is B8ZS, Current clock source is line, Fraction has 24 timeslots (64 Kbits/sec each), Net bandwidth is 1536 Kbits/sec. Last module self-test (done at startup): Passed Last clearing of alarm counters 0:24:11 loss of signal : 0, loss of frame : 0, AIS alarm : 2, current duration 0:24:04 Remote alarm : 0, Module access errors : 0, Total Data (last 1 15 minute intervals): 0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations 0 Slip Secs, 895 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins 0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 0 Unavail Secs Data in current interval (553 seconds elapsed): 0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations 0 Slip Secs, 553 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins 0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 553 Unavail Secs
T1 CSU/DSU の show service-module performance-statistics の例は次のとおりです。
boa1#show service-module serial 0 performance-statistics 1-1 Total Data (last 2 15 minute intervals): 1 Line Code Violations, 0 Path Code Violations 1 Slip Secs, 1 Fr Loss Secs, 1 Line Err Secs, 0 Degraded Mins 1 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 1 Severely Err Secs, 0 Unavail Secs Data in current interval (247 seconds elapsed): 0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations 0 Slip Secs, 0 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins 0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 0 Unavail Secs Data in Interval 1: 0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations 0 Slip Secs, 0 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins 0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 0 Unavail Secs
ご使用のシスコデバイスのshow service-module serialコマンドの出力データがあれば、 表示します。使用するために 登録ユーザとしてログインし、JavaScriptを有効にしている必要があります。
test service-module [serial 0|1]
test service-module コマンドにより、次のテストで構成される CSU/DSU セルフテストが実行されます。
flash チェックサム
eeprom チェックサム
ROM チェックサム
RAM テスト
内部テスト パターンを使用した DTE ループバック
このセルフテストが実行されるのは、電源投入時と次の exec コマンドです。DTE、回線、またはリモート ループバックが実行中の場合、test service-module コマンドは使用できません。最後の CSU/DSU セルフテストの結果は show service-module コマンドで表示できます。
このコマンドは、4 線式 56k CSU/DSU、2 線式 56k CSU/DSU、および T1 CSU/DSU に適用されます。
test service-module serial 0
[no] loopback dte
loopback remote インターフェイス設定コマンドにより、CSU/DSU モジュールは DTE ループバックに移行します。
56k CSU/DSU モジュールの場合は次のとおりです。
56k CSU/DSU が DTE ループバック状態にある場合は、DTE によって生成されたトラフィック(PING など)は DTE にループバックされます。回線には Out Of Service(OOS; アウトオブサービス)信号が送信されます。
T1 CSU/DSU モジュールの場合は次のとおりです。
T1 CSU/DSU モジュールに DTE ループバック状態にある場合は、DTE によって生成されたトラフィック(PING など)は DTE にループバックされます。
このコマンドは、2 線式 56k、4 線式 56k、および T1 の各 CSU/DSU に適用されます。
no loopback dte
interface serial 0 loopback dte
[no] loopback line [payload]
loopback line インターフェイス設定コマンドにより、CSU/DSU モジュールは回線ループバックに移行します。回線ループバックには 2 つのタイプがあります。payload パラメータを使用しない場合、回線はモジュールの CSU 部分を介してループされます。ペイロード ループバックの場合、回線はモジュールの DSU 部分を介してループされます。
56k CSU/DSU モジュールの場合は次のとおりです。
56k CSU/DSU モジュールが loopback line 状態になると、CSU/DSU モジュールではモジュールの CSU 部分を介して回線がループされ、DTE インターフェイスがルータにループバックされます。このループバックに対する Adtran の用語は、「DTE and loop」です。 CSU/DSU がスイッチド モードに設定されている場合、回線のループバックを実行するためには接続が確立されている必要があります。
56k CSU/DSU モジュールが loopback line payload 状態になると、CSU/DSU モジュールではモジュールの DSU 部分を介して回線がループされます。このループバックに対する Adtran の用語は、「loop only」です。 CSU/DSU がスイッチド モードに設定されている場合、回線のループバックを実行するためには接続が確立されている必要があります。
T1 CSU/DSU モジュールの場合は次のとおりです。
T1 CSU/DSU モジュールが line loopback 状態になると、CSU/DSU モジュールではモジュールの CSU 部分を介して完全な帯域幅ループバックが実行されます。これによって信号が回線に再生成されます。
T1 CSU/DSU モジュールが line loopback payload 状態になると、CSU/DSU ではモジュールの DSU 部分を介してループバックが実行されます。データは、設定済みタイムスロットでだけループバックされます。line loopback payload コマンドでは、データ リンクの再フレーミング、信号の再生成、および Bi-Polar Violations(BPV; 極性違反)と Extended Super Frame(ESF; 拡張スーパー フレーム)CRC エラーの修正が行われます。
このコマンドは、2 線式 56k、4 線式 56k、および T1 の各 CSU/DSU に適用されます。
no loopback line
interface serial 0 loopback line
56k CSU/DSU の場合は次のとおりです。
[no] loopback remote [2047 | 511 | stress-pattern {1-4}]
T1 CSU/DSU の場合は次のとおりです。
[no] loopback remote {full | payload | smart-jack} [qrw | 1in8 | 3in24 | 1in2 | 1in5 | 1in1 | 0in1 | user-pattern value]
注:値は24ビットバイナリ値です
loopback remote コマンドにより、CSU/DSU からリモート CSU/DSU にループアップ コードが送信されます。オプションとして、テスト パターンを指定するか、ユーザ データ(ルータ PING など)を送信することができます。 リモート インターフェイスがすでにループバックの状態である場合、no loopback remote コマンドは発行されません。
56k CSU/DSU モジュールの場合は次のとおりです。
56k CSU/DSU では、リモート CSU/DSU へのループアップ コードが生成されます。負荷パターン 1 ~ 4 が使用できるのは、4 線式 CSU/DSU だけです。リモート CSU/DSU がループバックに移行しない場合、リモート ループバックが有効になっていることを確認してください。
56k CSU/DSU loopback remote
T1 CSU/DSU モジュールの場合は次のとおりです。
T1 CSU/DSU では、service-module t1 remote-loopback コマンドで設定されたリモート CSU/DSU へのループアップ コードが生成されます。テスト パターンが指定されている場合、CSU/DSU モジュールにより指定されたテスト パターンが生成されます。ループバックが終了すると、パターン テストの結果が表示されます。テスト パターンを指定しない場合、ループバックをテストするにはルータを使用してデータを送信(ルータ インターフェイスへの PING の実行など)します。ローカルの CSU/DSU でリモート ループバックが無効になっている場合、T1 CSU/DSU ではループアップ コードは生成されません。
loopback remote full コマンドでは、ループアップ コードがフレーミングされないで(拡張スーパ フレームまたは D4 スーパ フレームなしで)リモート CSU/DSU に送信されます。リモート CSU/DSU は loopback line と同等の状態になりますが、これはモジュールの CSU 部分を介した完全な帯域幅ループバックです。
T1 CSU/DSU loopback remote full
loopback remote payload コマンドでは、ループアップ コードがフレーミング(ESF または D4 SF)を維持したままで設定済みタイムスロットで送信されます。 リモート CSU/DSU は loopback line payload と同等の状態になります。リモート CSU/DSU では、ループアップ コードが受信されるこれらのタイムスロットだけがループバックされます。このループバックでは、データ リンクの再フレーミング、信号の再生成、および Bi-Polar Violations(BPV; 極性違反)と Extended Super Frame(ESF; 拡張スーパ フレーム)CRC エラーの修正が行われます。
T1 CSU/DSU loopback remote payload
loopback remote smart-jack コマンドにより、リモートのスマート ジャックにループアップ コードが送信されます。ローカルのスマート ジャックをループバックに移行させることはできません。スマート ジャックのループバックは、WIC-1DSU-T1 には適用されません。
T1 CSU/DSU loopback remote smart-jack
注:T1 CSU/DSUがクロック(service-module t1 clock source internal)を提供するように設定されている場合は、ループバックに配置されるとクロックが生成されなくなります。
このコマンドは、2 線式 56k、4 線式 56k、および T1 CSU/DSU に適用されます。
no loopback remote
interface serial 0 loopback remote payload
改定 | 発行日 | コメント |
---|---|---|
1.0 |
09-Sep-2005 |
初版 |