概要
16 ポート(NM-16A)および 32 ポート(NM-32A)非同期ネットワーク モジュールは、16 または 32 個の EIA/TIA-232(以前の RS-232)データ端末装置(DTE)シリアル インターフェイスを 134.4 kbps の速度で提供します。これらのモジュールでは CAB-OCTAL-ASYNC= や CAB-OCTAL-MODEM= などの 68 ピン オクタル ケーブルを使用します。NM-16A および NM-32A モジュールは、コミュニケーション/ターミナル サーバ設定で他のデバイスのコンソール ポートにアウト オブ バンド接続を提供するために使用されることがよくあります。
前提条件
要件
「プラットフォームのサポート」を参照してください。
使用するコンポーネント
「プラットフォームのサポート」を参照してください。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
表記法
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
製品番号
NM-16A - 16 ポート非同期ネットワーク モジュール
NM-32A - 32 ポート非同期ネットワーク モジュール
機能
プラットフォームのサポート
Platform |
Cisco 2600 |
Cisco 2600XM |
Cisco 3620 |
Cisco 3631 |
Cisco 3640 |
Cisco 3660 |
Cisco 2691、3725、3745 |
NM-16A |
11.3(3)T、12.0(1)、12.0(1)T、12.1(1)、12.1(1)T、12.2(1)、12.2(2)T、12.3(1) |
12.1(14)、12.2(12)、12.2(8)T1、12.2(11)YT、12.3(1)、12.3(2)T |
11.2(7)P、11.3(1)、11.3(1)T、12.0(1)、12.0(1)T、12.1(1)、12.1(1)T、12.2(1)、12.2(2)T、12.3(1) |
12.2(8)T1、12.3(1)、12.3(2)T |
11.2(7)P、11.3(1)、11.3(1)T、12.0(1)、12.0(1)T、12.1(1)、12.1(1)T、12.2(1)、12.2(2)T、12.3(1)、12.3(2)T |
12.0(5)T、12.1(1)、12.1(1)T、12.2(1)、12.2(2)T、12.2(11)YT、12.3(1)、12.3(2)T |
12.2(13)T、12.2(11)YT、12.3(1)、12.3(2)T |
NM-32A |
11.3(3)T、12.0(1)、12.0(1)T、12.1(1)、12.1(1)T、12.2(1)、12.2(2)T、12.3(1) |
12.1(14)、12.2(12)、12.2(8)T1、12.2(11)YT、12.3(1)、12.3(2)T |
11.2(7)P、11.3(1)、11.3(1)T、12.0(1)、12.0(1)T、12.1(1)、12.1(1)T、12.2(1)、12.2(2)T、12.3(1) |
12.2(8)T1、12.3(1)、12.3(2)T |
11.2(7)P、11.3(1)、11.3(1)T、12.0(1)、12.0(1)T、12.1(1)、12.1(1)T、12.2(1)、12.2(2)T、12.3(1)、12.3(2)T |
12.0(5)T、12.1(1)、12.1(1)T、12.2(1)、12.2(2)T、12.2(11)YT、12.3(1)、12.3(2)T |
12.2(13)T、12.2(11)YT、12.3(1)、12.3(2)T |
注:提供されているCisco IOS®ソフトウェアリリースは、通常、対象のプラットフォーム、モジュール、または機能をサポートするために必要な最低限のバージョンです。Software Advisor(登録済みのお客様専用)を使用して、ご使用中のネットワーク デバイス用の適切なソフトウェアを選択します。ソフトウェア機能を Cisco IOS と CatOS のリリースに照合し、IOS の各リリースを比較し、使用しているハードウェアをサポートしているソフトウェアを探してください。
コンフィギュレーション
NM-16A および NM-32A モジュールは、他のデバイスのコンソール ポートにアウト オブ バンド接続を提供するために使用されることがよくあります。コミュニケーション サーバとしてルータを設定するには、次のドキュメントを参照してください。
一般的なモデム設定については、『NM-8AM または NM-16AM アナログ モデム モジュールでのダイヤルアウト設定』を参照してください。このドキュメントでは NM-16A および NM-32A モジュールについて言及していませんが、構成の概念は適用されます。
詳細については、『アクセス:ダイヤル技術のサポート ページ』を参照してください。
16 および 32 ポート非同期ネットワーク モジュールでは、インターフェイスは interface async <line number> として処理されます。
回線番号
Cisco IOS ソフトウェアの以前のリリースでは、ネットワーク モジュール スロットあたり 16 個の非同期回線番号が予約されていました。これは、32 ポート非同期ネットワーク モジュールで問題が発生する原因となっていました。したがって、NM-16A または NM-32A モジュールが Cisco 3600 にインストールされると、Cisco IOS ソフトウェアはスロットあたり 32 個の回線番号を予約します。これは、スロットあたり 16 個の回線番号に基づいた非同期設定があるシステムに NM-16A または NM-32A モジュールがインストールされる場合に問題を引き起こします。補助ポートは Cisco 2600 および Cisco 3620 では回線 65、Cisco 3640 では回線 129 になりました。シャーシの回線番号付けを確認するには、show line コマンドを使用します。
line number = (<slot> * 32) + <unit> + 1
詳細については、『Cisco 3600 シリーズ ルータにおける非同期回線の番号付け』を参照してください。
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