4 ポート同期シリアルネットワーク・モジュール（NM-4T）の理解
概要
4 ポートの同期シリアル ネットワーク モジュール（NM-4T）には、4 つの DB-60 ポートがあり、ポート 0 で 8 Mbps、ポート 0 とポート 2 でそれぞれ 4 Mbps、あるいは 4 ポートすべてで同時に 2 Mbps のデータ レートを提供します。NM-4T ネットワーク モジュールでサポートされるのは、同期モードだけです。NM-4T ネットワーク モジュールの DB-60 ポートでは、Cisco 2500 および Cisco 7000 シリーズ ルータで使用するシスコの 60 ピン「5-in-1」ケーブルをサポートしています。
前提条件
要件
この文書の「プラットフォーム サポート」セクションを参照してください。
使用するコンポーネント
この文書の「プラットフォーム サポート」セクションを参照してください。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期（デフォルト）設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
表記法
ドキュメント表記の詳細は、「シスコ テクニカル ティップスの表記法」を参照してください。
製品番号
NM-4T - 4ポート同期シリアルネットワークモジュール
機能
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4 つのシリアル ポート。
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Cisco DB-60 コネクタを使用（Cisco 2500、Cisco 7000、NM-4A/S、および NM-8A/S と同じケーブル接続）。 詳細については、60 ピン「5-in-1」を参照してください。
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同期モードだけをサポート（非同期モードはサポート外）。
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ポート 0 で 8 Mbps、ポート 0 とポート 2 でそれぞれ 4 Mbps、あるいは 4 ポートすべてで同時に 2 Mbps の同期データ レートを提供。
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Bisync も半二重もサポートしません。
プラットフォームのサポート
| Cisco IOS® ソフトウェアのサポート | Cisco 2600、2600XM | Cisco 3620 および 3640 | Cisco 3631 | Cisco 3660 | Cisco 2691、3725、3745 |
|---|---|---|---|---|---|
| NM-4T | サポートされていません | Cisco IOS ソフトウェア リリース 11.2(4)XA、11.2P、すべての 11.3、およびすべての 12.x | Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(13)T、12.3(1)、12.3(2)T 以降 | すべての Cisco IOS ソフトウェア リリース | Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(13)T、12.2(11)YT |
注：提供されているCisco IOSソフトウェアリリースは、通常、対象のプラットフォーム、モジュール、または機能をサポートするために必要な最低限のバージョンです。使用しているネットワーク デバイスに適したソフトウェアの選択、ソフトウェアの機能と Cisco IOS ソフトウェアおよび CatOS のリリースとの照合、複数の Cisco IOS ソフトウェア リリースの比較、使用しているハードウェアをサポートするソフトウェア リリースの検索などには、Software Advisor（登録ユーザ専用）を使用してください。
コンフィギュレーション
NM-4T ネットワーク モジュールでは、インターフェイスは interface serial slot/unit と表現されます。ユニットは、右から左へと番号が付けられています。この出力は、NM-4T ネットワーク モジュールの設定例です。2500、7500 などのシリアル インターフェイスと同様に NM-4T を設定します。
注：この設定では、フレーミング、クロック、ラインコードのパラメータやコマンドは使用されません。NM-4T ネットワーク モジュールには、内蔵型 CSU/DSU は組み込まれていません。外部の CSU/DSU を使用する必要があります。
maui-soho-02(config)# interface Serial 2/0 maui-soho-02(config-if)# ip add 10.0.0.1 255.255.255.0 maui-soho-02(config-if)# encapsulation ppp maui-soho-02(config-if)# no shutdown
NM-4T ネットワーク モジュールの設定の詳細は、『シリアル インターフェイスの設定』を参照してください。
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