概要
このドキュメントでは、「Failed to update setting Invalid request.unable to validate proxy server」というエラーメッセージが表示されます。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
- Cisco Software-Defined Wide Area Network(SD-WAN)
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
背景説明
Cisco vManage 20.5.1では、vManageから外部システム(PnP Connect、ソフトウェアダウンロード、クラウドオンランプなど)へのHTTP/HTTPS通信は、HTTP/HTTPSプロキシサーバを介してチャネル化できます。プロキシサーバは、[vManage] > [Administration] [Settings] の[HTTP/HTTPS Proxy]で設定します。
詳細については、次のサイトを参照してください。HTTP/HTTPSプロキシサーバを設定します。
問題
プロキシサーバが設定されると、vManageは設定が受け入れられる前にプロキシサーバに到達できるかどうかを確認します。サーバに到達できない場合、vManageはエラー「Failed to update setting Invalid request.プロキシサーバー<server-ip-or-name>"を検証できません。
vManageは、次の手順を実行してプロキシサーバを検証します。
- サーバのIPアドレスを解決します(サーバがFQDN名で設定されている場合)。
- ポート7(エコープロトコル)でプロキシサーバのIPアドレスへのTCP接続を設定します。 プロキシから応答を受信すると、到達可能になります
次に、vManageは設定で指定されたポート番号を持つプロキシを使用します。
注: vManageはVPN 0を使用してプロキシサーバと通信します。vpn 512の使用は現在サポートされておらず、vManageはプロキシサーバが24時間ごとに到達可能であることを確認します。
解決方法
vManageがプロキシサーバ設定を検証するには、vManageからプロキシサーバへのポート7(エコープロトコル)での通信を許可する必要があります。