はじめに
このドキュメントでは、Android Software Development Kit(SDK)コマンドadb logcatを使用してAndroidデバイスからログを収集する方法について説明します。エンドポイント向けAMPのAndroidコネクタの問題をトラブルシューティングするには、Androidデバイスからさまざまなシステムおよびアプリケーションログを収集する必要があります。
要件
- モバイルデバイスへの物理アクセス
- Android SDK
ログ データの収集ステップ
注:Cisco Technical Assistance Center(TAC)では、Android SDKソフトウェアの開発と保守は行っていません。そのため、TACではサポートを提供していません。
ログデータを収集するには、次の手順を実行します。
- Android SDKをダウンロードしてインストールします。
- AndroidデバイスをPCに接続し、コマンドプロンプトまたは端末を起動します。
- デバイスが表示されていることを確認するには、次のコマンドを入力します。
adb devices
開発者設定にあるUSBデバッグを有効にする必要がある場合があります。開発者設定を有効にするには、Androidのマニュアルを参照してください。
- デバイスからログデータが表示されることを確認するには、次のコマンドを入力します。
adb logcat -b all
データが表示されたら、Ctrl+Cで前のコマンドをキャンセルできます。次に、次のコマンドを入力して、出力をログファイルにリダイレクトします。
adb logcat -b all > adb.log
- logコマンドの実行中に、Androidデバイスで問題を再現します。終了したら、Ctrl+Cを使用してキャプチャを停止できます。その後、ログファイルをTACに提供します。