このドキュメントは、Cisco セキュリティ アプライアンス(ASA/PIX)8.x および VPN Client にサード パーティ ベンダーのデジタル証明書を手動でインストールして、Microsoft の Certificate Authority(CA; 認証局)サーバで IPSec ピアの認証を行う方法について説明しています。
このドキュメントでは、証明書を登録するために認証局(CA)にアクセスできる必要があります。サポートされるサードパーティ CA ベンダーは、Baltimore、Cisco、Entrust、iPlanet/Netscape、Microsoft、RSA、および VeriSign です。
このドキュメントは、ASA/PIX に既存の VPN 設定がないことを前提としています。
注:このドキュメントでは、シナリオのCAサーバとしてMicrosoft Windows 2003サーバを使用しています。
注:Windows 2003サーバをCAとして設定する方法の詳細については、『WindowsサーバでのCAの設定』の「」を参照してください。
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
ソフトウェア バージョン 8.0(2) および ASDM バージョン 6.0(2) が稼働する ASA 5510
ソフトウェア バージョン 4.x 以降が稼働する VPN Client
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ASA の設定は、ソフトウェア バージョン 8.x が稼働する Cisco 500 シリーズ PIX にも適用できます。
ドキュメント表記の詳細については、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
このセクションでは、このドキュメントで説明する機能を設定するために必要な情報を提供しています。
注:このセクションで使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool(登録ユーザ専用)を使用してください。
このドキュメントでは、次のネットワーク セットアップを使用します。
注:この設定で使用されているIPアドレッシング方式は、インターネット上で正式にルーティング可能なものではありません。これらは RFC 1918 でのアドレスであり、ラボ環境で使用されたものです。
このドキュメントでは、次のコンフィギュレーションを使用します。
次の手順を実行して、ASA 上にサード パーティ ベンダーのデジタル証明書をインストールします。
ASDM の手順
[Configuration] をクリックし、[Device Setup] をクリックします。
[System Time] を展開し、[Clock] を選択します。
表示されている情報が正しいことを確認します。
証明書の検証が適切に行われるためには、Date、Time、および Time Zone の値が正確である必要があります。
コマンドラインの例
Ciscoasa | |
---|---|
CiscoASA#show clock 05:37:37.904 UTC Fri Dec 21 2007 |
サード パーティ CA で ID 証明書を発行するには、Certificate Signing Request(CSR; 証明書署名要求)が必要です。CSR には、ASA の生成された公開鍵とともに、ASA の認定者名(DN)文字列が含まれます。ASA は、生成された秘密鍵を使用して、CSR のデジタル署名を行います。
ASDM の手順
[Configuration] をクリックし、[Device Management] をクリックします。
Certificate Management を展開し、Identity Certificates を選択します。
[Add] をクリックします。
[Add a new identity certificate] オプション ボタンをクリックします。
[Key Pair] で [New] をクリックします。
[Enter new key pair name] オプション ボタンをクリックします。認識できるように、鍵ペアの名前を明確に特定する必要があります。
[Generate Now] をクリックします。
この時点で鍵ペアが作成されます。
[Select] をクリックし、次の表に表示されているアトリビュートを設定して、Certificate Subject DN を定義します。
Attribute | 説明 |
---|---|
CN | ファイアウォールへの接続に使用される Full Qualified Domain Name(FQDN; 完全修飾ドメイン名)。CiscoASA.cisco.com など |
OU | 部門名 |
O | 企業名(特殊文字は使用不可) |
C | 国コード(句読点のない 2 文字のコード) |
St | 州(「North Carolina」のように完全なスペルが必要) |
起 | 都市 |
[Attribute] ドロップダウン リストから値を選択し、値を入力して、[Add] をクリックし、これらの値を設定します。
注:一部のサードパーティベンダーでは、ID証明書を発行する前に特定の属性を含める必要があります。必要な属性が明確でない場合は、ベンダーに詳細を問い合せてください。
適切な値を追加したら、[OK] をクリックします。
Certificate Subject DN フィールドにデータが入力された状態で、Add Identity Certificate ダイアログ ボックスが表示されます。
[Advanced] をクリックします。
FQDN フィールドに、インターネットからデバイスにアクセスするために使用される FQDN を入力します。
この値は、Common Name(CN)に使用したものと同じ FQDN である必要があります。
[OK] をクリックし、次に [Add Certificate] をクリックします。
ローカル マシン上のファイルに CSR を保存するプロンプトが表示されます。
[Browse] をクリックし、CSR を保存する場所を選択し、.txt 拡張子を付けてファイルを保存します。
注:.txt拡張子を付けてファイルを保存すると、テキストエディタ(メモ帳など)でファイルを開いてPKCS#10要求を表示できます。
次に示すように、保存した CSR を Microsoft CA などのサードパーティ ベンダーに送信します。
vpnserver 用に提供されたユーザのクレデンシャルを使用して、CA のサーバ 172.16.5.1 への Web ログインを実行します。
注:CAサーバで、ASA(VPNサーバ)のユーザアカウントを持っていることを確認してください。
Request a certificate > advanced certificate requestの順にクリックし、Submit a certificate request by using a base-64-encoded CMC or PKCS#10 file or submit a renewal request by using a base-64-encoded PKCS#7 fileを選択します。
符号化された情報を [Saved Request] ボックスにコピー アンド ペーストし、[Submit] をクリックします。
[Base 64 encoded] オプション ボタンをクリックし、次に [Download certificate] をクリックします。
File Download ウィンドウが表示されます。それを cert_client_id.cer という名前で保存します。これが ASA にインストールされる ID 証明書となります。
コマンドラインの例
Ciscoasa | |
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CiscoASA# configure terminal CiscoASA(config)#crypto key generate rsa label my.ca.key modulus 1024 !--- Generates 1024 bit RSA key pair. "label" defines the name of the Key Pair. INFO: The name for the keys will be: my.CA.key Keypair generation process begin. Please wait... ciscoasa(config)#crypto ca trustpoint CA1 ciscoasa(config-ca-trustpoint)# subject-name CN=CiscoASA.cisco.com,OU=TSWEB, O=Cisco Systems,C=US,St=North Carolina,L=Raleigh !--- Defines x.500 distinguished name. Use the attributes defined in table as a guide. CiscoASA(config-ca-trustpoint)#keypair my.CA.key !--- Specifies key pair generated in Step 3 CiscoASA(config-ca-trustpoint)#fqdn CiscoASA.cisco.com !--- Specifies the FQDN (DNS:) to be used as the subject alternative name CiscoASA(config-ca-trustpoint)#enrollment terminal !--- Specifies manual enrollment. CiscoASA(config-ca-trustpoint)#exit CiscoASA(config)#crypto ca enroll CA1 !--- Initiates certificate signing request. This is the request to be !--- submitted via Web or Email to the third party vendor. % Start certificate enrollment .. % The subject name in the certificate will be: cn=CiscoASA.cisco.com OU=TSWEB, O=Cisco Systems, C=US,St=North Carolina,L=Raleigh % The fully-qualified domain name in the certificate will be: CiscoASA.cisco.com % Include the device serial number in the subject name? [yes/no]: no !--- Do not include the device's serial number in the subject. Display Certificate Request to terminal? [yes/no]: y !--- Displays the PKCS#10 enrollment request to the terminal. You will need to !--- copy this from the terminal to a text file or web text field to submit to !--- the third party CA. Certificate Request follows: MIICKzCCAZQCAQAwga0xEDAOBgNVBAcTB1JhbGVpZ2gxFzAVBgNVBAgTDk5vcnRo IENhcm9saW5hMQswCQYDVQQGEwJVUzEWMBQGA1UEChMNQ2lzY28gU3lzdGVtczEk MCIGA1UEAxMbQ2lzY29BU0EuY2lzY28uY29tIE9VPVRTV0VCMTUwEgYDVQQFEwtK TVgwOTM1SzA1NDAfBgkqhkiG9w0BCQIWEkNpc2NvQVNBLmNpc2NvLmNvbTCBnzAN BgkqhkiG9w0BAQEFAAOBjQAwgYkCgYEAuOIKqDMjVrdbZgBzUAjTc10jxSlbkkcr XgKoH2PcelcGZ9dUXn+Y09Qjm0Krj68L6KXTlPgNAaFMwB2YsTIOn+hJBVq5Sxjv MI6xLyKrGo7bOPAsLPeOBxl/LVLTy3ORqcyy2QP3Ir1BSwoyBaoFPsReJGSAYG+O QX8Jp6qcZE0CAwEAAaA9MDsGCSqGSIb3DQEJDjEuMCwwCwYDVR0PBAQDAgWgMB0G A1UdEQQWMBSCEkNpc2NvQVNBLmNpc2NvLmNvbTANBgkqhkiG9w0BAQQFAAOBgQBM 3tzyAD7o6R5ej9EW7Ej4BfcXd20LCbXAoP5LlKbPaEeaCkfN/Pp5mATAsG832TBm bsxSvljSSXQsQlSb842D6MEG6cu7Bxj/KlZ6MxafUvCHrOPYWVU1wgRJGh+ndCZK j89/Y4S8XhQ79fvBWbR8Ux9emhFHpGHnQ/MpSfU0dQ== ---End - This line not part of the certificate request--- Redisplay enrollment request? [yes/no]: n CiscoASA(config)# |
サード パーティ ベンダーから ID 証明書を受け取ったら、引き続き次のステップを実行します。
ASDM の手順
ID 証明書をローカル コンピュータに保存します。
ファイル形式ではなく Base64 で符号化された証明書が提供された場合は、Base64 メッセージをコピーし、テキスト ファイルに貼り付ける必要があります。
.cer 拡張子を使用してファイルの名前を変更します
注:.cer拡張子を使用してファイルの名前を変更すると、次に示すように、ファイルのアイコンが証明書として表示されます。
証明書ファイルをダブルクリックします。
注: GeneralタブにWindows does not have enough information to verify this certificateというメッセージが表示された場合、この手順を続行する前に、サードパーティベンダーのルートCAまたは中間CA証明書を入手する必要があります。サード パーティ ベンダーまたは CA 管理者に問い合せて、ルート CA または中間 CA 証明書を入手してください。
[Certificate Path] タブをクリックします。
発行済み ID 証明書に関連付けられた CA 証明書をクリックし、[View Certificate] をクリックします。
CA 証明書に関する詳細情報が表示されます。
[Details] をクリックして、ID 証明書の詳細情報を確認します。
ID 証明書をインストールする前に、次に示すように CA 証明書を CA サーバからダウンロードし、ASA にインストールする必要があります。
次の手順を実行して、CA1 という名前の CA サーバから CA 証明書をダウンロードします。
VPN サーバに提供されたクレデンシャルを使用して、CA のサーバ 172.16.5.1 への Web ログインを実行します。
[Download a CA certificate, certificate chain or CRL] をクリックし、次に示すウィンドウを開きます。符号化の方式として [Base 64] オプション ボタンをクリックし、[Download CA certificate] をクリックします。
CA 証明書を certnew.cer という名前でローカル コンピュータに保存します。
CA 証明書を保存した場所を表示します。
メモ帳などのテキスト エディタでファイルを開きますファイルを右クリックし、[Send To] > [Notepad] の順に選択します。
Base64で符号化されたメッセージは、次の図の証明書のようになります。
ASDM 内で [Configuration] をクリックし、次に [Device Management] をクリックします。
[Certificate Management] を展開し、[CA Certificates] を選択します。
[Add] をクリックします。
Paste certificate in PEM Format オプション ボタンをクリックし、サード パーティ ベンダーにより提供された Base64 の CA 証明書をテキスト フィールドに貼り付けます。
[Install Certificate] をクリックします。
インストールが成功したことを確認するダイアログ ボックスが表示されます。
コマンドラインの例
Ciscoasa | |
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CiscoASA(config)#crypto ca authenticate CA1 !--- Initiates the prompt for paste-in of base64 CA intermediate certificate. ! This should be provided by the third party vendor. Enter the base 64 encoded CA certificate. End with the word "quit" on a line by itself -----BEGIN CERTIFICATE----- MIIEnTCCA4WgAwIBAgIQcJnxmUdk4JxGUdqAoWt0nDANBgkqhkiG9w0BAQUFADBR MRMwEQYKCZImiZPyLGQBGRYDY29tMRUwEwYKCZImiZPyLGQBGRYFY2lzY28xFTAT BgoJkiaJk/IsZAEZFgVUU1dlYjEMMAoGA1UEAxMDQ0ExMB4XDTA3MTIxNDA2MDE0 M1oXDTEyMTIxNDA2MTAxNVowUTETMBEGCgmSJomT8ixkARkWA2NvbTEVMBMGCgmS JomT8ixkARkWBWNpc2NvMRUwEwYKCZImiZPyLGQBGRYFVFNXZWIxDDAKBgNVBAMT A0NBMTCCASIwDQYJKoZIhvcNAQEBBQADggEPADCCAQoCggEBAOqP7seuVvyiLmA9 BSGzMz3sCtR9TCMWOx7qM8mmiD0o7OkGApAvmtHrK431iMuaeKBpo5Zd4TNgNtjX bt6czaHpBuyIsyoZOOU1PmwAMuiMAD+mL9IqTbndosJfy7Yhh2vWeMijcQnwdOq+ Kx+sWaeNCjs1rxeuaHpIBTuaNOckueBUBjxgpJuNPAk1G8YwBfaTV4M7kZf4dbQI y3GoFGmh8zGx6ys1DEaUQxRVwhDbMIvwqYBXWKh4uC04xxQmr//Sct1tdWQcvk2V uBwCsptW7C1akTqfm5XK/d//z2eUuXrHYySQCfoFyk1vE6/Qlo+fQeSSz+TlDhXx wPXRO18CAwEAAaOCAW8wggFrMBMGCSsGAQQBgjcUAgQGHgQAQwBBMAsGA1UdDwQE AwIBhjAPBgNVHRMBAf8EBTADAQH/MB0GA1UdDgQWBBTZrb8I8jqI8RRDL3mYfNQJ pAPlWDCCAQMGA1UdHwSB+zCB+DCB9aCB8qCB74aBtWxkYXA6Ly8vQ049Q0ExLENO PVRTLVcySzMtQUNTLENOPUNEUCxDTj1QdWJsaWMlMjBLZXklMjBTZXJ2aWNlcyxD Tj1TZXJ2aWNlcyxDTj1Db25maWd1cmF0aW9uLERDPVRTV2ViLERDPWNpc2NvLERD PWNvbT9jZXJ0aWZpY2F0ZVJldm9jYXRpb25MaXN0P2Jhc2U/b2JqZWN0Q2xhc3M9 Y1JMRGlzdHJpYnV0aW9uUG9pbnSGNWh0dHA6Ly90cy13MmszLWFjcy50c3dlYi5j aXNjby5jb20vQ2VydEVucm9sbC9DQTEuY3JsMBAGCSsGAQQBgjcVAQQDAgEAMA0G CSqGSIb3DQEBBQUAA4IBAQAavFpAsyESItqA+7sii/5L+KUV34/DoE4MicbXJeKr L6Z86JGW1Rbf5VYnlTrqRy6HEolrdU6cHgHUCD9/BZWAgfmGUm++HMljnW8liyIF DcNwxlQxsDT+n9YOk6bnG6uOf4SgETNrN8EyYVrSGKOlE+OC5L+ytJvw19GZhlzE lOVUfPA+PT47dmAR6Uo2V2zDW5KGAVLU8GsrFd8wZDPBvMKCgFWNcNItcufu0xlb 1XXc68DKoZY09pPq877uTaou8cLtuiiPOmeOyzgJ0N+xaZx2EwGPn149zpXv5tqT 9Ms7ABAu+pRIoi/EfjQgMSQGFl457cIH7dxlVD+p85at -----END CERTIFICATE----- quit !--- Manually pasted certificate into CLI. INFO: Certificate has the following attributes: Fingerprint: 98d66001 f65d98a2 b455fbce d672c24a Do you accept this certificate? [yes/no]: yes Trustpoint CA certificate accepted. % Certificate successfully imported CiscoASA(config)# |
ASDM の手順
サード パーティ ベンダーにより提供された ID 証明書を使用して、次の手順を実行します。
[Configuration] をクリックし、[Device Management] をクリックします。
[Certificate Management] を展開し、[Identity Certificates] を選択します。
手順 2 で作成した ID 証明書を選択します。
注:有効期限は保留と表示されます。
[INSTALL] をクリックします。
[Paste the certificate data in base-64 format] オプション ボタンをクリックし、サード パーティ ベンダーにより提供された ID 証明書をテキスト フィールドに貼り付けます。
[Install Certificate] をクリックします。
ダイアログボックスが現れ、インポートが成功であることを確認します。
コマンドラインの例
Ciscoasa | |
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CiscoASA(config)#crypto ca import CA1 certificate !--- Initiates prompt to paste the base64 identity !--- certificate provided by the third party vendor. %The fully-qualified domain name in the certificate will be: CiscoASA.cisco.com Enter the base 64 encoded certificate. End with the word "quit" on a line by itself !--- Paste the base 64 certificate provided by the third party vendor. -----BEGIN CERTIFICATE----- MIIFpzCCBI+gAwIBAgIKYR7lmwAAAAAABzANBgkqhkiG9w0BAQUFADBRMRMwEQYK CZImiZPyLGQBGRYDY29tMRUwEwYKCZImiZPyLGQBGRYFY2lzY28xFTATBgoJkiaJ k/IsZAEZFgVUU1dlYjEMMAoGA1UEAxMDQ0ExMB4XDTA3MTIxNTA4MzUzOVoXDTA5 MTIxNDA4MzUzOVowdjELMAkGA1UEBhMCVVMxFzAVBgNVBAgTDk5vcnRoIENhcm9s aW5hMRAwDgYDVQQHEwdSYWxlaWdoMRYwFAYDVQQKEw1DaXNjbyBTeXN0ZW1zMSQw IgYDVQQDExtDaXNjb0FTQS5jaXNjby5jb20gT1U9VFNXRUIwgZ8wDQYJKoZIhvcN AQEBBQADgY0AMIGJAoGBALjiCqgzI1a3W2YAc1AI03NdI8UpW5JHK14CqB9j3HpX BmfXVF5/mNPUI5tCq4+vC+il05T4DQGhTMAdmLEyDp/oSQVauUsY7zCOsS8iqxqO 2zjwLCz3jgcZfy1S08tzkanMstkD9yK9QUsKMgWqBT7EXiRkgGBvjkF/CaeqnGRN AgMBAAGjggLeMIIC2jALBgNVHQ8EBAMCBaAwHQYDVR0RBBYwFIISQ2lzY29BU0Eu Y2lzY28uY29tMB0GA1UdDgQWBBQsJC3bSQzeGv4tY+MeH7KMl0xCFjAfBgNVHSME GDAWgBTZrb8I8jqI8RRDL3mYfNQJpAPlWDCCAQMGA1UdHwSB+zCB+DCB9aCB8qCB 74aBtWxkYXA6Ly8vQ049Q0ExLENOPVRTLVcySzMtQUNTLENOPUNEUCxDTj1QdWJs aWMlMjBLZXklMjBTZXJ2aWNlcyxDTj1TZXJ2aWNlcyxDTj1Db25maWd1cmF0aW9u LERDPVRTV2ViLERDPWNpc2NvLERDPWNvbT9jZXJ0aWZpY2F0ZVJldm9jYXRpb25M aXN0P2Jhc2U/b2JqZWN0Q2xhc3M9Y1JMRGlzdHJpYnV0aW9uUG9pbnSGNWh0dHA6 Ly90cy13MmszLWFjcy50c3dlYi5jaXNjby5jb20vQ2VydEVucm9sbC9DQTEuY3Js MIIBHQYIKwYBBQUHAQEEggEPMIIBCzCBqQYIKwYBBQUHMAKGgZxsZGFwOi8vL0NO PUNBMSxDTj1BSUEsQ049UHVibGljJTIwS2V5JTIwU2VydmljZXMsQ049U2Vydmlj ZXMsQ049Q29uZmlndXJhdGlvbixEQz1UU1dlYixEQz1jaXNjbyxEQz1jb20/Y0FD ZXJ0aWZpY2F0ZT9iYXNlP29iamVjdENsYXNzPWNlcnRpZmljYXRpb25BdXRob3Jp dHkwXQYIKwYBBQUHMAKGUWh0dHA6Ly90cy13MmszLWFjcy50c3dlYi5jaXNjby5j b20vQ2VydEVucm9sbC9UUy1XMkszLUFDUy5UU1dlYi5jaXNjby5jb21fQ0ExLmNy dDAhBgkrBgEEAYI3FAIEFB4SAFcAZQBiAFMAZQByAHYAZQByMAwGA1UdEwEB/wQC MAAwEwYDVR0lBAwwCgYIKwYBBQUHAwEwDQYJKoZIhvcNAQEFBQADggEBAIqCaA9G +8h+3IS8RfVAGzcWAEVRXCyBlx0NpR/jlocGJ7QbQxkjKEswXq/O2xDB7wXQaGph zRq4dxALll1JkIjhfeQY+7VSkZlGEpuBnENTohdhthz5vBjGlcROXIs8+3Ghg8hy YZZEM73e8EC0sEMedFb+KYpAFy3PPy4l8EHe4MJbdjUp/b90l5l6IzQP5l51YB0y NSLsYWqjkCBg+aUO+WPFk4jICr2XUOK74oWTPFNpfv2x4VFI/Mpcs87ychngKB+8 rPHChSsZsw9upzPEH2L/O34wm/dpuLuHirrwWnF1zCnqfcyHcETieZtSt1nwLpsc lL5nuPsd8MaexBc= -----END CERTIFICATE----- quit INFO: Certificate successfully imported CiscoASA(config)# |
ASDM の手順
リモート アクセス VPN を設定するには、次の手順を実行します。
[Configuration] > [Remote Access VPN] > [Network (Client) Access] > [Advanced] > [IPSec] > [IKE Policies] > [Add] の順に選択し、以下のように ISAKMP ポリシー 65535 を作成します。
[OK] および [Apply] をクリックします。
Configuration > Remote Access VPN > Network (Client) Access > Advanced > IPSec > IPSec Transform Sets > Addの順に選択し、次に示すようにmysetトランスフォームセットを作成します。
[OK] および [Apply] をクリックします。
[Configuration] > [Remote Access VPN] > [Network (Client) Access] > [Advanced] > [IPSec] > [Crypto Maps] > [Add] の順に選択し、次のような Priority 10 のダイナミック ポリシーを持つ暗号マップを作成します。
[OK] および [Apply] をクリックします。
注:ASA 8.0はSHA 2をサポートしていません。また、256ハッシュの証明書を使用するIPSecクライアントもサポートされません。
Configuration > Remote Access VPN > Network (Client) Access > Advanced > Group Policies > Addの順に選択し、次に示すようにDefaultgroupグループポリシーを作成します。
[OK] および [Apply] をクリックします。
Configuration > Remote Access VPN > Network (Client) Access > Address Assignment > Address Pools > Addの順に選択し、VPN Clientユーザがダイナミックに割り当てられるようにvpnpoolアドレスプールを設定します。
[OK] および [Apply] をクリックします。
Configuration > Remote Access VPN > AAA Setup > Local Users > Addの順に選択し、VPN Clientのアクセス用にvpnuserユーザアカウントを作成します。また、このユーザを DefaultRAGroup のメンバにします。
Configuration > Remote Access VPN > Network (Client) Access > IPSec Connection Profiles > Editの順に選択し、次に示すようにDefaultRAGroupを編集します。
IKE Peer Authentication フィールドのドロップダウンから、適切な identity certificate を選択します。
User Authentication フィールドのサーバ グループに LOCAL を選択します。
Client Address Assignment フィールドの Client Address Pool に vpnpool を選択します。
Default Group Policy フィールドの Group Policy に defaultgroup を選択します。
[OK] および [Apply] をクリックします。
コマンドラインの例
Ciscoasa | |
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CiscoASA(config)#crypto isakmp enable outside CiscoASA(config)#crypto isakmp policy 65535 CiscoASA(config-isakmp-policy)#authentication rsa-sig CiscoASA(config-isakmp-policy)#encryption 3des CiscoASA(config-isakmp-policy)#hash md5 CiscoASA(config-isakmp-policy)#group 2 CiscoASA(config-isakmp-policy)#lifetime 86400 CiscoASA(config-isakmp-policy)#exit CiscoASA(config)#crypto isakmp identity auto !--- Phase 1 Configurations CiscoASA(config)#crypto ipsec transform-set myset esp-3des esp-md5-hmac CiscoASA(config)#crypto dynamic-map dynmap 10 set transform-set myset CiscoASA(config)#crypto map mymap 10 ipsec-isakmp dynamic dynmap CiscoASA(config)#crypto map mymap interface outside !--- Phase 2 Configurations CiscoASA(config)#group-policy defaultgroup internal CiscoASA(config)#group-policy defaultgroup attributes CiscoASA(config-group-policy)#default-domain value cisco.com CiscoASA(config-group-policy)# exit !--- Create a group policy "defaultgroup" with domain name !--- cisco.com CiscoASA(config)#username vpnuser password Cisco123 CiscoASA(config)#username vpnuser attributes CiscoASA(config-username)#memberof DefaultRAGroup CiscoASA(config-username)#exit !--- Create a user account "vpnuser" and added to !--- "DefaultGroup" CiscoASA(config)#tunnel-group DefaultRAGroup general-attributes !--- The Security Appliance provides the default tunnel groups !--- for remote access (DefaultRAGroup). CiscoASA(config-tunnel-general)#address-pool vpnpool !--- Associate the vpnpool to the tunnel group using the address pool. CiscoASA(config-tunnel-general)#default-group-policy Defaultgroup !--- Associate the group policy "Defaultgroup" to the tunnel group. CiscoASA(config-tunnel-general)# exit CiscoASA(config)#tunnel-group DefaultRAGroup ipsec-attributes CiscoASA(config-tunnel-ipsec)#trust-point CA1 CiscoASA(config-tunnel-ipsec)#exit !--- Associate the trustpoint CA1 for IPSec peer !--- authentication |
Ciscoasa | |
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CiscoASA#show running-config : Saved : ASA Version 8.0(2) ! hostname CiscoASA domain-name cisco.com enable password 8Ry2YjIyt7RRXU24 encrypted names ! interface Ethernet0/0 nameif outside security-level 0 ip address 192.168.1.5 255.255.255.0 ! interface Ethernet0/1 shutdown nameif inside security-level 100 ip address 10.2.2.1 255.255.255.0 ! interface Ethernet0/2 nameif DMZ security-level 90 ip address 10.77.241.142 255.255.255.192 ! interface Ethernet0/3 shutdown no nameif no security-level no ip address ! interface Management0/0 shutdown no nameif no security-level no ip address ! passwd 2KFQnbNIdI.2KYOU encrypted ftp mode passive dns server-group DefaultDNS domain-name cisco.com access-list 100 extended permit ip 10.2.2.0 255.255.255.0 10.5.5.0 255.255.255.0 pager lines 24 mtu outside 1500 mtu inside 1500 mtu DMZ 1500 ip local pool vpnpool 10.5.5.10-10.5.5.20 no failover icmp unreachable rate-limit 1 burst-size 1 asdm image disk0:/asdm-602.bin no asdm history enable arp timeout 14400 nat (inside) 0 access-list 100 route DMZ 0.0.0.0 0.0.0.0 10.77.241.129 1 route outside 10.1.1.0 255.255.255.0 192.168.1.1 1 route outside 172.16.5.0 255.255.255.0 192.168.1.1 1 timeout xlate 3:00:00 timeout conn 1:00:00 half-closed 0:10:00 udp 0:02:00 icmp 0:00:02 timeout sunrpc 0:10:00 h323 0:05:00 h225 1:00:00 mgcp 0:05:00 mgcp-pat 0:05:00 timeout sip 0:30:00 sip_media 0:02:00 sip-invite 0:03:00 sip-disconnect 0:02:00 timeout uauth 0:05:00 absolute dynamic-access-policy-record DfltAccessPolicy http server enable http 0.0.0.0 0.0.0.0 DMZ http 0.0.0.0 0.0.0.0 outside no snmp-server location no snmp-server contact snmp-server enable traps snmp authentication linkup linkdown coldstart crypto ipsec transform-set myset esp-3des esp-md5-hmac crypto dynamic-map dynmap 10 set transform-set myset crypto map mymap 10 ipsec-isakmp dynamic dynmap crypto map mymap interface outside crypto ca trustpoint CA1 enrollment terminal subject-name cn=CiscoASA.cisco.com OU=TSWEB, O=Cisco Systems, C=US, St=North Carolina,L=Rale serial-number keypair my.CA.key crl configure crypto ca certificate chain CA1 certificate 611ee59b000000000007 308205a7 3082048f a0030201 02020a61 1ee59b00 00000000 07300d06 092a8648 86f70d01 01050500 30513113 3011060a 09922689 93f22c64 01191603 636f6d31 15301306 0a099226 8993f22c 64011916 05636973 636f3115 3013060a 09922689 93f22c64 01191605 54535765 62310c30 0a060355 04031303 43413130 1e170d30 37313231 35303833 3533395a 170d3039 31323134 30383335 33395a30 76310b30 09060355 04061302 55533117 30150603 55040813 0e4e6f72 74682043 61726f6c 696e6131 10300e06 03550407 13075261 6c656967 68311630 14060355 040a130d 43697363 6f205379 7374656d 73312430 22060355 0403131b 43697363 6f415341 2e636973 636f2e63 6f6d204f 553d5453 57454230 819f300d 06092a86 4886f70d 01010105 0003818d 00308189 02818100 b8e20aa8 332356b7 5b660073 5008d373 5d23c529 5b92472b 5e02a81f 63dc7a57 0667d754 5e7f98d3 d4239b42 ab8faf0b e8a5d394 f80d01a1 4cc01d98 b1320e9f e849055a b94b18ef 308eb12f 22ab1a8e db38f02c 2cf78e07 197f2d52 d3cb7391 a9ccb2d9 03f722bd 414b0a32 05aa053e c45e2464 80606f8e 417f09a7 aa9c644d 02030100 01a38202 de308202 da300b06 03551d0f 04040302 05a0301d 0603551d 11041630 14821243 6973636f 4153412e 63697363 6f2e636f 6d301d06 03551d0e 04160414 2c242ddb 490cde1a fe2d63e3 1e1fb28c 974c4216 301f0603 551d2304 18301680 14d9adbf 08f23a88 f114432f 79987cd4 09a403e5 58308201 03060355 1d1f0481 fb3081f8 3081f5a0 81f2a081 ef8681b5 6c646170 3a2f2f2f 434e3d43 41312c43 4e3d5453 2d57324b 332d4143 532c434e 3d434450 2c434e3d 5075626c 69632532 304b6579 25323053 65727669 6365732c 434e3d53 65727669 6365732c 434e3d43 6f6e6669 67757261 74696f6e 2c44433d 54535765 622c4443 3d636973 636f2c44 433d636f 6d3f6365 72746966 69636174 65526576 6f636174 696f6e4c 6973743f 62617365 3f6f626a 65637443 6c617373 3d63524c 44697374 72696275 74696f6e 506f696e 74863568 7474703a 2f2f7473 2d77326b 332d6163 732e7473 7765622e 63697363 6f2e636f 6d2f4365 7274456e 726f6c6c 2f434131 2e63726c 3082011d 06082b06 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46129b81 9c4353a2 1761b61c f9bc18c6 95c44e5c 8b3cfb71 a183c872 61964433 bddef040 b4b0431e 7456fe29 8a40172d cf3f2e25 f041dee0 c25b7635 29fdbf74 97997a23 340fe65e 75601d32 3522ec61 6aa39020 60f9a50e f963c593 88c80abd 9750e2bb e285933c 53697efd b1e15148 fcca5cb3 cef27219 e0281fbc acf1c285 2b19b30f 6ea733c4 1f62ff3b 7e309bf7 69b8bb87 8abaf05a 7175cc29 ea7dcc87 7044e279 9b52b759 f02e9b1c 94be67b8 fb1df0c6 9ec417 quit certificate ca 7099f1994764e09c4651da80a16b749c 3082049d 30820385 a0030201 02021070 99f19947 64e09c46 51da80a1 6b749c30 0d06092a 864886f7 0d010105 05003051 31133011 060a0992 268993f2 2c640119 1603636f 6d311530 13060a09 92268993 f22c6401 19160563 6973636f 31153013 060a0992 268993f2 2c640119 16055453 57656231 0c300a06 03550403 13034341 31301e17 0d303731 32313430 36303134 335a170d 31323132 31343036 31303135 5a305131 13301106 0a099226 8993f22c 64011916 03636f6d 31153013 060a0992 268993f2 2c640119 16056369 73636f31 15301306 0a099226 8993f22c 64011916 05545357 6562310c 300a0603 55040313 03434131 30820122 300d0609 2a864886 f70d0101 01050003 82010f00 3082010a 02820101 00ea8fee c7ae56fc a22e603d 0521b333 3dec0ad4 7d4c2316 3b1eea33 c9a6883d 28ece906 02902f9a d1eb2b8d f588cb9a 78a069a3 965de133 6036d8d7 6ede9ccd a1e906ec 88b32a19 38e5353e 6c0032e8 8c003fa6 2fd22a4d b9dda2c2 5fcbb621 876bd678 c8a37109 f074eabe 2b1fac59 a78d0a3b 35af17ae 687a4805 3b9a34e7 24b9e054 063c60a4 9b8d3c09 351bc630 05f69357 833b9197 f875b408 cb71a814 69a1f331 b1eb2b35 0c469443 1455c210 db308bf0 a9805758 a878b82d 38c71426 afffd272 dd6d7564 1cbe4d95 b81c02b2 9b56ec2d 5a913a9f 9b95cafd dfffcf67 94b97ac7 63249009 fa05ca4d 6f13afd0 968f9f41 e492cfe4 e50e15f1 c0f5d13b 5f020301 0001a382 016f3082 016b3013 06092b06 01040182 37140204 061e0400 43004130 0b060355 1d0f0404 03020186 300f0603 551d1301 01ff0405 30030101 ff301d06 03551d0e 04160414 d9adbf08 f23a88f1 14432f79 987cd409 a403e558 30820103 0603551d 1f0481fb 3081f830 81f5a081 f2a081ef 8681b56c 6461703a 2f2f2f43 4e3d4341 312c434e 3d54532d 57324b33 2d414353 2c434e3d 4344502c 434e3d50 75626c69 63253230 4b657925 32305365 72766963 65732c43 4e3d5365 72766963 65732c43 4e3d436f 6e666967 75726174 696f6e2c 44433d54 53576562 2c44433d 63697363 6f2c4443 3d636f6d 3f636572 74696669 63617465 5265766f 63617469 6f6e4c69 73743f62 6173653f 6f626a65 6374436c 6173733d 63524c44 69737472 69627574 696f6e50 6f696e74 86356874 74703a2f 2f74732d 77326b33 2d616373 2e747377 65622e63 6973636f 2e636f6d 2f436572 74456e72 6f6c6c2f 4341312e 63726c30 1006092b 06010401 82371501 04030201 00300d06 092a8648 86f70d01 01050500 03820101 001abc5a 40b32112 22da80fb bb228bfe 4bf8a515 df8fc3a0 4e0c89c6 d725e2ab 2fa67ce8 9196d516 dfe55627 953aea47 2e871289 6b754e9c 1e01d408 3f7f0595 8081f986 526fbe1c c9639d6f 258b2205 0dc370c6 5431b034 fe9fd60e 93a6e71b ab8e7f84 a011336b 37c13261 5ad218a3 a513e382 e4bfb2b4 9bf0d7d1 99865cc4 94e5547c f03e3d3e 3b766011 e94a3657 6cc35b92 860152d4 f06b2b15 df306433 c1bcc282 80558d70 d22d72e7 eed3195b d575dceb c0caa196 34f693ea f3beee4d aa2ef1c2 edba288f 3a678ecb 3809d0df b1699c76 13018f9f 5e3dce95 efe6da93 f4cb3b00 102efa94 48a22fc4 7e342031 2406165e 39edc207 eddc6554 3fa9f396 ad quit crypto isakmp enable outside crypto isakmp policy 65535 authentication rsa-sig encryption 3des hash md5 group 2 lifetime 86400 crypto isakmp identity auto telnet timeout 5 ssh timeout 5 console timeout 0 threat-detection basic-threat threat-detection statistics access-list ! class-map inspection_default match default-inspection-traffic ! ! policy-map type inspect dns preset_dns_map parameters message-length maximum 512 policy-map global_policy class inspection_default inspect dns preset_dns_map inspect ftp inspect h323 h225 inspect h323 ras inspect netbios inspect rsh inspect rtsp inspect skinny inspect esmtp inspect sqlnet inspect sunrpc inspect tftp inspect sip inspect xdmcp ! service-policy global_policy global group-policy defaultgroup internal group-policy defaultgroup attributes default-domain value cisco.com username vpnuser password TXttW.eFqbHusJQM encrypted username vpnuser attributes memberof DefaultRAGroup tunnel-group DefaultRAGroup general-attributes address-pool vpnpool tunnel-group DefaultRAGroup ipsec-attributes trust-point CA1 prompt hostname context Cryptochecksum:dd6f2e3390bf5238815391c13e42cd21 : end CiscoASA# |
次の手順を実行して、VPN Client を設定します。
Start > Programs > Cisco Systems VPN Client > VPN Clientの順に選択して、VPN Clientソフトウェアを起動します。
次の手順を実行して、CA1 という名前の CA サーバから CA 証明書をダウンロードし、Cisco VPN Client にインストールします。
vpnuser に提供されたクレデンシャルを使用して、CA のサーバ 172.16.5.1 への Web ログインを実行します。
注:CAサーバで、VPN Clientユーザのユーザアカウントを持っていることを確認してください。
[Download a CA certificate, certificate chain or CRL] をクリックし、次に示すウィンドウを開きます。符号化の方式として [Base 64] オプション ボタンをクリックし、[Download CA certificate] をクリックします。
CA 証明書を certnew.cer という名前でローカル コンピュータに保存します。デフォルトでは、C:\Program Files\Cisco Systems\VPN Client というパスに保存されます。
VPN ClientでCertificates tab > Importの順に選択し、Import from Fileradioボタンをクリックします。Browse をクリックし、CA 証明書を保存場所の C:\Program Files\Cisco Systems\VPN Client からインポートします。
[Import] をクリックします。次のように、成功を示すウィンドウが表示されます。
次に示すように、Certificates タブに CA Certificates CA1 が表示されます。
注:次に示すように、Show CA/RA Certificatesオプションが選択されていることを確認してください。選択されていない場合、CA証明書は証明書ウィンドウに表示されません。
次の手順を実行して、ID 証明書をダウンロードし、VPN Client にインストールします。
CA のサーバ CA1 で、[Request a Certificate] > [advanced certificate request] > [Create and submit a request to this CA] の順に選択し、ID 証明書を登録します。
[Submit] をクリックします。
[Yes] をクリックして続行します。
[Install this certificate] をクリックします。
[Yes] をクリックして続行します。
次に示すように、証明書がインストールされたことを伝えるメッセージが表示されます。
VPN Client を終了して再起動し、次に示すように VPN Client の Certificate タブに、インストールされた ID 証明書が表示されるようにします。
Connection entries タブで、New をクリックし、次に示すように接続エントリ vpnuser を作成します。
Host フィールドにルーティング可能なリモート ピアの IP アドレスを入力します。
Certificate Authentication オプション ボタンをクリックし、次に示すようにドロップダウン リストから、ID 証明書を選択します。
[Save] をクリックします。
[Connect] をクリックします。
ダイアログボックスが表示されたら、xauth のユーザ名とパスワード情報を入力して、OK をクリックし、リモート ネットワークに接続します。
次に示すように VPN Client が ASA に接続されます。
ASA では、コマンドラインで各種の show コマンドを発行し、証明書の状況を確認できます。
ここでは、設定が正常に機能しているかどうかを確認します。
show crypto ca trustpoint コマンドは、設定されているトラストポイントを表示します。
CiscoASA#show crypto ca trustpoints Trustpoint CA1: Subject Name: cn=CA1 dc=TSWeb dc=cisco dc=com Serial Number: 7099f1994764e09c4651da80a16b749c Certificate configured.
show crypto ca certificate コマンドは、システムにインストールされているすべての証明書を表示します。
CiscoASA# show crypto ca certificate Certificate Status: Available Certificate Serial Number: 3f14b70b00000000001f Certificate Usage: Encryption Public Key Type: RSA (1024 bits) Issuer Name: cn=CA1 dc=TSWeb dc=cisco dc=com Subject Name: cn=vpnserver cn=Users dc=TSWeb dc=cisco dc=com PrincipalName: vpnserver@TSWeb.cisco.com CRL Distribution Points: [1] ldap:///CN=CA1,CN=TS-W2K3-ACS,CN=CDP,CN=Public%20Key%20Services, CN=Services,CN=Configuration,DC=TSWeb,DC=cisco, DC=com?certificateRevocationList?base?objectClass=cRLDistributionPoint [2] http://ts-w2k3-acs.tsweb.cisco.com/CertEnroll/CA1.crl Validity Date: start date: 14:00:36 UTC Dec 27 2007 end date: 14:00:36 UTC Dec 26 2008 Associated Trustpoints: CA1 CA Certificate Status: Available Certificate Serial Number: 7099f1994764e09c4651da80a16b749c Certificate Usage: Signature Public Key Type: RSA (2048 bits) Issuer Name: cn=CA1 dc=TSWeb dc=cisco dc=com Subject Name: cn=CA1 dc=TSWeb dc=cisco dc=com CRL Distribution Points: [1] ldap:///CN=CA1,CN=TS-W2K3-ACS,CN=CDP,CN=Public%20Key%20Services, CN=Services,CN=Configuration,DC=TSWeb,DC=cisco, DC=com?certificateRevocationList?base?objectClass=cRLDistributionPoint [2] http://ts-w2k3-acs.tsweb.cisco.com/CertEnroll/CA1.crl Validity Date: start date: 06:01:43 UTC Dec 14 2007 end date: 06:10:15 UTC Dec 14 2012 Associated Trustpoints: CA1 Certificate Subject Name: Name: CiscoASA.cisco.com Status: Pending terminal enrollment Key Usage: General Purpose Fingerprint: 1a022cf2 9771e335 12c3a530 1f9a0345 Associated Trustpoint: CA1
show crypto ca crls コマンドは、キャッシュされている証明書失効リスト(CRL)を表示します。
show crypto key mypubkey rsa コマンドは、生成済みのすべての暗号鍵ペアを表示します。
CiscoASA# show crypto key mypubkey rsa Key pair was generated at: 01:43:45 UTC Dec 11 2007 Key name: <Default-RSA-Key> Usage: General Purpose Key Modulus Size (bits): 1024 Key Data: 30819f30 0d06092a 864886f7 0d010101 05000381 8d003081 89028181 00d4a509 99e95d6c b5bdaa25 777aebbe 6ee42c86 23c49f9a bea53224 0234b843 1c0c8541 f5a66eb1 6d337c70 29031b76 e58c3c6f 36229b14 fefd3298 69f9123c 37f6c43b 4f8384c4 a736426d 45765cca 7f04cba1 29a95890 84d2c5d4 adeeb248 a10b1f68 2fe4b9b1 5fa12d0e 7789ce45 55190e79 1364aba4 7b2b21ca de3af74d b7020301 0001 Key pair was generated at: 06:36:00 UTC Dec 15 2007 Key name: my.CA.key Usage: General Purpose Key Modulus Size (bits): 1024 Key Data: 30819f30 0d06092a 864886f7 0d010101 05000381 8d003081 89028181 00b8e20a a8332356 b75b6600 735008d3 735d23c5 295b9247 2b5e02a8 1f63dc7a 570667d7 545e7f98 d3d4239b 42ab8faf 0be8a5d3 94f80d01 a14cc01d 98b1320e 9fe84905 5ab94b18 ef308eb1 2f22ab1a 8edb38f0 2c2cf78e 07197f2d 52d3cb73 91a9ccb2 d903f722 bd414b0a 3205aa05 3ec45e24 6480606f 8e417f09 a7aa9c64 4d020301 0001 Key pair was generated at: 07:35:18 UTC Dec 21 2007 CiscoASA#
show crypto isakmp sa コマンドは、IKE 1 のトンネル情報を表示します。
CiscoASA#show crypto isakmp sa Active SA: 1 Rekey SA: 0 (A tunnel will report 1 Active and 1 Rekey SA during rekey) Total IKE SA: 1 1 IKE Peer: 10.1.1.5 Type : user Role : responder Rekey : no State : MM_ACTIVE
show crypto ipsec sa コマンドは、IPSec のトンネル情報を表示します。
CiscoASA#show crypto ipsec sa interface: outside Crypto map tag: dynmap, seq num: 10, local addr: 192.168.1.5 local ident (addr/mask/prot/port): (0.0.0.0/0.0.0.0/0/0) remote ident (addr/mask/prot/port): (10.5.5.10/255.255.255.255/0/0) current_peer: 10.1.1.5, username: vpnuser dynamic allocated peer ip: 10.5.5.10 #pkts encaps: 0, #pkts encrypt: 0, #pkts digest: 0 #pkts decaps: 144, #pkts decrypt: 144, #pkts verify: 144 #pkts compressed: 0, #pkts decompressed: 0 #pkts not compressed: 0, #pkts comp failed: 0, #pkts decomp failed: 0 #pre-frag successes: 0, #pre-frag failures: 0, #fragments created: 0 #PMTUs sent: 0, #PMTUs rcvd: 0, #decapsulated frgs needing reassembly: 0 #send errors: 0, #recv errors: 0 local crypto endpt.: 192.168.1.5, remote crypto endpt.: 10.1.1.5 path mtu 1500, ipsec overhead 58, media mtu 1500 current outbound spi: FF3EEE7D inbound esp sas: spi: 0xEFDF8BA9 (4024404905) transform: esp-3des esp-md5-hmac none in use settings ={RA, Tunnel, } slot: 0, conn_id: 4096, crypto-map: dynmap sa timing: remaining key lifetime (sec): 28314 IV size: 8 bytes replay detection support: Y outbound esp sas: spi: 0xFF3EEE7D (4282314365) transform: esp-3des esp-md5-hmac none in use settings ={RA, Tunnel, } slot: 0, conn_id: 4096, crypto-map: dynmap sa timing: remaining key lifetime (sec): 28314 IV size: 8 bytes replay detection support: Y
Output Interpreter Tool(OIT)(登録ユーザ専用)では、特定の show コマンドがサポートされています。OIT を使用して、show コマンド出力の解析を表示できます。
ここでは、設定のトラブルシューティングに使用できる情報を示します。
発生する可能性のあるエラーを次に示します。
ERROR: Failed to parse or verify imported certificate
このエラーが発生する可能性があるのは、ID 証明書をインストールしたけれども、関連付けられたトラストポイントで認証された正しい中間証明書またはルート CA 証明書がない場合です。正しい中間証明書またはルート CA 証明書を使用して削除と再認証を行う必要があります。サード パーティ ベンダーに問い合せて、正しい CA 証明書を受け取っていることを確認してください。
Certificate does not contain general purpose public key
このエラーが発生する可能性があるのは、正しくないトラストポイントに ID 証明書をインストールしようとした場合です。無効な ID 証明書をインストールしようとしているか、トラストポイントと関連付けられた鍵ペアが ID 証明書に含まれている公開鍵と合致しません。show crypto ca certificates trustpointname コマンドを発行して、正しいトラストポイントに ID 証明書をインストールしたことを確認します。Associated Trustpointsがある行を探します。間違ったトラストポイントがリストされている場合は、このドキュメントで説明されている手順に従って、適切なトラストポイントを削除して再インストールします。また、CSR が生成されてから鍵ペアが変更されていないことを確認します。
エラー:ASA/PIX。Sev=Warning/3 IKE/0xE3000081 Invalid remote certificate id:
証明書に関する認証の問題がある場合、VPN Client にこのエラー メッセージが表示される可能性があります。ASA/PIX の設定で crypto isakmp identity auto コマンドを使用して、この問題を解決します。
改定 | 発行日 | コメント |
---|---|---|
1.0 |
21-Dec-2007 |
初版 |