はじめに
このドキュメントでは、enablediagユーザを使用して、Cisco Eメールセキュリティアプライアンス(ESA)、Cisco Webセキュリティアプライアンス(WSA)、またはCiscoセキュリティ管理アプライアンス(SMA)に接続して管理する方法について説明します。
ESA/WSA/SMA でのサービス アカウントの有効化
ESA、WSA、およびSMAにはenablediagという名前のサービスアカウントがあります。 このアカウントには通常、アプライアンスからシリアルコンソールを使用してアクセスしますが、アプライアンスへの標準SSHアクセスを介してアクセスすることもできます。 アプライアンスにリモートからアクセスできない場合は、このアカウントを使用できます。 イネーブル診断経由でのアプライアンスへのアクセスは、通常、シスコのサポートおよびオープンなサポートケースと協力して行われます。
使用するには、 コンソールログインプロンプトでログインするためにenablediagと入力し、アプライアンスのadminを使用します。 password が base64 でエンコードされたものです。
enablediagユーザには、サービスアクセスの有効化や管理インターフェイスの再設定など、問題の解決に使用できるオプションがいくつかあります。enablediagを使用してログインする際に表示される情報の例を次に示します。
login: enablediag
Password:
Last login: Tue Jul 28 13:59:23 2015 from 192.168.42.43
AsyncOS 9.7.0 for Cisco C100V build 041
Welcome to the Cisco C100V Email Security Virtual Appliance
Available Commands:
help -- View this text.
quit -- Log out.
service -- Enable or disable access to the service system.
network -- Perform emergency configuration of the diagnostic network interface.
clearnet -- Resets configuration of the diagnostic network interface.
ssh -- Configure emergency SSH daemon on the diagnostic network interface.
clearssh -- Stop emergency SSH daemon on the diagnostic network interface.
tunnel -- Start up tech support tunnel to IronPort.
print -- Print status of the diagnostic network interface.
reboot -- Reboot the appliance.
S/N 564D4A052936E4280000-BA98DA08AAAA
Service Access currently ENABLED (0 current service logins)
注:この方法でアプライアンスへのサポートトンネルを開く場合は、必ずシスコサポートエンジニアに提示された完全なシリアル番号を提供してください。
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