ISE 3.4デバッグログ設定の設定

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Updated: 2024 年 10 月 16 日
Document ID:222477

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポート コンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

    はじめに

    このドキュメントでは、最大ファイルサイズとファイル数をカスタマイズするために、Cisco Identity Services Engine (ISE) 3.4のデバッグログ設定を設定する方法について説明します。 

    前提条件

    要件

    次の項目に関する知識があることが推奨されます。

    • Cisco ISE

    使用するコンポーネント

    このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアに基づくものです バージョン：

    • Cisco ISE version 3.4

    このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな（デフォルト）設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。

    設定

    デバッグやトレースなど、より詳細なログレベルのコンポーネントでは一般に、情報の迅速な生成が原因で、ログファイルが予想よりも速く回転する傾向があります。この機能を使用すると、ログ・ファイルのサイズとファイル数をカスタマイズして、ログを書き込む前に特定のコンポーネントに関する詳細情報をログに記録できます。

    コンフィギュレーション

    Operations > Troubleshoot > Debug Wizard > Debug Log Configurationに移動します。デバッグ・ログの設定を変更するノードをノード・リストから選択します。変更した設定は、選択したノードにのみ影響します。設定を変更するコンポーネントを選択し、Debug Log Settings.

    注：ログファイルのコンポーネントのデバッグログ設定は変更できませんprrt-server.log

    Debug Log Configuration PageDebug Log Configurationページ

    問題のトラブルシューティングを行うために必要に応じてMax File Size (MB)およびFile Countを設定します。Max File Sizeは、1 ～ 100 MBの任意の範囲で設定できます。適用される最大File Count制限はありません。

    警告：ログファイルでディスクがいっぱいにならないようにするため、ログの合計ディスク領域使用率は60 GBを超えることはできません。入力されたデバッグログ設定がこのしきい値を超えると、警告メッセージ「Disk space usage for logs exceeds 60GB. Please reduce Max File Size/File Count」が表示され、変更を保存できません。

    Debug Log Settings WindowDebug Log Settingsウィンドウ

    必要に応じて、これらの設定をデフォルトに戻す日時を指定することもできます。これを行うには、Specify Date/Time to Reset to Defaultチェックボックスを選択し、設定がリセットされる日時を設定します。

    警告：この設定に使用されている時間は、Cisco ISE clockです。予期しない動作を避けるために、すべてのノードがNTPサーバと同期していることを確認してください。

    Specify Date/Time Configuration日付/時刻の構成の指定

    設定を有効にするには、「Save」をクリックします。

    Debug Log Settingsをコンポーネントのデフォルト値にリセットするには、コンポーネントを選択してReset to Defaultオプションをクリックし、ポップアップウィンドウでYesを選択します。

    Reset to Default Settingデフォルト設定にリセット

    確認

    Debug Log Settingsの変更後、Predicted Space Usage for Debug Logsで占有されているボリュームをTotal Disk Spaceで監視して、ディスクが容量に達していないことを確認します。

    Total Disk Space Chart合計ディスク領域のグラフ

    テーブルの「Max File Size (MB)」列と「File Count」列に、保存した変更が反映されていることを確認します。

    Debug Log Settings After Configuration設定後のデバッグログ設定

    ログサイズは、Cisco ISEのCLIで確認できます。show logging application | include collector.logコマンドを発行します。「collector.log」を、確認する適切なログファイルで置き換えます。

    admin#show logging application | include collector.log
    84851938 Oct 15 2024 16:53:59 collector.log

    一般的な使用例

    一部のコンポーネントは、より詳細なログレベルを選択すると、より頻繁に回転する傾向があります。これらのコンポーネントの一部と、これらのコンポーネントに関連する問題をデバッグする際に設定する推奨値を次に示します。

    • collector
      • Max File Size:100 MB
      • File Count:25
    • profiler
      • Max File Size:100 MB
      • File Count:50（デフォルト）

    更新履歴

    改定 発行日 コメント
    1.0
    17-Oct-2024
    初版
    TAC Authored

    シスコ エンジニア提供

    • マックス・アブラムスキー
      テクニカルコンサルティングエンジニア

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