概要
このドキュメントでは、Unified Computing System(UCS)のマザーボード交換またはBIOSのアップグレード後にUnified Extensible Firmware Interface(UEFI)のブートテーブルを復元し、オペレーティングシステムのブート障害を引き起こす設定例について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
- Cisco Integrated Management Controller(CIMC)4.x
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
背景説明
マザーボードを交換したか、BIOSをアップグレードしたため、オペレーティングシステム(OS)の起動に失敗し、交換またはBIOSのアップグレード後に以前のブートモード、レガシー、またはUEFIの起動が変更された場合は、エラーメッセージが表示されます。
表示されるメッセージは「UEFI Interactive Shell v2.0 ...エラー.マッピングが見つかりません。
問題
UCSマザーボードの交換またはBIOSのアップデート後、OSのブートが失敗します。
以前にインストールしたOSの起動に失敗した理由は、交換したマザーボードと異なるUEFIブートモードが設定されている可能性があるか、BIOSのアップグレードにより、この設定が元に戻るか、デフォルトに変更されたためです。
解決方法
ブートモードが、マザーボードの交換前またはBIOSのアップグレード前の設定と一致していることを確認します。
CIMC 4.xの場合:
ステップ1:ブラウザを使用してCIMC ipに接続します。
ステップ2:3本の水平線であるメニューボタンを選択します。
ステップ3:[計算]を選択します。
ステップ4:[Configure Boot Order]を選択します。
ステップ5:ドロップダウンメニューから[UEFI]または[Legacy]を選択して、以前の設定と一致させます。
ステップ6:[Save Changes]を選択します。
ステップ7:サーバをリブートして、設定ブートモードの設定を行います。
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