UCS Bシリーズ/Cシリーズ/Sシリーズ/HyperFlexシリーズチーミング、Cisco VICカードとのボンディングオプション

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Updated: 2020 年 8 月 26 日
Document ID:200519

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポート コンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

    概要

    このドキュメントでは、UCSファブリックインターコネクトに接続されたCisco Unified Computing System(UCS)サーバ（Bシリーズ、Cシリーズ統合型、Sシリーズ統合型、HyperFlexシリーズ）でCisco Virtual Interface Card(VIC)アダプタを使用する場合に、共通のオペレーティングシステムで使用できます。

    前提条件

    要件

    次の項目に関する知識があることが推奨されます。

    • Cisco UCS と UCS Manager（UCSM）
    • Cisco VIC
    • VMware ESX バージョン 4.1 以降
    • Microsoft Windows Server バージョン 2008 R2
    • Microsoft Windows Serverバージョン2012以降
    • Microsoft Windows Serverバージョン2016以降
    • Linuxオペレーティングシステム

    使用するコンポーネント

    このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。

    • UCSMバージョン2.2(6c)
    • VICカードを搭載したCisco UCSサーバ
    • VICファームウェアバージョン4.0(8b)
    • VMware ESXi バージョン 5.5、更新プログラム 3
    • Microsoft Windows Server バージョン 2008 R2 SP1
    • Microsoft Windows Serverバージョン2012 R2
    • Microsoft Windows Server バージョン 2016
    • Redhat Enterprise Linux(RHEL)6.6

    このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期（デフォルト）設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

    サポート一覧表

    スイッチに依存しないチーミング/ボンディング方式はすべて、UCSファブリックインターコネクト環境でサポートされます。これらのボンディングモードでは、スイッチ/UCS側での特別な設定は必要ありません。

    これに対する制限は、スイッチ独立構成で使用されるロードバランシング方式では、フェールオーバーイベント以外の単一のUCS Fabric Interconnect経由で特定の送信元MACアドレスのトラフィックを送信する必要があり、負荷を定期的に再配布しないことです。 

    発信元MACアドレス以外のメカニズム（IPアドレスハッシング、TCPポートハッシングなど）で動作する他のロードバランシング方式を使用すると、UCSファブリックインターコネクト間で特定のMACアドレスがフラッピングするため、不安定になる可能性があります。このような設定はサポートされていません。

    スイッチに依存するボンディングモードでは、スイッチ側でポートチャネルを設定する必要があります。この場合、スイッチであるファブリックインターコネクトは、サーバに存在するVICカードとポートチャネルを形成できません。さらに、このようなボンディングモードは、UCSおよびアップストリームスイッチでMACフラッピングを引き起こすため、サポートされません。

    このリストは、ネイティブ（ベアメタル）オペレーティングシステムと、仮想マシンを使用するハイパーバイザ環境の両方に適用されます。

    オペレーティング システム サポート対象 サポートされていません
    VMWare ESXi
    1. 発信元ポートIDに基づくルート
    2. 送信元MACハッシュに基づくルート
    1. IPハッシュに基づくルート
    2. 物理NICの負荷に基づくルート

    Windows 2012以降のスタンドアロンNICチーミング（ネイティブドライバを使用）

    Windows 2016以降のSwitch Embedded Teaming(SET)

    スイッチ独立モード
    (アクティブ/スタンバイおよびアクティブ/アクティブ2)

    ロードバランシング方式を使用する場合：

    1. Hyper-Vポート

    スイッチ依存

    1. 静的チーミング
    2. LACP

    スイッチ独立モード
    (アクティブ/スタンバイおよびアクティブ/アクティブ2)

    ロードバランシング方式を使用する場合：

    1. ダイナミック
    2. アドレスハッシュ
    Windows 2008 R2 SP1（Cisco VIC NICチーミングドライバを使用）
    1. アクティブバックアップ（モード1）
    2. アクティブへのフェールバックを使用したアクティブバックアップ（モード2）
    3. アクティブアクティブ送信ロードバランシング（モード3）
    1. 802.3ad LACP（モード4）
    Linuxオペレーティングシステム1
    1. アクティブバックアップ（モード1）
    2. balance-tlb（モード5）
    3. balance-alb（モード6）
    1. balance-rr（モード0）
    2. balance-xor（モード2）
    3. broadcast（モード3）
    4. 802.3ad（モード4）
    1. fail_over_mac=1は、CSCva09592に記載されている制限を回避するために使用する必要があります
    2. ACIファブリックの背後に接続されると、特定のアクティブ/アクティブアルゴリズムにより、エンドポイントが別のリーフスイッチから移動する可能性があります。リーフがエンドポイントの移動が多すぎることを検出すると、エンドポイントのブリッジドメインの学習が無効になります（エラーメッセージが表示されます）。

    関連情報

    TAC Authored

    シスコ エンジニア提供

    • Shankar Prasath R
      Cisco TACエンジニア

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