トラブルシューティングガイド – CSPCコレクタの使用
本書では、Cisco Common Services Platform Collector(CSPC)に関する問題をトラブルシューティングする方法について説明します。
注: 発生した問題が Smart Net Total Care™ Portal に関係する場合は、本書の情報が役立ちます。問題がサードパーティ製のコレクタ(Netformx や SolarWinds など)に関係する場合は、サードパーティのコレクタ サポート チームに直接連絡してください。
CSPCバージョン2.6以前
現在CSPCバージョン2.6.x以前を実行していて、問題が発生した場合は、最新バージョンに移行することをお勧めします。
LCM パッチをインストールすることで、CSPC バージョン 2.6.x 以前に [更新(Update)] タブが追加され、CSPC GUI への更新がシンプルになります。詳細については、『CSPC Upgrade Guide(CSPC アップグレード ガイド)』を参照してください。
CSPC バージョン 2.7 以降
ここでは、CSPC バージョン 2.7 以降のトラブルシューティングに役立つ情報を提供します。
コレクタ GUI にログインできない
CSPC GUI へのログインに影響する原因は、複数考えられます。ここでは、最も一般的な原因の概要を示します。
GUI との接続に関するエラーが表示される
この問題のトラブルシューティングを行うには、次のアクションを実行します。
GUI に対する接続の試行に、次のアドレスを使用していることを確認します。https://<IP of the collector>:8001
接続の試行で、HTTP ではなく HTTPS を使用していることを確認します。
ポート8001で: 8001を使用して接続して、ポートがネットワーク上でブロックされていないことを確認します。
セキュア ソケット レイヤ(SSL)証明書に関連するエラー([このサイトは安全ではありません(This site is unsafe)])が表示されたら、エラーをバイパスして、コレクタのログイン ページに進みます。
権限ファイルを求められる
この問題のトラブルシューティングを行うには、次のアクションを実行します。
Smart Net Total Care Portal に移動し、権限を生成します。
スプラッシュ画面が表示されたら適宜閉じます。
左側のウィンドウで、[ライブラリ(Library)] > [管理(Administration)] > [すべてのコレクタ(All Collectors)] を選択します。
[アクション(Actions)] ドロップダウン メニューから [新しい CSPC 権限の生成(Generate a New CSPC entitlement)] を選択します。
以下のフィールドに入力します。
[CSPC 名(CSPC name)]:これはサーバのホスト名、またはネットワーク上のコレクタを特定するために使用する任意の名前に一致している必要があります。 特殊文字は使用できません。
[インベントリ名(Inventory name)]:CSPC 名として入力した名前の後に、ダッシュと「inventory」」の単語を付加したものを使用できます(例:Hostname-inventory)。 インベントリの特定のために、別の名前を使用することもできます。
[送信(Submit)] をクリックし、ポップアップ ウィンドウが表示されたら、zip ファイルをダウンロードします。zip ファイルを適切な場所に保存します。注意 :この時点では zip ファイルを解凍しないでください。
自分のユーザ名とパスワードを使用して CSPC にログインします。
CSPC の [ヘルプ(Help)] メニューから、[登録の表示/アップグレード(View/Upgrade Registration)] を選択します。
[新しい登録証明書の追加(Add new registration certificate)] ボタンをクリックします。
ステップ6で保存した登録証明書に移動します。進捗インジケー タに、登録証明書のアップロードのステータスが表示されます。
アップロードが完了したら [OK] をクリックして、アップロード成功のメッセージを閉じます。
数分後に権限が適用され、コレクタが再起動します。10 分待ってからページを更新すると、ログイン プロンプトが再度表示されます。
CLI の管理者パスワードが不明
CLI の管理者パスワードが不明な場合でも、collectorlogin とルート パスワードがある場合は、次の手順を実行します。
コレクタとのセキュア シェル(SSH)接続を確立し、admin の代わりに collectorlogin を使用します。
sudo passwd admin コマンドを入力します。
プロンプトにルート パスワードを入力します。
SSH 接続を確立して admin を使用します。
注: CLI の管理者パスワードが不明で、collectorlogin もルート パスワードもない場合は、コレクタを再導入する必要があります。 詳細については、『CSPC Collector Quick Start Guide(CSPC コレクタ クイック スタート ガイド)』を参照してください。
注意 :望ましくない結果が生ずる可能性があるため、admin GUI ユーザのパスワードは変更しないでください。
注: CSPCバージョン2.7以降には、最初のログイン時に作成された一連のセキュリティ質問を使用してGUIパスワードを回復する機能が含まれています。
アップロードが Smart Net Total Care Portal に表示されない
ポータルへのアップロードを確認するには、ログインして [ライブラリ(Library)] > [管理(Administration)] > [アップロード処理状況(Upload Processing)] に移動します。アップロードに問題が発生した場合は、このセクションの情報を参照してください。
Smart Net Total Care Portal で、アップロードが [進行中(IN PROGRESS)] または [失敗(FAILED)] と表示される場合があります。ポータルでアップロードが完了していない場合は、ステータスが [進行中(IN PROGRESS)] と表示されます。
アップロードに含まれているデバイス数に応じて、アップロードの処理には最大 48 時間かかる場合があります。ほとんどのお客様はアップロードを週末に実施するようにスケジューリングします。つまり、週末と月曜日がバックエンド処理のピーク時間となります。それらの日にアップロードを行うと、処理に要する時間が通常より長くなることがあります。
次のような場合には、問題が発生している可能性があります。
アップロードのステータスが 72 時間以上 [進行中(IN PROGRESS)] のままである場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に対してケースをオープンするか(NLS1 または Smart Assist(CSAS)契約が必要)、Smart Net Total Care Community に質問を投稿してください。アップロードを再度試みるように指示される場合があります。
アップロードのステータスが [失敗(FAILED)] になった場合は、もう一度アップロードを試みるか、シスコにアップロードの再処理を依頼してください。その場合は、Cisco TAC に対してケースをオープンするか(NLS1 または CSAS 契約が必要)、Smart Net Total Care Community に質問を投稿してください。失敗したアップロードをコレクタ側で修正することはできません。
注: ポータルで [進行中(IN PROGRESS)] のままのアップロードは、定期的に消去されます。ベスト プラクティスとしては、コレクションまたはアップロード プロファイルを利用して、1 度に1 つずつアップロードをプッシュするようにします。
ポータルにアップロードがまったく表示されない場合は、次の手順を実行します。
注: バージョン 2.7 のダウンロードは、Smart Net Total Care、PSS、Smart Care など、すべてのサービスで可能です。
ヒント :OVA をダウンロードするには、CSPC Download Software(CSPC ソフトウェア ダウンロード)ページにアクセスしてください。
収集プロファイルが正常に完了していることを確認します。 コレクタ GUI にログインし、[レポート(Reports)] > [インベントリレポート(Inventory Reports)] に移動します。スケジュールされている収集プロファイルに該当するエントリを見つけます。収集プロファイルが正常に完了したか、開始したか、進行中であるかを確認できます。
[未実行(Not Started)]:[初回実行時刻(FirstRunTime)] 列でインベントリのステータスが空白である場合は、スケジュールされたインベントリ ジョブがまだ実行されていません。 スケジュールが正しく設定されていることを確認します。正しくスケジュールされているにもかかわらず設定された時間に開始していない場合は、ロックされているプロセスを終了するためにサーバを再起動します。
[進行中(In Progress)]:インベントリのステータスが [進行中(In Progress)] である場合は、実行中です。 処理が完了するまで待機します。24 時間以上かかっている場合は、ロックされているプロセスを終了するためにサーバを再起動し、インベントリを再開します。
[完了(Completed Successfully)]:状態が [完了(Completed)] でステータスが [成功(Success)] と表示されれば、インベントリが正常に完了しています。 状態またはステータスが [失敗(Failed)] の場合は、インベントリが正常に完了していません。データ収集プロファイルの設定をチェックし、中断なしでインベントリを完了できる状況であったかどうかを確認する必要があります。
収集プロファイルがスケジュールされていることを確認します。 コレクタ GUI で、[設定(Settings)] > [データ収集プロファイルの管理(Manage Data Collection Profiles)] に移動します。正しくスケジュールされたプロファイルには、[スケジュール済み(scheduled)] 列にチェックマークが付いています。 プロファイルがスケジュールされていない場合、新しいインベントリは実行されません。その場合は、定期的に実行されるようにスケジュールするか、手動で実行します。
手動アップロードを実行するには、コレクタメニューから[管理(Management)] > [データ収集プロファイルの実 行(Run Data Collection Profile)] に移動し、[SNTC ]を選択します 。収集プロファイルが正しく設定されていれば、インベントリの完了後にアップロードが行われます。
収集プロファイルを自動的に実行するようにスケジュールするには、プロファイルを選択後、変更するオプションを選択し、[プロファイルの詳細(Profile Details)] タブに移動します。
インベントリのスケジュールを設定するには、[定期的な収集のスケジュール(Schedule Periodic Collection)] チェックボックスをオンにし、[スケジュールの設定(Configure Schedule)] をクリックします。希望するインベントリ スケジュールを選択できるウィンドウが表示されます。設定を選択し、[OK] をクリックします。
収集プロファイルでアップロードが設定されていることを確認します。 インベントリが正常に完了した場合でも、コレクタがデータをアップロードしていない可能性があります。インベントリの直後にアップロードするように収集プロファイルを設定するには、[設定(Settings)] > [データ収集プロファイルの管理(Manage Data Collection Profiles)] に移動し、[プロファイルの詳細(Profile Details)] を選択します。 [収集プロファイルが実行されたらエクスポート(Export upon successful execution of collection profile)] および [リモート サーバにアップロード(Upload to Remote Server)] チェックボックスがオンになっていることを確認し、[ファイル名プレフィックス(File Name Prefix)] が [sntc1x_VSEM] であることを確認して(これらすべての設定は 2.5 以上の OVA ではデフォルトで選択される)、[OK] をクリックします。 ヒント :それまでにアップロード プロファイルを使用していた場合は削除し、上記の手順を再度実行して、収集プロファイルにアップロードを設定します。
シスコ アップロード サーバへの適切なアクセス権があることを確認します。 ファイアウォールでは、これらの IP アドレス、ホスト名、ポートを許可して、アップロードが正常に処理されるように設定する必要があります。
72.163.7.113 (TCP 443) concsoweb-prd.cisco.com
72.163.4.161 (TCP 443/80) www.cisco.com
72.163.7.60 (TCP 443/80) dl.cisco.com
72.163.7.60 (TCP 443/80) dl1.cisco.com
173.37.146.12 (TCP 443/80) dl2.cisco.com
173.37.144.208 (TCP 443/80) sso.cisco.com
Smart Net Total Care Portal に表示されないデバイスがある
ポータルに表示されないデバイスがある場合は、次の手順を実行します。
想定した最新のアップロードが受信され、処理されたことを確認します。 ポータルで [ライブラリ(Library)] > [管理(Administration)] > [アップロード処理状況(Upload Processing)] に移動します。 最新のアップロードが表示されていない場合は、本書の「アップロードが Smart Net Total Care Portal に表示されない」セクションを参照してください。
最新バージョンの CSPC を使用していることを確認します。 デバイスによっては、新しいバージョンのコレクタでのみサポートされている場合があります。コレクタの GUI で、[ヘルプ(Help)] > [バージョン情報(About)] に移動し、サーバの現在のバージョンを確認します(バージョン 2.7 以上である必要があります)。 必要に応じて、次の手順を実行してコレクタをアップグレードします。
AdminShell を利用してコレクタとの SSH 接続を確立します(管理者ユーザ名を使用)。
show version -d コマンドを入力し ます。
conf serv enable コマンドを入力します。
CCO ID とパスワードを入力し、ソフトウェアの更新を有効にします。 注: GUI を使用して先に権限ファイルを適用しておく必要があります。詳細については、本書の「権限ファイルを求められる」セクションを参照してください。
check update コマンドを入力します。
download <バージョン> コマンドを入力して、使用可能な更新をダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、apply <バージョン> コマンドを入力して更新を適用します。
conf autoupdate コマンドを入力して、新しいパッチがリリースされたときに、コレクタが自動的に更新されるようにします。
CSPC GUI で、デバイスの収集プロファイルの実行サマリーを表示します。 [レポート(Reports)] > [収集プロファイル実行サマリー(Collection Profile Run Summary] に移動し、使用中の収集プロファイルの横にある [データの表示(View Data)] をクリックします。 デバイス リストから目的のデバイスを見つけ、MIB を確認します。 デバイスのデータがない場合は、最後のインベントリ日付を確認します。インベントリ日付が古い場合、またはデバイス リストにデバイスが表示されていない場合は、[管理(Management)] > [データ収集プロファイルの実行(Run Data Collection Profile)] に移動し、新しいインベントリを実行します。 インベントリ日付が最新である場合は、デバイスが ping 可能であることを確認するためにステータスをチェックし、デバイスまたはネットワークのファイアウォールやアクセス コントロール リスト(ACL)によって、Simple Network Management Protocol(SNMP)トラフィックがブロックされていないことを確認します。 デバイスがインベントリ対象になっていない場合は、いくつか理由があります。既知のバグによって、デバイスが特定されるとインベントリから除外される場合があります。[設定(Settings)] > [インベントリ設定(Inventory Settings)] に移動して [プロトコル ルールを無効化(Disable Protocol Rules)] タブをクリックすると、一部のプロトコル(SSH、SNMP)が無効になった、特別に定義されたプラットフォームのリストを表示できます。 ここで参照されているプラットフォームの詳細を表示するには、[設定(Settings)] > [プラットフォーム定義の管理(Manage Platform Definitions)] に移動します。ヒント :収集から除外された特定のタイプの情報を確認するには、[収集ルールを無効化(Disable Collection Rules)] タブを参照してください。
データがインベントリ内にあり、アップロードが最近完了している場合は、デバイスの詳細な分析について、Cisco TAC に対してケースをオープンするか、Smart Net Total Care Community に質問を投稿してください。
CSPに表示されないデバイスがある
ここでは、一部のデバイスが CSPC に表示されない、最も一般的な理由について説明します。
デバイスがサポートされていない
SNTC Product ID Checker を使用すると、CSPC とポータルで特定のデバイスがサポートされているかどうかを確認できます。
管理対象デバイス リストにデバイスが含まれていない
この問題のトラブルシューティングを行うには、次の手順を実行します。
[管理(Management)] > [デバイスの検出と管理(Discover and Manage Devices] に移動し、[最検出(Rediscover)] を選択します。プロセスが完了したら、ダッシュボードに戻って更新します。デバイスが Live Nodes カテゴリ内にない場合は、SNMP、ファイアウォール、または ACL に問題がある可能性があります。
[管理(Management)] > [デバイス アクセス検証(Device Access Verification)] に移動し、SNMP のバージョンを選択して、すべての管理対象デバイスで実行します。 プロセスが完了すれば、[レポート(Reports)] > [デバイス アクセス検証(Device Access Verification)] に移動して、レポートを確認できます。
[設定(Settings)] > [データ収集プロファイルの管理(Manage Data Collection Profiles)] に移動して、自分の Smart Net Total Care プロファイルを開きます。 [データセット(Datasets)] をクリックして、いくつかのボックスがオンになっていることを確認します。 オンになっているアイテムについては、設定を変更しないでください(エラーの原因になります)。
すべてのデバイスが SNMP によって適切にポーリングされ、[Live Nodes] カテゴリにあることを確認したら、コレクタを再起動して、ハングしている可能性のあるジョブを終了します。
[管理(Management)] > [収集プロファイルの実行(Run Collection Profile)] に移動し、手動インベントリを実行します。
[レポート(Reports)] > [収集プロファイル実行サマリー(Collection Profile Run Summary)] に移動して、シリアル番号(SN)を受け取ることを確認し、最新のインベントリについて [データを表示(view data)] を選択します。
左側のウィンドウからいずれかのデバイスを選択し、[物理エンティティ MIB(Entity Physical MIB)] を選択します。 シリアル番号はここにリストされます。
コレクタがデバイスを管理していなかった
デバイスが検出から除外されるのには、いくつかの理由があります。次のいずれかが該当する場合、デバイスは検出されません。
デバイス検出プロセスがタイムアウトまたはハングする
このセクションで説明されている方法を使用して、検出プロセスのパフォーマンスを調整できます。
[設定(Settings)] > [検出設定(Discovery Settings)] に移動して、必要に応じて次の設定を調整します。
[SNMP のタイムアウト時間と再試行回数(SNMP Timeouts and Retries)] の値を小さくすると、デバイス検出プロセスの速度が上がります。それによって検出、検出実行時のデフォルトのタイムアウト アピアランスが変更されますが、この設定は検出ジョブ単位で変更することもできます。
スレッド数を増やすと検出が速くなり、減らすとネットワーク トラフィックを減らすことができます。
[最大検出時間(Max Discovery Time)] を設定して、1 回の検出ジョブを実行できる時間、または 1 つのデバイスで検出を試行できる時間を定義できます。
注: IP フォンは、[IP フォン検出(IP Phone Discovery)] が [なし(No)]に設定されている場合でも検出されますが、収集プロファイルが実行されるまで IP フォンはインベントリされません。
Smart Net Total Care Portal で一部のデバイスの情報が省略されている ここでは、シリアル番号やその他の重要な情報が欠けているデバイスに関する問題のトラブルシューティングについて説明します。この問題のトラブルシューティングを行うには、次の手順を実行します。
シリアル番号を収集したかどうかを確認します。 シリアル番号は、ポータルがデバイスを分類してレポートを作成するために使用する、重要な情報です。シリアル番号を収集しているかどうかを確認するには、[レポート(Reports)] > [収集プロファイル実行サマリー(Collection Profile Run Summary)] に移動し、最新のインベントリについて [データを表示(view data)] を選択します。 左側のウィンドウからいずれかのデバイスを選択し、[物理エンティティ MIB(Entity Physical MIB)] を選択します。 シリアル番号はここにリストされます。
デバイスを再検出します。 コレクタで [管理(Management)] > [デバイスの検出と管理(Discover and Manage Devices] に移動し、[最検出(Rediscover)] を選択します。プロセスが完了したら、ダッシュボードに戻って更新します。デバイスが Live Nodes カテゴリ内にない場合は、SNMP、ファイアウォール、または ACL に問題がある可能性があります。
管理対象デバイス リストで DAV レポートを実行します。 コレクタで [管理(Management)] > [デバイス アクセス検証(Device Access Verification)] に移動し、SNMP のバージョンを選択して、すべての管理対象デバイスで実行します。 完了すると、[レポート(Reports)] > [デバイス アクセス検証(Device Access Verification)] に移動して、レポートを確認できます。
収集プロファイルでデータセットが選択されていることを確認します。 [設定(Settings)] > [データ収集プロファイルの管理(Manage Data Collection Profiles)] に移動して、自分の Smart Net Total Care プロファイルを開きます。 [データセット(Datasets)] をクリックして、いくつかのチェックボックスがオンになっていることを確認します。 オンになっているアイテムがある場合は、変更しないでください。予期しない問題の原因になることがあります。
手動インベントリを完了します。 デバイスが一時的にダウンしていたか、スケジュールされたインベントリの時点でアクセス不能であったか、タイムアウトによってコレクタがデバイスをスキップした可能性があります。すべてのデバイスが SNMP によって適切にポーリングされ、Live Nodes カテゴリに入っていることを確認したら、コレクタを再起動して、ハングしている可能性のあるジョブを終了します。次に [管理(Management)] > [収集プロファイルの実行(Run Collection Profile)] に移動して、手動インベントリを実行します。 デバイスのステータスを確認するために、インベントリをモニタします。
インベントリ設定を調整して、デバイスでタイムアウトしないようにします。 [設定(Settings)] > [インベントリ設定(Inventory Settings)] に移動し、[詳細設定(Advanced Settings)] を選択してインベントリ設定を表示し、調整します。 スレッド数を減らすとインベントリ時のネットワーク トラフィックが減り、スレッド数を増やすとインベントリの速度が向上します。[グローバル タイムアウト時間(Global Timeouts)] の値を小さくして、インベントリの速度を上げることもできます。通常これらの値は数秒以下に設定しますが、あまり小さくしすぎないように注意してください。 注: あまり小さくしすぎると、Cisco Call Manager で IP フォンを収集する場合、Wireless LAN Controller(WLC)で Light Weight Access Point Protocol(LWAPP)を収集する場合、または低速のデータ リンクで情報を収集する場合に、問題が発生する場合があります。