Cisco Smart Net Total Care™ Portal は、インベントリ、契約、および製品アラートの管理とともに、いつでも入手可能な詳細で実用的な情報を提供する貴重なツールです。
本書では、ポータルに関して最もよく寄せられる質問に対する回答を提供します。関連する質問と回答を確認するには、以下のいずれかのセクションを参照してください。
ここでは、ポータルの一般的な使用方法に関して最もよく寄せられる質問に対する回答を提供します。
Cisco Smart Net Total Care Portal にアクセスするには、Cisco Services Connection にアクセスします。
Cisco Smart Net Total Care Portal を初めて使用する場合は、最初に『Cisco Smart Net Total Care Portal Onboarding Guide(Cisco Smart Net Total Care Portal オンボーディング ガイド)』 で説明されているオンボーディング プロセスを完了する必要があります。オンボーディング プロセスについてシスコのサポートが必要な場合は、Cisco Smart Assist Service を購入してください。
通常は、毎月新しいポータル リリースのアップデートがあります。ワークフローの中断を最小にするため、メンテナンスは通常は週末に行われます。金曜日の営業時間終了後(米国太平洋時間に基づく)に開始されます。
メンテナンスの通知が、毎回ポータルと Smart Net Total Care コミュニティに投稿されるため、それに従った計画が可能です。これらの通知を受け取るには、コミュニティのメイン ページで、[アクション(Actions)] メニューから [フォローする(Follow)] を選択します。
Product ID Checker ツールを使用して、ポータル レポートに含まれるデバイスを確認できます。
ユーザはポータルからレポートを削除することはできません。
はい。発生する可能性がある問題と、解決のための推奨事項を確認するには、『Cisco Smart Net Total Care Portal Troubleshooting Guide(Cisco Smart Net Total Care Portal トラブルシューティング ガイド)』 を参照してください。
ポータルのセルフサービス オンボーディング手順を完了すると、Smart Net Total Care Portal コミュニティを参照しサポートを受けることができます。
NLS1 や Cisco Smart Assist Service などのサポート契約がある場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に対してサポート ケースをオープンすることができます。
ここでは、ポータルの運用と管理に関して最もよく寄せられる質問に対する回答を提供します。
顧客管理者である場合は、製品アラートやデバイス設定情報、さらにサービス契約管理やアラート管理機能に対するアクセス権限を付与または拒否できます。
顧客管理者権限を持っている場合は、セグメントを作成して、個々のユーザにセグメントに対するアクセス権限を付与できます。
アップロード ステータスを確認するには、Smart Net Total Care Portal にログインして、左側のナビゲーション ウィンドウで [管理(Administration)] > [アップロード処理状況(Upload Processing)] を選択します。すべてのアップロードのステータスと、各アップロードの開始時刻と完了時刻が、右側のウィンドウに表示されます。
この情報は、アップロード元(CSPC、サードパーティ製コレクタ、カンマ区切り値(CSV)ファイルのアップロード)に関わらず表示されます。
ここでは、インベントリに関して最もよく寄せられる質問に対する回答を提供します。
[インベントリ(Inventory)] > [サマリー(Summary)] に移動し、デバイスの概要と、各カテゴリ内のデバイス数を示すレポートを生成します。
デバイスの詳細については、[インベントリ(Inventory)] > [カスタム インベントリ(Custom Inventory)] に移動して、インベントリ内のすべてのアイテムを示すレポートを生成して確認します。このレポートには、シスコ デバイスとして認識されているデバイスも認識されていないデバイスも表示されます。
デバイスごとに 1 つのレコードを示すリストを取得するには、[インベントリ(Inventory)] > [すべての機器(All Equipment)] に移動して、レポートを生成します。このビューには限定された数の属性が示され、デバイスごとに 1 行のみ情報が表示されます。
[アラート(Alerts)] > [アラートが出ているデバイス(Devices with Alerts)] に移動し、選択したインベントリ内のすべてのデバイスについて、アラート タイプごとのアラート数を示すレポートを生成します。このレポートでは、すべてのデバイスが各行にリストされ、ソフトウェアのサポート終了(EoL)通知とハードウェアの EoL 通知の数が列に表示されます。通知数をドリルダウンすることで、アラートの影響を受けるデバイスのリストを見ることができます。
EoL 情報の最も包括的な情報源は、事前定義されたアラート レポートです。このレポートにアクセスするには、[アクション(Actions)] > [タスクのスケジュール(Schedule Task)] > [製品アラート レポート(Product Alerts Report)] に移動します。
Customer AdminsおよびCBR Adminsは、[Administration]の下にある[Inventory Deletion]レポートを使用して、ポータルからインベントリを削除できます。
管理者以外が実行できる実行可能なアクションを次に示します。
[インベントリ(Inventory)] > [インベントリの重複(Inventory Duplicates)] に移動し、複数のインベントリに含まれているデバイスの詳細を示すレポートを生成します。
この機能は、現時点ではサポートされていません。
ポータル レポートに表示される登録済みの会社名は変更できませんが、登録済みの名前に加えて、すべてのレポートに表示される名前を追加できます。顧客管理者は、[アプリケーション設定(Application Settings)] で [顧客の表示名(Customer Display Name)] タブを選択し、[表示名(Display Name)] フィールドを編集できます。
この情報はいくつかのレポートの属性として使用されていますが、簡単に表示するには、[アラート(Alerts)] > [サポート終了日(Last Day of Support)] に移動します。このレポートには、デバイス ハードウェアの公開されているサポート最終日(LDoS)が今後 2 年以内であるか、またはすでに過ぎているすべてのデバイス(選択されているインベントリ内のもの)がリストされます。
[契約(Contracts)] > [すべての契約(All Contracts)] に移動して、全サービス契約、対象デバイス、契約のステータスの包括的な詳細が表示されるレポートを生成します。契約番号をクリックすると、その契約の対象になっているインベントリ内のすべてのデバイスを示すリストが表示されます。
特定のデバイスの契約番号を確認するには、[インベントリ(Inventory)] > [カスタム インベントリ(Custom Inventory)] に移動して、[契約番号(Contract Number)] 属性が表示されていることを確認します。表示されていない場合は、フレームの右上隅にある縦の 3 つのドットをクリックします。使用可能な属性のリストが表示されます。[契約番号(Contract Number)] チェックボックスをオンにします。
ここでは、契約に関して最もよく寄せられる質問に対する回答を提供します。
[契約(Contracts)] > [終了間近の契約(Expiring Contracts)] に移動して、今後 24 ヵ月以内に終了日を迎えるすべての契約がリストされるレポートを生成します。
[契約(Contracts)] > [契約対象(Covered)] に移動して、選択したインベントリ内で、1 つ以上の有効なシスコ サービス契約の対象になっているデバイスがリストされるレポートを生成します。目的のデバイスについてシリアル番号(SN)でフィルタリングします。デバイスが見つからない場合は、[契約(Contracts)] > [対象外(Not Covered)] レポートで同じプロセスを実行します。
[アクション(Actions)] > [タスクのスケジュール(Schedule Task)] > [契約管理レポート(Contracts Management Report)] に移動して、すべての契約、対象デバイス、対象外デバイスなどの詳細を示す、より充実したレポートを生成します。
[契約(Contracts)] > [すべての契約(All Contracts)] に移動して、収集したインベントリを対象とするすべての契約を示すレポートを生成します。このレポートで目的の契約を確認し、ドリルダウンすることで、契約対象のデバイスを特定できます。
[インベントリ(Inventory)] > [カスタム インベントリ(Custom Inventory)] に移動してレポートを生成し、SN でフィルタリングします。[機器(Equipment)] ページまで SN をドリルダウンして、[契約(Contracts)] を選択します。
[契約(Contracts)] > [契約対象(Covered)] に移動して、選択したインベントリ内で、1 つ以上のアクティブなシスコ サービス契約の対象になっているデバイスがリストされるレポートを生成します。これには、[署名済み(Signed)]、[アクティブ(Active)]、または [期限切れ(Overdue)] の契約が含まれます。また、[契約(Contracts)] > [契約対象外(Not Covered)] レポートには、選択されているインベントリで、現在サービス契約対象外のデバイスがリストされます。
『Service Coverage Management(サービス契約管理)』ビデオでは、ポータル情報を利用してサービス契約を改善する方法をいくつか示しています。
ここでは、アラートに関して最もよく寄せられる質問に対する回答を提供します。
[アラート(Alerts)] > [アラートが出ているデバイス(Devices with Alerts)] に移動し、選択したインベントリ内のすべてのデバイスについて、アラート タイプごとのアラート数を示すレポートを生成します。このレポートでは、IP アドレス、SN、またはその他のデバイス属性によって特定のデバイスをフィルタリングすることができます。
ここでは、セキュリティに関して最もよく寄せられる質問に対する回答を提供します。
はい。ポータルのデータは安全です。
ポータルでは、デバイスレベルのセキュリティ情報が得られる、Product Security Incident Response Team(PSIRT)情報を提供しています。これにより、デバイスに、対応が必要なソフトウェアの脆弱性があるかどうかを確認できます。