RV016、RV042、RV042G、およびRV082 VPNルータの特定のサイトでのHTTPSアクセスのブロック

目的

Hyper Text Transfer Protocol Secure(HTTPS)は、Hyper Text Transfer Protocol(HTTP)とSSL/TLSプロトコルを組み合わせて、暗号化された通信または安全な通信を提供します。

このドキュメントでは、ユーザが目的のhttps WebサイトまたはURLにアクセスするのをブロックする方法について説明します。これは、セキュリティやペアレンタルコントロールなどの他の理由で、不要なサイトや既知の悪意のあるサイトをブロックするのに役立ちます。

適用可能なデバイス

・ RV016
・ RV042
・ RV042G
・ RV082

[Software Version]

•4.2.2.08

HTTPSアクセスのブロック

ブロックする特定のWebサイトのIPアドレスを見つける必要があります。これを行うには、次のステップ1および2に従ってください。

ステップ 1：PCで、Start > Runの順に選択してコマンドプロンプトを開きます。次に、Openフィールドにcmdと入力します。(Windows 8では、スタート画面にcmdと入力するだけです)。

ステップ 2：コマンドプロンプトウィンドウで、nslookup <space> URLと入力します。URLは、ブロックするWebサイトです。たとえば、Webサイト「www.example.com」をブロックするには、次のように入力します。
nslookup www.example.comです。

次のフィールドが表示されます。

・ Server：ルータに情報を提供するDNSサーバの名前を表示します。

・ Address：ルータに情報を提供するDNSサーバのIPアドレスを表示します。

・ Name：ステップ2で入力したWebサイトをホストするサーバの名前が表示されます。

・ Address：ステップ2で入力したWebサイトをホストするサーバのIPアドレスが表示されます。

・ Aliases：手順2で入力したWebサイトをホストするサーバの完全修飾ドメイン名(FQDN)が表示されます。

Webサイトのサーバアドレスは必要です。

ステップ 3：Router Configuration Utilityにログインして、Firewall > Access Rulesの順に選択します。アクセスルールページが開きます。

ステップ 4：Addをクリックして、新しいルールを追加します。Access Rulesウィンドウが表示されます。

ステップ 5：ActionドロップダウンリストからDenyを選択し、目的のWebサイトをブロックします。

手順 6：HTTPS URLをブロックするため、ServiceドロップダウンリストからHTTPS [TCP/443～443] を選択します。

手順 7：Logドロップダウンリストから、Log Managementに必要なオプションを選択します。

・ログパケットがこのルールに一致する：ブロックされたパケットをログに記録します。

・ Not log：パケットをログに記録しません。

ステップ 8：ルータのLANインターフェイスからのURL要求をブロックする必要があるため、Source InterfaceドロップダウンリストからLANを選択します。

ステップ 9：Source IPドロップダウンリストから目的のオプションを選択します。次に、Webサイトへのアクセスが許可されていないマシンのIPアドレスを入力します。

・ Single：このルールは、LANインターフェイスの単一のIPアドレスからのパケットをブロックします。

・ Range：このルールは、LANインターフェイスでIPアドレスの範囲（IPv4のみ）からのパケットをブロックします。範囲の最初のIPアドレスを最初のフィールドに入力し、最後のIPアドレスを2番目のフィールドに入力します。

・ ANY：このルールはLANインターフェイスのすべてのIPアドレスに適用されます。

ステップ 10：Destination IPドロップダウンリストから目的のオプションを選択します。次に、ブロックするURLのIPアドレスを入力します。この情報を見つけるには、ステップ1とステップ2を参照してください。



・ Single：このルールは、LANインターフェイスの単一のIPアドレスからのパケットをブロックします。

・ Range：このルールは、LANインターフェイスでIPアドレスの範囲（IPv4のみ）からのパケットをブロックします。範囲の最初のIPアドレスを最初のフィールドに入力し、最後のIPアドレスを2番目のフィールドに入力します。 通常、このオプションは不正確になることがあり、他のWebサイトをブロックするため、使用されません。

ステップ 11Schedulingセクションで目的のスケジューリング・オプションを選択します。



・常時：このルールは常にWebサイトをブロックします。

・間隔：このルールは、特定の時間または曜日にのみWebサイトをブロックします。

ステップ 12手順11でIntervalを選択した場合は、目的の開始時刻と終了時刻をFromフィールドとToフィールドに入力します。

ステップ 13ステップ11でIntervalを選択した場合は、Webサイトをブロックする対象の日をチェックするか、またはEverydayチェックボックスをオンにして、毎日そのWebサイトをブロックします。

ステップ 14：[Save] をクリックして、設定を保存します。指定したWebサイトはブロックされます。

さらにURLをブロックするには、ステップ1 ～ 15を繰り返します。