簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)は、IPネットワーク上のデバイスの管理に使用されるインターネット標準プロトコルです。SNMPメッセージは、管理対象オブジェクトに関する情報の検査と通信に使用されます。トラップメッセージは、システムイベントを報告するために生成されるSNMPメッセージのタイプの1つです。
Cisco Small Businessシリーズスイッチは、SNMPエージェントとして機能し、サポートされている管理情報ベース(MIB)で定義されているトラップを使用して、システムイベントをトラップ受信者(通知受信者とも呼ばれる)にレポートします。トラップによる通知を使用すると、軽微なSNMP要求が不要になるため、ネットワークを大幅に改善できます。
この記事では、スイッチのシステム時間設定を設定する方法について説明します。
スイッチのWebベースのユーティリティのトラップ設定ページでは、デバイスからSNMP通知を送信するかどうか、およびどのケースに対してSNMP通知を送信するかを設定できます。スイッチでSNMPトラップを設定するには、次の手順を実行します。
注:SNMP通知の受信者SNMPv1、SNMPv2、またはSNMPv3を設定する方法については、ここをクリックしてください。スイッチでSNMP通知フィルタを設定する方法については、ここをクリックしてください。
ステップ 1:スイッチのWebベースのユーティリティにログインし、Display ModeドロップダウンリストでAdvancedを選択します。
注:この例では、SG350X-48MPスイッチが使用されています。
注:Sx300またはSx500シリーズスイッチを使用している場合は、ステップ2に進んでください。
ステップ 2:SNMP > Trap Settingsの順に選択します。
ステップ 3:Enable SNMP Notificationsチェックボックスにチェックマークを入れて、スイッチがSNMP通知をトラップレシーバに送信できるように指定します。この機能を無効にするには、このチェックボックスをオフにします。
注:この機能はデフォルトで有効になっています。
ステップ 4:SNMP認証通知をイネーブルにするには、Enable Authentication Notificationsチェックボックスにチェックマークを付けます。この機能を無効にするには、このチェックボックスをオフにします。
注:この機能はデフォルトで有効になっています。
ステップ 5:[APPLY] をクリックします。
ステップ6:(オプション)Saveをクリックして、スタートアップコンフィギュレーションファイルに設定を保存します。
これで、スイッチのSNMPトラップ設定が正常に設定されました。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
13-Dec-2018 |
初版 |