簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)は、ネットワーク内のデバイスに関する情報の記録、保存、および共有に役立つネットワーク管理プロトコルです。これにより、管理者はネットワークの問題に対処できます。通知フィルタでは、通知のオブジェクトID(OID)に基づいて管理ステーションに送信される特定のタイプのSNMP通知が許可されます。Cisco Small Businessスイッチのモデルオブジェクト識別子(OID)の詳細については、ここをクリックしてください。
このドキュメントの目的は、スイッチでSNMP通知フィルタを設定する方法を示すことです。
ステップ 1:スイッチのWebベースのユーティリティにログインします。
ステップ 2:Display ModeをAdvancedに変更します。
注:このオプションは、SG300シリーズおよびSG500シリーズスイッチでは使用できません。これらのモデルがある場合は、ステップ3に進んでください。
ステップ 3:SNMP > Notification Filterの順に選択します。
ステップ 4:Addをクリックして、新しいSNMP通知フィルタを作成します。
ステップ 5:Filter Nameフィールドに一意のフィルタ名を入力します。フィルタ名の長さは0 ~ 30文字です。
注:この例では、フィルタ名はSNMP_Notification_Filterです。
手順 6:Object ID Subtreeフィールドで、目的のオプションボタンをクリックします。このオプションボタンで、新しいSNMPフィルタに含める、または除外するノードをManagement Information Base(MIB;管理情報ベース)ツリーで選択する方法を定義します。次のオプションがあります。
注:この例では、systemが選択されています。
ステップ7:(オプション)上下の矢印をクリックして、選択したノードの親と兄弟の間をスクロールします。
ステップ 8:選択したMIBをフィルタに含めるには、Include in filterチェックボックスにチェックマークを付けます。
ステップ 9:Apply をクリックして変更を保存します。
ステップ10:(オプション)Saveをクリックして、スタートアップコンフィギュレーションファイルに設定を保存します。
これで、スイッチにSNMP通知フィルタが正常に追加されました。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
13-Dec-2018 |
初版 |