BonjourはAppleのテクノロジーで、同じネットワーク上のデバイスが設定を追加することなく互いを検出して接続できます。最新のCisco Small Businessスイッチは、提供するサービスをアドバタイズするBonjour Discoveryパケットをブロードキャストできます。これらのアドバタイズメントは、ネットワーク管理ツールやサードパーティアプリケーションなど、ネットワーク上の他のデバイスによって読み取ることができます。
このドキュメントの目的は、スイッチのBonjour設定の設定方法を説明することです。
ステップ1:スイッチのWebベースのユーティリティにログインし、[Administration] > [Discovery - Bonjour]を選択します。
注:使用できるメニューオプションは、デバイスのモデルによって異なります。この例では、SG350X-48MPが使用されています。
ステップ2:(オプション)Bonjourを有効にするには、[Discovery]領域の[Enable]チェックボックスをオンにします。
注:この機能はデフォルトで有効になっています。
注:Bonjourが無効になっていると、スイッチはBonjour Discoveryアドバタイズメントの送信を停止し、他のデバイスから送信されたBonjour Discoveryアドバタイズメントの受信を停止します。
ステップ3:[Apply]をクリックします。
ステップ4:[Bonjour Discovery Interface Control Table]に、Bonjourが有効になっているインターフェイスが表示されます。インターフェイスを追加するには、[Add...]ボタンをクリックします。
ステップ5:[Interface(インターフェイス)]領域で、テーブルに追加するインターフェイスのタイプをドロップダウンリストから選択します。インターフェイスにIPアドレスが割り当てられている場合、そのアドレスが表示されます。
注:この例では、ユニット1のGE5インターフェイスが選択されています。
ステップ6:[Apply]をクリックし、[Close]をクリックします。
ステップ7:(オプション)テーブルからエントリを削除するには、インタフェースのチェックボックスをオンにして、「削除」ボタンをクリックします。
注:この例では、ユニット1のGE5インターフェイスが選択されています。
ステップ8:(オプション)[Save]をクリックして、設定をスタートアップコンフィギュレーションファイルに保存します。
これで、スイッチのBonjour設定が正常に設定されました。