CLIを使用したスイッチのデバイス位置設定機能の使用方法

目的

Locate Deviceは、ネットワーク上の特定のスイッチを物理的に、単一またはスタックで簡単に見つけることができる機能です。この機能により、特定のスイッチまたはスタックスイッチ上のすべてのネットワークポートLEDを点滅させることができます。これは、相互接続された多数のデバイスを持つ部屋の中でデバイスを見つけるのに役立ちます。この機能をアクティブにすると、デバイス上のすべてのネットワークポートLEDが一定時間フラッシュされます。スタックされたデバイスでは、特定のユニットまたはスタック内のすべてのユニットを指定できます。

この記事では、スイッチのコマンドラインインターフェイス(CLI)を使用して、ネットワーク上の特定のデバイスを検索する方法について説明します。

注：Webベースのユーティリティまたはスマートネットワークアプリケーション(SNA)を使用してスイッチ上のデバイスの検索機能を使用する方法については、ここをクリックしてください。

該当するデバイス

• Sx350シリーズ
• SG350Xシリーズ
• Sx550Xシリーズ

[Software Version]

• 2.3.0.130

Locate Network Deviceの使用方法

ステップ1：スイッチコンソールにログインします。デフォルトのユーザ名とパスワードはcisco/ciscoです。新しいユーザ名またはパスワードを設定している場合は、クレデンシャルを入力します。

注：SSHまたはTelnetを使用してSMBスイッチCLIにアクセスする方法については、ここをクリックしてください。

注：コマンドは、スイッチの正確なモデルによって異なる場合があります。この例では、SG350XスイッチにTelnetでアクセスします。

ステップ2：スイッチの特権EXECコンテキストで、次のコマンドを入力して、スタック内の特定のユニットのネットワークポートLEDを点灯させます。

次のオプションがあります。

• unit-id – ユニット番号を指定するか、空白のままにすると、すべて点灯します。
• duration seconds:LEDが点灯する秒数。範囲は5 ～ 300秒です。指定しない場合、LEDは60秒間点灯します。
• stop:LEDの点滅を停止します。

次の例では、ユニット2スイッチは、すべてのLEDが10秒間点滅して続くため、簡単に識別できます。

ステップ3:（オプション）スイッチの特権EXECコンテキストで、次のコマンドを入力して、スタックされたネットワークポートのLEDを点灯させます。

次の例では、スタックされたSG350Xスイッチの両方が30秒間点滅します。

ステップ4:（オプション）探しているデバイスが見つかったら、次のように入力してLEDの点滅を停止できます。

これで、スイッチのCLIを使用して、ネットワーク上の特定のスイッチまたはスイッチのスタックを正しく検出できました。