SG550XGおよびSG350XGのエネルギー使用量設定

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Updated: 2018 年 12 月 13 日

Document ID:SMB5096

偏向のない言語

この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポートコンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

目的

このドキュメントの目的は、SG350XGおよびSG550XGでエネルギー効率を設定する方法を説明することです。

概要

SG350XGおよびSG550XGスイッチは、IEEE 802.3az EEE(Energy Efficient Ethernet)およびグリーンイーサネットと互換性があります。これらの機能は、スイッチの消費電力を削減し、エネルギー効率とコスト効率を向上させる一連の変更です。たとえば、ポートがデータを送受信していないにもかかわらず、スイッチが管理上アクティブであると見なしている場合は、ポートを無効にできます。データを移動する必要がある場合、ポートはパケット損失なしで迅速に復帰します。

該当するデバイス

SG350XG
SG550XG

[Software Version]

v2.0.0.73

グローバルエネルギープロパティの設定

ステップ1:Web構成ユーティリティにログインし、[Port Management] > [Green Ethernet] > [Properties]を選択します。

[プロパティ]ページが開きます。

注：このページの設定を有効にするには、個々のポートを設定する必要があります。これを行うには、ページの上部にある[ポート設定]リンクをクリックして、[ポート設定]ページに移動します。このことについては、次のセクションで説明します。

ステップ2:（オプション）[ポートLED]フィールドで、[有効]チェックボックスをオフにして、スイッチのすべてのポートLEDをオフにします。デフォルトではオンになっています。

さらに、次のフィールドに詳細情報が表示されます。

Energy Detect Mode：このフィールドは、Energy DetectモードがEnabledかDisabledかを示します。デフォルトでは有効になっています。この機能を使用すると、非アクティブポートを低電力状態に移行し、管理上アップ状態を維持できます。この状態からの回復は高速で透過的であり、パケット損失は発生しません。GEポートとFEポートはこのモードをサポートします。
Short Reach：このフィールドは、Short ReachモードがEnabledかDisabledかどうかを示します。デフォルトでは有効になっています。この機能により、短いケーブルが検出されたポートの消費電力が削減されます。このモードは、RJ45 GEポートでのみサポートされます。コンボポートには適用されません。
省電力：グリーンイーサネットと短距離を使用して節約された電力の割合を表示します。EEEによって節約された電力に関する情報は表示されません。
Cumulative Saved：最後のデバイスのリブート以降に保存されたエネルギー量が表示されます。

注：[Cumulative Energy Saved]フィールドをリセットするには、[Reset Energy Saving Counter]ボタンをクリックします。

ステップ3:（オプション）[802.3 Energy Efficient Ethernet (EEE)]フィールドでは、[有効]チェックボックスがデフォルトでオフに設定されています。これにより、EEEがグローバルに有効になり、グリーンイーサネットとは異なります。EEE規格は、アクティビティが少ない時間帯の消費電力を削減するためにIEEEによって作成されました。このチェックボックスをオフにすると、EEEを無効にできます。

ステップ4:[Apply]をクリックします。電源設定が直ちに適用されます。

個々のポートプロパティの設定

ステップ1:Web構成ユーティリティにログインし、[Port Management] > [Green Ethernet] > [Port Settings]を選択します。

「ポート設定」ページが開きます。

注：スクリーンショットでは1ページあたり10ポートが表示されていますが、デフォルトでは、同じページのすべてのポートが表示されます。この設定は、ポート設定テーブルの右上隅にあるドロップダウンリストで調整できます。

このページの設定を有効にするには、グローバル設定を設定する必要がある場合があります。これを行うには、ページ上部の[プロパティ]リンクをクリックし、[プロパティ]ページに移動します。これについては、前のセクションで説明します。

ステップ2：ポート設定テーブルでポートのラジオボタンを選択して、Edit...をクリックして、ポート設定の編集ウィンドウでエネルギー設定を編集します。

ステップ3:[Interface]フィールドで、[Unit]および[Port]ドロップダウンを使用して、設定するスイッチのポートを選択します。このフィールドには、ポート設定テーブルから選択したポートが自動的に表示され、主に前のページに戻らずに異なるポート間の切り替えに使用されます。

ステップ4:[802.3 Energy Efficient Ethernet(EEE)]フィールドで、[Enable]チェックボックスをオンにして、特定のポートのEEEを有効にします。デフォルトではオンになっています。

ステップ5:[802.3 Energy Efficient Ethernet(EEE)LLDP]フィールドで、[Enable]チェックボックスをオンにして、ポートがLLDP(Link Layer Discovery Protocol)を介してEEE機能をアドバタイズします。デフォルトではオンになっています。