[帯域幅(Bandwidth)]ページでは、ユーザが入力レート制限と出力シェーピングレートの2つの値を定義できます。この値によって、システムが送受信できるトラフィックの量が決まります。
このドキュメントの目的は、SG350XGおよびSG550XGスイッチの帯域幅を設定する方法を示すことです。
注:このドキュメントの手順は、詳細表示モードで実行します。詳細表示モードを変更するには、右上隅に移動し、[表示モード]ドロップダウンリストの[詳細表示]を選択します。
ステップ1:Web構成ユーティリティにログインし、[Quality of Service] > [General] > [Bandwidth]を選択します。[帯域幅]ページが開きます。
ステップ2:フィルタでは:[インターフェースの種類]ドロップダウンリストから、目的の[Port of Unit]または[LAG]を選択します。[Port of Unit]オプションは、スタック内の特定のデバイス上のポートを選択することを意味し、[LAG]はリンク集約グループを選択することを意味します。必要なオプションを選択したら、[移動]をクリックします。
注:スタック内にユニットが多い場合(ユニット2のポートなど)は、より多くのオプションがあります。
ステップ3:帯域幅の設定を行うインターフェイスのオプションボタンをクリックし、[Edit...]をクリックします。
[Edit Bandwidth]ウィンドウが表示されます。
注:インターフェイスタイプがLAGの場合、[Ingress Rate Limit]フィールドは表示されません。インターフェイスタイプがLAGの場合は、ステップ7に進みます。
ステップ4:入力レート制限を有効にする場合は、[入力レート制限(Ingress Rate Limit)]フィールドで[有効(Enable)]チェックボックスをオンにします。入力レート制限は、インターフェイス上の着信トラフィックの量を制限します。有効にしない場合は、ステップ7に進みます。
ステップ5:ステップ4で入力レート制限を有効にした場合は、インターフェイスで許可される最大帯域幅を[入力レート制限(Ingress Rate Limit)]フィールドに入力します。最低値は100 KBits/secで、最大量は10000000 KBits/secです。
ステップ6:ステップ4で入力レート制限を有効にする場合は、入力インターフェイスに対して必要な最大バーストサイズをデータのバイト数で入力します。この量は、許可された制限を超えて帯域幅を一時的に増やしても送信できます。最小範囲は3000バイトで、最大範囲は10000000バイトです。
ステップ7:[Egress Shaping Rate]フィールドで、発信トラフィックの制限を有効にする場合は[Enable]チェックボックスをオンにします。有効にしない場合は、ステップ10に進みます。
ステップ8:ステップ7で出力シェーピングレートを有効にする場合は、出力インターフェイスの最大帯域幅をCommitted Information Rate(CIR;認定情報レート)フィールドに入力します。最小量は64 KBits/secで、最大値は10000000 KBits/secです。
ステップ9:ステップ7で出力シェーピングレートを有効にする場合は、出力インターフェイスのデータの最大バーストサイズを出力専用バーストサイズ(CBS)フィールドに入力します。この量は、許可された制限を超えて帯域幅を一時的に増やしても送信できます。最小範囲は4096バイトで、最大範囲は16762902バイトです。
ステップ10:[Apply]をクリックします。帯域幅の設定が実行コンフィギュレーションファイルに書き込まれます。
ステップ1:帯域幅設定をコピーするインターフェイスのオプションボタンをクリックします。次に、[設定のコピー]をクリックします。
[設定のコピー]ウィンドウが表示されます。
ステップ2:[to]フィールドに、選択したポートの設定をコピーするポートまたはポートの範囲を入力します。次に [Apply] をクリックします。