RMONを使用すると、ネットワーク上のデバイス間でモニタリングデータを交換できます。インターフェイスのRMON履歴エントリを作成して、そのインターフェイス内のネットワークトラフィックに関する情報を収集できます。 この記事では、RMON履歴エントリ200/300シリーズマネージドスイッチを設定する方法について説明します。
・ SF/SG 200およびSF/SG 300シリーズマネージドスイッチ
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ステップ 1:Web設定ユーティリティにログインし、Status and Statistics > RMON > Historyの順に選択します。Historyページが開きます。
ステップ 2:Addをクリックして、コントロールテーブルに新しいエントリを設定します。Add RMON Historyウィンドウが表示されます。
注意: 「新規履歴エントリ」には、新規履歴表エントリの番号が表示されます。
ステップ 4:Source Interfaceで使用可能なオプションの1つのオプションボタンをクリックして、RMON情報を取得するインターフェイスを選択します。次のオプションがあります。
・ Port:このオプションでは、「Port」ドロップダウン・リストから特定のポートを選択できます。
・ LAG:このオプションでは、LAGドロップダウンリストから特定のリンク集約グループ(LAG)を選択できます。LAGは、個々のインターフェイスを1つの論理リンクに結合し、最大8つの物理リンクの集約帯域幅を提供します。
ステップ 5:「保持するサンプルの最大数」フィールドに、保存するサンプルの数を入力します。
手順 6:Sampling Intervalフィールドに、インターフェイスからサンプルを収集するインターバル時間を入力します。
手順 7:Ownerフィールドに、RMON情報を要求したユーザの名前を入力します。
ステップ 8:Applyをクリックして、設定を保存します。
ステップ9:(オプション)履歴管理テーブルのエントリを編集するには、編集するエントリのチェックボックスをオンにして、Editをクリックします。
ステップ10:(オプション)履歴管理テーブルのエントリを削除するには、削除するエントリのチェックボックスをオンにして、Deleteをクリックします。
ステップ 1:History Tableをクリックして、特定のインターフェイスのRMON履歴エントリから取得した情報を表示します。履歴テーブルが開きます。
ステップ 2:Filterチェックボックスにチェックマークを付け、History No. equals toドロップダウンリストから、RMON情報を取得するエントリを選択します。
ステップ 3:[Go] をクリックします。
ステップ4:(オプション)新しい検索を開始するには、Clear Filterをクリックします。
履歴テーブルには、選択したRMON履歴エントリに関する次のRMON情報が表示されます。
・ History Entry No.:現在のRMON履歴エントリの番号。
・ Owner:所有者名。
・サンプル番号:現在のRMON履歴エントリのサンプル番号。
・ Drop Events:現在のRMON履歴エントリのサンプルごとに廃棄されたパケットの数。
・ Bytes Received:現在のRMON履歴エントリの各サンプルが受信したオクテットの数。
・ Packets Received:現在のRMON履歴エントリのサンプルごとに受信されたパケットの数。
・ Broadcast Packets:現在のRMON履歴エントリの各サンプルに使用されているブロードキャストパケットの数。
・マルチキャストパケット:現在のRMON履歴エントリの各サンプルに使用されているマルチキャストパケットの数。
・ CRC Align Errors:現在のRMON履歴テーブルのサンプルごとに発生した巡回冗長検査(CRC)エラーおよびAlignエラーの数。
・ Undersize Packets:現在のRMON履歴テーブルの各サンプルで受信した64オクテット未満のパケットの数。
・ Oversize Packets:現在のRMON履歴テーブルのサンプルごとに受信された、2000オクテットを超えるパケットの数。
・ Fragments:現在のRMON履歴テーブルの各サンプルについて、フレーミングビットがなく、Frame Check Sequence(FCS;フレームチェックシーケンス)オクテットが設定された状態で受信された、64オクテット未満のパケットの数。
・ Jabbers:フレームビットがなく、FCSオクテットが整数のオクテットがある不正なFCSか、またはオクテット番号が整数でない不正なFCSがあるFCSオクテットで受信されたパケットの数
・ Collisions:現在のRMON履歴テーブルのサンプルごとに受信したコリジョンの数。
・使用率:インターフェイスがサポートできる最大トラフィックに対する現在のトラフィックの割合。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
10-Dec-2018 |
初版 |