Power over Ethernet(PoE)を使用すると、データを送信するのと同じイーサネットケーブルを介して、スイッチから接続デバイスに電力を供給できます。これにより、IP電話やワイヤレスアクセスポイントなどのデバイスに電源を供給するための別個の電源コードが不要になります。
このドキュメントの目的は、200/300シリーズマネージドスイッチでPoEプロパティを設定する方法について説明することです。
・ SF/SG 200およびSF/SG 300シリーズマネージドスイッチ
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ステップ 1:Web設定ユーティリティにログインし、Port Management > PoE > Propertiesの順に選択します。PoEプロパティページが開きます。
ステップ2:Power Modeフィールドで、使用するPoEモードに対応するオプションボタンをクリックします。
・ポート制限:スイッチが提供する合計電力量は管理者が決定します。
・クラス制限:スイッチは、インライン電力供給先デバイスが要求する電力と同じ量の電力を提供します。
ステップ 3:TrapsフィールドのEnableチェックボックスにチェックマークを付けると、スイッチは電源出力があらかじめ定義されたしきい値を超えたときに警告メッセージ(トラップ)を送信できます。
注:トラップを使用する場合は、SNMPが有効で、少なくとも1つのSNMP通知受信者が必要です。詳細は、『300シリーズマネージドスイッチでのSimple Network Management Protocol(SNMP)通知フィルタと通知受信者の設定』を参照してください。
ステップ 4:Power Trap Thresholdフィールドに、トラップメッセージを送信する原因となる電力制限の割合をパーセントで入力します。
Propertiesページの下部に次の情報が表示されます。
・公称電力:スイッチが供給可能な総電力量。
・消費電力:現在PoEポートが消費している電力量。
・ Available Power:引き続き供給可能な電力量。 有効電力は、公称電力と消費電力の差です。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
10-Dec-2018 |
初版 |