CLIによるSx300シリーズスイッチへのアクセス
目的
スイッチはさまざまな方法でアクセスおよび設定できますが、コマンドラインインターフェイス(CLI)を使用してスイッチにアクセスすると、デバイスの管理者パスワードなどのユーザクレデンシャルを回復できます。
このドキュメントでは、ハイパーターミナルを使用してCLIからSx300シリーズスイッチにアクセスする方法について説明します。
注：この記事では、ユーザーがWindows XPを使用していることを前提としています。
該当するデバイス
・ SG300シリーズ
・ SF300シリーズ
[Software Version]
・ v1.2.7.76
CLIにアクセスする手順
このドキュメントでは、Windows XPオペレーティングシステムを使用します。ただし、任意のターミナルエミュレータ（シリアル通信プログラム）をオペレーティングシステムとともに使用できます。COMポートのプロパティは、選択したサードパーティ製ターミナルエミュレータに対して一定のままになります。
ステップ1:[Start] > [All Programs] > [Accessories] > [Communication] > [Hyper Terminal]をクリックします。[ハイパーターミナル]ウィンドウが開きます。
ステップ2:[Name]フィールドに接続名を入力します。
ステップ3:[アイコン]フィールドの指定されたアイコンからアイコンを選択します。
手順 4：[OK] をクリックします。「接続先」ウィンドウが開きます。
ステップ5:[Connect using]フィールドのドロップダウンリストから[COM1]を選択します。COMポートを使用しているため、ロケーションの詳細を設定する必要はありません。
手順 6：[OK] をクリックします。「COM1のプロパティ」ウィンドウが開きます。
ステップ7:[Bits per second]ドロップダウンリストからボーレートを選択してください。デフォルト値は115200です。これは、GUIとCLIの両方から変更できます。
ステップ8:[データビット]フィールドのドロップダウンリストから8を選択します。
ステップ9:[パリティ]フィールドのドロップダウンリストから[なし]を選択します。
ステップ10:[ストップビット]フィールドのドロップダウンリストから1を選択します。
ステップ11:[フロー制御]フィールドのドロップダウンリストから[なし]を選択します。
注：COMポートのプロパティは、デバイスにログインした後に変更できます。
手順 12：[OK] をクリックします。
ステップ13：キーボードのEnterキーをクリックし、ログインクレデンシャルを入力します。
更新履歴
| 改定 | 発行日 | コメント |
|---|---|---|
1.0 |
11-Dec-2018 |
初版 |
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