TCP輻輳回避は、ネットワークの輻輳を回避するための付加的な増加または乗法的な減少とスロースタート方式を含む技術です。TCPセッションが確立されると、TCPエンドポイント間でネットワーク輻輳が発生し、送信されるセグメントが失われる可能性が高くなります。フロー制御は輻輳の問題に対処しません。これらの問題に対処するために、一連の輻輳回避アルゴリズムが導入されています。これらのアルゴリズムにより、TCPは重要なパケットの優先順位をより適切に設定でき、輻輳の回避に役立ちます。
このドキュメントの目的は、Sx500シリーズスタッカブルスイッチでTCP輻輳回避を有効にする方法を説明することです。
・ Sx500シリーズスタッカブルスイッチ
•1.3.0.62
ステップ 1:Web設定ユーティリティにログインし、Quality of Service > General > TCP Congestion Avoidanceの順に選択します。「TCP輻輳回避」ページが開きます。
ステップ 2:TCP Congestion Avoidanceをイネーブルにするには、Enableにチェックマークを付けます。
ステップ 3:[APPLY] をクリックします。TCP輻輳回避は、実行コンフィギュレーションファイルに書き込まれます。