QoS拡張モードでは、スイッチはポリシーを使用してフローごとのQoSをサポートします。集約ポリサーは、QoSを1つ以上のクラスマップに適用するタイプのQoSポリシーです。したがって、1つ以上のフローがあります。異なるポリシーのクラスマップをサポートでき、ポリシーやポートに関係なく、集約された各フローにQoSを適用します。実際には、すべての一致フレームを同じポリサー(集約ポリサー)に送信する各フローに対してQoSアクションが作成されます。
このドキュメントでは、Sx500シリーズスタッカブルスイッチで集約ポリサーを設定する方法について説明します。
・ Sx500シリーズスタッカブルスイッチ
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ステップ1:Web設定ユーティリティにログインし、[Quality of Service] > [QoS Advanced Mode] > [Aggregate Policer]を選択します。「集約ポリサー」ページが開きます。
ステップ2:[Add]をクリックしてポリシーを追加します。[Add Aggregate Policer]ウィンドウが表示されます。
ステップ3:[Aggregate Policer Name]フィールドに集約ポリサーの名前を入力します。
ステップ4:入力インターフェイスから平均で受信できる保証されたデータ量(bps)を、[Ingress Committed Information Rate(CIR;入力認定情報レート)]フィールドに入力します。インターネットサービスプロバイダー(ISP)は、サブスクリプションに基づいてこのレートを提供します。
ステップ5:ISPはCommitted Burst Size(CBS;認定バーストサイズ)を提供します。CBSは、到達可能な最大許容帯域幅を示します。[Ingress Committed Burst Size (CBS)]フィールドに最大バーストサイズをバイト単位で入力します。
注:帯域幅要件がCBSを超える場合は、より高いCIRのサブスクリプションが推奨されます。
ステップ6:[Exceed Action]フィールドで、CIRを超える着信パケットに対して実行するアクションをクリックします。可能な値は次のとおりです。
・ Forward:定義されたCIR値を超えるパケットを転送します。
・ Drop:定義されたCIR値を超えるパケットをドロップします。
・プロファイル外DSCP:定義されたCIR値を超えるパケットのDSCP値を、プロファイル外DSCPマッピングテーブルに基づく値に再マップします。
ステップ7:[Apply]をクリックします。実行コンフィギュレーションファイルが更新されます。
ステップ8:(オプション)ポリサーを編集するには、編集するポリサーのチェックボックスをオンにして、[Edit]をクリックします。
ステップ9:(オプション)ポリサーを削除するには、削除するポリサーのチェックボックスをオンにして、[Edit]をクリックします。