802.1x標準では、ローカルエリアネットワーク(EAPOL)上で拡張認証プロトコル(EAP)カプセル化が使用されます。時間範囲は、802.1x対応ポートで802.1xがアクティブになっている期間を指定します。これらのポートは、指定された時間範囲外で非アクティブです。
この記事の目的は、SG500Xシリーズスタッカブルスイッチの802.1xポートに時間範囲を設定する方法を説明することです。
時間範囲の設定を完了するには、次の手順を実行します。
1. 「SG500Xシリーズスイッチでの802.1xの定例範囲の設定」で詳しく説明されている「定例範囲の設定」を構成します。
2.ポート設定を構成します。この設定については、「Sx500シリーズスタッカブルスイッチのポート設定の構成」の記事で詳しく説明されています。
注:タイムレンジエントリが目的の時刻に確実に有効になるようにするため、ソフトウェアクロックはユーザまたはSimple Network Time Protocol(SNTP)によって設定する必要があります。 このようにソフトウェアクロックを設定しないと、時間範囲が不正確になる可能性があります。
・ SG500Xシリーズスタッカブルスイッチ
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ステップ1:Web設定ユーティリティにログインし、[Security] > [802.1x] > [Time Range]を選択します。「時間範囲」ページが開きます。
ステップ2:[Add]をクリックします。「時間範囲の追加」ページが開きます。
ステップ3:[Time Range Name]フィールドに時間範囲名を入力します。
ステップ4:「絶対開始時間」フィールドに絶対開始時間を入力します。オプションは次のとおりです。
・ Immediate:このラジオボタンをクリックすると、時間範囲が作成された時刻から開始されます。
・日付と時刻:このオプションボタンをクリックして、ドロップダウンリストから絶対開始日時を選択します。
ステップ5:[Absolute Ending Time]フィールドに絶対終了時刻を入力します。オプションは次のとおりです。
・ Infinite:このオプションボタンをクリックすると、時間範囲が終了しません。
・ Date and Time – このラジオボタンをクリックして、ドロップダウンリストから絶対終了日時を選択します。
ステップ6:[Apply]をクリックして変更を保存します。新しく追加された時間範囲が[時間範囲]テーブルに表示されます。
ステップ7:(オプション)時間範囲を編集するには、編集する時間範囲のチェックボックスをオンにして、[Edit]をクリックします。
ステップ8:(オプション)時間範囲を削除するには、削除する時間範囲のチェックボックスをオンにして、[削除]をクリックします。