UDPリレーは、UDPトラフィックの転送方法です。これは、ファイアウォール内の特定のIPアドレスのポートをリッスンし、すべてのUDPパケットを停止する方法で動作します。次に、新しいUDPパケットを作成し、ファイアウォールのIPアドレスを送信元IPアドレスにします。トラフィックは特定のサーバに転送され、その他すべての情報が保持されます。この記事では、Sx500シリーズスイッチでのUDPリレーの設定手順について説明します。
・ Sx500シリーズスタッカブルスイッチ
・ v1.2.7.76
ステップ1:Web設定ユーティリティにログインし、[IP Configuration] > [UDP Relay]を選択します。[UDP Relay]ページが開きます。
ステップ2:[Add]をクリックします。新しいウィンドウが表示されます。
ステップ3:[Source IP interface]ドロップダウンリストから、インターフェイスの送信元IPアドレスを選択します。このアドレスは、スイッチがUDPの宛先ポートに基づいてUDPブロードキャストパケットをリレーするアドレスです。ここで示すインターフェイスは、スイッチに設定されているIPv4インターフェイスである必要があります。
ステップ4:[UDP Destination Port]フィールドから目的のオプションボタンをクリックします。これは、パケットがリレーされる宛先ポートを示します。
・リストから選択 – [リストから選択(Select from List)]をクリックし、ドロップダウンリストからポートを選択します。
・ポート:[ポート]をクリックして、ポート番号を手動で入力します。
ステップ5:パケットが転送されるデバイスのIPアドレスを[Destination IP Address]フィールドに入力します。このフィールドが0.0.0.0の場合、受信されたUDPパケットは廃棄されます。このフィールドが255.255.255.255の場合、受信されたUDPパケットはすべてのIPv4インターフェイスでフラッディングされます。
ステップ6:[Apply]をクリックして、実行コンフィギュレーションファイルを更新します。
ステップ7:(オプション)特定のインターフェイスを削除する必要がある場合は、目的のインターフェイスを確認し、[削除]をクリックします。