Session Initiation Protocol(SIP)は、デバイスが電話とネットワークを通じて確立する通信を制御するために使用されるプロトコルです。プロキシは、ユーザを情報にアクセスする場所に誘導し、サービスにアクセスするための認証を提供します。この場合、SIPプロキシはデバイスのコールの制御として機能し、ネットワークの音声パケットのパフォーマンスを向上させます。この記事では、SPA8000でSIP、プロキシ、および登録の基本機能を設定する方法について説明します。
・ SPA8000
•6.1.12
ステップ1:Web構成ユーティリティにログインし、[Admin Login] > [Basic] > [Voice] > [L1-L8]を選択します。[Line]ページが開きます。
ステップ2:[Line Enable]ドロップダウンリストから[yes]を選択して、回線のサービスを有効にします。
ステップ3:デバイスがSIPメッセージを受信して送信するSIPポート番号を[SIPポート(SIP Port)]フィールドに入力します。デフォルトのSIPポート番号は5060です。
ステップ4:すべてのアウトバウンド要求の[Proxy]フィールドにSIPプロキシサーバアドレスを入力します。
ステップ5:[Register]ドロップダウンリストから、プロキシサーバへの定期登録に割り当てるステータスを選択します。このパラメータは、プロキシが指定されていない場合は無視され、yesは定期サービスを有効にし、noは無効になっています。
ステップ6:[Make Call Without Reg]ドロップダウンリストから[yes]を選択し、ユニットによる登録が成功せずに発信コールを許可します。
ステップ7:[Register Expires]フィールドに、登録に成功せずに着信コールに応答できる時間(秒)を入力します。
ステップ 8: [Ans Call Without Reg]ドロップダウンリストから[yes]を選択し、ユーザがプロキシに登録されていない場合のコールの応答を許可します。
ステップ9:[Submit All Changes]をクリックして変更を保存します