tracerouteツールは、デバイスが別のデバイスに接続するために必要なホップ(ネットワーク上の他のデバイスを経由して転送)数をチェックします。テスト結果には、ホストまたはIPアドレスのリストが表示され、最初の場所から宛先ドメインまたはIPアドレスにまでのまでのルートがリアルタイムシナリオでは、ユーザに接続の問題があり、パケットが宛先に配信されているかどうかを調べる必要がある場合に、tracerouteを使用できます。tracerouteは、このような問題が存在する場合、パケットがドロップされている場所を示すことができます。この記事では、SPA100シリーズでtraceroute診断テストを実行する方法について説明します。
・ SPA100シリーズ
・ v1.1.0
ステップ1:Web構成ユーティリティにログインし、[Administration] > [Diagnostics] > [Traceroute Test]を選択します。[Traceroute Test]ページが開きます。
ステップ2:管理者がテストするデバイスのIPアドレスまたはURLアドレスを[IP or URL Address]フィールドに入力します。
ステップ3:[Start To Traceroute]ボタンをクリックします。[Traceroute Test]結果ウィンドウが表示されます。
注:上記は、接続が成功した例です。
結果の分析:
・ 30 hops max:他のコンピュータへの接続を試行するためにルートに沿ってパケットが行った停止回数を表示します。
・ 40バイトパケット:送信されるパケットのサイズを表示します。
・ 1 2.520 ms 1.297 ms 1.1016 ms:宛先に到達するための3つの異なる試行の試行回数とラウンドトリップ時間(ミリ秒)を表示します。
・ (192.168.15.1):要求に応答したホストの名前を表示します。
注:上記は、接続が失敗した例です。
結果の分析:
・ 30 hops max:他のコンピュータへの接続を試行するためにルートに沿ってパケットが行った停止回数を表示します。
・ 40バイトパケット:送信されるパケットのサイズを表示します。
・ 1 *** 192.168.15.1 (192.168.15.1):宛先IPに最初に到達しようとする試みを表示します。
・ 2 *** 192.168.15.1 (192.168.15.1):宛先IPに到達するための2回目の試みを表示します。
ステップ4:(オプション)完了前にtracerouteテストを停止するには、[停止]ボタンをクリックします。
ステップ5:tracerouteテストが終了し、接続が確認されたら、[閉じる]ボタンをクリックします。結果は最大30ホップで表示されます。