シングルポイント設定は、複数のデバイス間でワイヤレスサービスを制御するために使用されます。ワイヤレスデバイスのクラスタを作成するために使用されます。クラスタが作成されると、他のワイヤレスアクセスポイントがクラスタに参加できるようになります。クラスタが完了すると、すべてのデバイスがVAP設定、QoS、無線パラメータなどの情報を共有して、干渉を減らし、ネットワークの帯域幅を最大化します。
[Sessions]ページには、WAPデバイスに関連付けられているクライアントの情報が表示されます。クライアントは、デバイスの場所とデバイスのMACアドレスによって識別されます。[Sessions]ページには、クラスタ化されたWAPデバイスの無線ごとに最大20のクライアントが表示されます。セッションとは、一意のMACアドレスを持つクライアントデバイス上のユーザがワイヤレスネットワークとの接続を維持する期間です。セッションは、クライアントがログオンすると開始し、クライアントが意図的にログオフするか、または他の理由で接続を失うと終了します。この記事では、WAP121およびWAP321アクセスポイントのクラスタ内のクライアント情報を示します。
注:シングルポイント設定を有効にするには、『WAP121およびWAP321アクセスポイントでのシングルポイント設定』を参照してください。
・ WAP121
・ WAP321
•1.0.4.2
ステップ1:Web構成ユーティリティにログインし、[Single Point Setup] > [Sessions]を選択します。[Sessions]ページが開きます。
次の情報が表示されます。
・ APの場所:アクセスポイントの場所。
・ユーザMAC:クライアントのMACアドレス。
・アイドル:デバイスが非アクティブであった時間。
・レート(Mbps):WAPデバイス間で情報が共有されるレート。
・ Signal:クライアントがAPから受信する信号の強度。
・ Rx Total:クライアントが受信したパケットの数。
・ Tx Total:クライアントが送信したパケットの数。
・エラーレート:APでのデータ伝送時にドロップされたフレームの数。
ステップ2:(オプション)特定の情報を表示するには、[表示]ドロップダウンリストから必要な情報を選択し、[移動]をクリックします。[Client Information]が表示されます。