ワイヤレスアクセスポイントでのファームウェアのアップグレード

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Updated: 2020 年 2 月 24 日

Document ID:SMB5193

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポートコンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

目的

新しいファームウェアリリースは、以前のファームウェアバージョンからの改良です。アップグレードを行うと、ネットワークデバイスのパフォーマンスを向上できます。ファームウェアファイルは次の方法でダウンロードできます。

トリビアルファイル転送プロトコル(TFTP)：ユーザデータグラムプロトコル(UDP)のファイル転送プロトコルで、通常はソフトウェアアップグレードと設定ファイルを配布するために使用されます。TFTPクライアントを使用する場合、ファイルはTFTPサーバからダウンロードされます。
Hypertext Transfer Protocol/with Secure Sockets(HTTP/HTTPS)：これらのプロトコルはWebブラウザを使用してファイルを転送します。

このドキュメントでは、HTTP/HTTPSクライアントまたはTFTPサーバを介してワイヤレスアクセスポイント(WAP)のファームウェアをアップグレードする方法について説明します。

ヒント：ファームウェアをアップグレードするときは、アップグレードプロセス中に中断が発生しないように、コンピュータで有線インターネット接続を使用することをお勧めします。

適用可能なデバイス | ファームウェアバージョン

Upgrade Firmware

アップグレードプロセスを開始する前に、上記の適切なリンクを使用してシスコのWebサイトからデバイスの最新のファームウェアをダウンロードしていることを確認します。

HTTP/HTTPSによるファームウェアのアップグレード

注：使用するイメージは、例としてWAP131のものです。

ステップ 1：アクセスポイントのグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)にログインし、Administration > Manage Firmwareの順に選択します。

ステップ 2：Manage Firmware領域で、Transfer MethodとしてHTTP/HTTPSオプションボタンを選択します。

注：製品ID(PID VID)と、アクティブおよび非アクティブのファームウェアバージョンが表示されます。ファームウェアがアップグレードされると、以前のバージョンが非アクティブファームウェアバージョンとして保存されます。これらのファームウェアバージョンはデバイスに保存されるため、アクティブなファームウェアはいつでも交換できます。

ステップ 3：Choose Fileをクリックして、以前にダウンロードしたファームウェアイメージファイルを探します。

注：提供されるファームウェアアップグレードファイルは、.tarファイルである必要があります。アップグレードに.binなどのファイル形式は使用しないでください。これらの種類のファイルは使用できません。ファイル名にスペースや特殊文字を含めることはできません。

ステップ 4：[Upgrade] をクリックします。

注：新しいファームウェアのアップロードには数分かかる場合があります。新しいファームウェアのアップロード中にページを更新したり、別のページに移動したりしないでください。そうしないと、ファームウェアのアップロードが中止されます。プロセスが完了すると、WAPが再起動し、通常の動作を再開します。場合によっては、アップグレードの完了後にページを手動で更新する必要があります。6分経過してもログインページが表示されない場合は、Webブラウザを更新してください。

ステップ 5：[OK] をクリックして、次に進みます。

手順 6：アップグレードプロセスの進行状況が表示されます。

手順 7：ファームウェアが正常にアップグレードされたことを確認するには、Webベースのユーティリティにログインし、Administration > Manage Firmwareの順に選択します。Manage Firmware領域に、Active Firmware Version内のアクティブイメージが表示されます。

HTTP/HTTPS経由でファームウェアが正常にアップグレードされました。

TFTPによるファームウェアアップグレード

ステップ 1：アクセスポイントのWebベースユーティリティにログインし、Administration > Manage Firmwareの順に選択します。

ステップ 2：Transfer MethodとしてTFTPオプションボタンをクリックします。

ステップ 3：Source File Nameフィールドにソースファイル名を入力します。文字数の上限は1 ～ 256で、イメージを含むディレクトリへのパスも含まれます。

注：提供されるファームウェアアップグレードファイルは、.tarファイルである必要があります。アップグレードに.binファイルや他の形式のファイルを使用しないでください。これらのタイプのファイルは機能しません。ファイル名にスペースや特殊文字を含めることはできません。

ステップ 4：TFTP Server IPv4 AddressフィールドにTFTPサーバのIPv4アドレスを入力します。

注：次の例では、IPアドレス192.168.1.2を使用しています。

ステップ 5：[Upgrade] をクリックします。

注：新しいファームウェアのアップロードには数分かかる場合があります。新しいファームウェアのアップロード中にページを更新したり、別のページに移動したりしないでください。そうしないと、ファームウェアのアップロードが中止されます。プロセスが完了すると、WAPが再起動し、通常の動作を再開します。場合によっては、アップグレードの完了後にページを手動で更新する必要があります。6分経過してもログインページが表示されない場合は、Webブラウザを更新してください。

手順 6：[OK] をクリックして、次に進みます。

手順 7：アップグレードプロセスの進行状況が表示されます。

ステップ 8：ファームウェアが正常にアップグレードされたことを確認するには、Webベースのユーティリティにログインし、Administration > Manage Firmwareの順に選択します。Manage Firmware領域に、Active Firmware Version内のアクティブイメージが表示されます。