ワイヤレスアクセスポイント(WAP)のハードウェア障害の特定

ハードウェア障害の特定

物理的な接続とライトを確認する

注：イメージは、WAPのモデルによって異なる場合があります。この記事で使用するイメージは、WAP321から取得したものです。

手順 1

WAPでPower over Ethernet(PoE)経由の電力を使用する場合は、イーサネットポートからPoEソースに接続するイーサネットケーブルが正しく接続されていることを確認します。AC電源アダプタを使用する場合は、電源アダプタが電源ポートに正しく接続され、電源コンセントに差し込まれていることを確認します。

注：WAPがルータまたはスイッチから完全な電源を受信していることを確認するために必要なPoEタイプをメモします。802.3afまたはHigh Power 802.3at PoE規格に対応しているかどうかをデバイスのマニュアルで確認し、スイッチまたはルータがWAPに提供できるかどうかを確認します。アクセスポイントのPoE電源を確認するには、ここをクリックしてください。

手順 2

WAPの電源ライトをチェックし、次のように正常な状態を確認します。

• オフ（緑） – システムがオフ
• 点灯（緑）：システムはオンで準備完了
• 点滅（緑） – ブート中またはシステムセルフテスト中、またはIPアドレスの取得中
• 点滅（オレンジ） – ハードウェア障害の検出

手順 3

電源LEDが消灯している場合は、別の電源コンセントに接続するか、同じ仕様の別の電源アダプタを使用して、電源LEDを再度確認します。これは、問題が電源アダプタ、電源コンセント、またはデバイス自体にあるかどうかを特定するのに役立ちます。

手順 4

WAPのイーサネットライトをチェックし、次のように正常な状態を確認します。

• 消灯（緑）：リンクは検出されません。
• 点灯（緑）：リンクが検出されました。
• 点滅（緑）：データを送受信しています。

手順 5

イーサネットライトが消灯している場合は、イーサネットケーブルの両端がコンピュータのイーサネットポートとWAPに正しく固定されていることを確認します。別のイーサネットケーブルを使用して、再度光を確認することもできます。これは、問題が物理的な接続、イーサネットケーブル、またはデバイス自体にあるかどうかを特定するのに役立ちます。

手順 6

WAPのワイヤレスライトをチェックし、次のように正常な状態を確認します。

• 点滅（緑）：無線データを送受信しています。

ステップ7

上記の手順を実行してもインジケータライトが点灯せず、正常に動作しない場合は、WAPを工場出荷時のデフォルト設定にリセットする必要があります。詳細については、ここをクリックしてください。これは、WAPのファームウェアをアップグレードする必要があることを意味する場合もあります。手順についてはここをクリックしてください。

注：上記のすべての手順が機能しない場合は、デバイスの交換がすでに必要であることを示している可能性があります。

これで、ワイヤレスアクセスポイントのハードウェア障害が特定されました。