はじめに
このドキュメントでは、Catalyst 1000 シリーズ スイッチで Cisco IOS® をアップグレードするプロセスについて説明します。
前提条件
要件
このドキュメントに関する固有の要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、Catalyst 1000 シリーズ プラットフォームと、Catalyst 1000 スイッチに適用可能なソフトウェアバージョンに限定されます。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
ソフトウェア イメージの概要
ソフトウェアポータル(software.cisco.com)から、Catalyst 1000シリーズには2つのオプション(バイナリファイルまたはTARアーカイブ)があります。バイナリは基本の Cisco IOS イメージであり、オンボードストレージ内の該当ファイルを指すブート変数の通常のプロセスを介してロードできます。このドキュメントでは、Cisco IOS コードと組み込みの Device Manager ソフトウェアを含むアーカイブファイルに焦点を当てています。
- スイッチ ソフトウェアをアップグレードするには、TFTP、FTP、または RCP サーバからスイッチ イメージ ファイルをダウンロードします。TFTP サーバーにアクセスできない場合、Web ブラウザ(HTTP)を使用し、次に Device Manager または Cisco Network Assistant を使用してスイッチをアップグレードすることにより、PC またはワークステーションに直接ソフトウェア イメージ ファイルをダウンロードできます。
- 現在のイメージを新しいイメージで置き換えたり、ダウンロード後に現在のイメージをフラッシュ メモリに保存したりできます。
- バックアップのために、スイッチ イメージ ファイルを TFTP、FTP、または RCP サーバにアップロードします。
- アップロードされたこのイメージは、今後同じスイッチや、同じタイプの別のスイッチにダウンロードする場合に使用できます。
使用するプロトコルは、使用するサーバーのタイプに応じて異なります。FTP および RCP のトランスポートメソッドは、TFTP よりも高速でデータ配信の信頼性も優れています。これらの機能を実現するために、FTP および RCP はコネクション型の TCP/IP スタックに基づいて構築され、このスタックが使用されています。
スイッチ上のイメージの場所
組み込みデバイスマネージャを備えたフルイメージを使用すると、Cisco IOSイメージは、バージョン番号を示すディレクトリに.binファイルとして保存されます。サブディレクトリには、Web 管理に必要なファイルが格納されます。イメージはシステムボードのフラッシュメモリ(flash:)に格納されます。
show version 特権 EXEC コマンドを使用すると、スイッチで現在ブートされているソフトウェアバージョンを参照できます。画面上で、System image file is... で始まる行を調べます。この行は、イメージが格納されているフラッシュ メモリ内のディレクトリ名を示します。
また、dir <filesystem> : 特権 EXEC コマンドを使用して、フラッシュメモリに保存している他のソフトウェアイメージのディレクトリ名を表示できます。
archive download-sw /directory 特権 EXEC コマンドを使用して、ディレクトリに続けてダウンロード対象の tar ファイルまたは tar ファイルのリストを指定すれば、指定を 1 回で済ませることができ、tar ファイルごとに完全なパスを指定する必要がありません。
TFTP でのイメージのコピー
- TFTP サーバからスイッチ イメージをダウンロードしたり、スイッチから TFTP サーバにスイッチ イメージをアップロードしたりできます。
- スイッチ ソフトウェアをアップグレードするには、サーバからスイッチ イメージ ファイルをダウンロードします。現在のイメージを新しいイメージで上書きしたり、ダウンロード後も現在のイメージのままにしたりすることができます。
- バックアップのために、スイッチ イメージ ファイルをサーバにアップロードします。アップロードされたこのイメージは、今後同じスイッチや、同じタイプの別のスイッチにダウンロードするために使用できます。
注:ソフトウェア イメージ ファイルのダウンロードおよびアップロードには、archive download-sw および archive upload-sw 特権 EXEC コマンドを使用することを推奨します。スイッチスタックでは、スタックアクティブスイッチ経由でのみ、archive download-sw および archive upload-sw 特権 EXEC コマンドを使用できます。このスイッチにダウンロードされたソフトウェアイメージは、残りのスタックメンバーに自動的にダウンロードされます。
イメージのダウンロードまたはアップロードの準備
TFTP を使用してイメージファイルのダウンロードやアップロードを開始する前に、次の作業を実行します。
- TFTP サーバーとして機能しているワークステーションが適切に設定されていることを確認します。
- スイッチに TFTP サーバへのルートが設定されているかどうかを確認します。サブネット間でトラフィックをルーティングするようにルータを設定していない場合、スイッチと TFTP サーバーは同じネットワークに置かれていなければなりません。ping コマンドを使用して、TFTP サーバーへの接続をチェックします。
- ダウンロードするイメージが TFTP サーバー上の正しいディレクトリ内にあることを確認します(UNIX ワークステーションの場合は、通常 /tftpboot)。
- ダウンロードを行う場合は、ファイルに関する権限が正しく設定されていることを確認します。ファイルの権限は world-read でなければなりません。
- イメージファイルをアップロードする前に、TFTP サーバー上に空のファイルを作成する必要があります(オペレーティングシステムによって異なります)。空のファイルを作成するには、touch <filename>コマンドを入力します。ここで、filenameはサーバにイメージをアップロードするときに使用するファイルの名前です。
- アップロード処理の一環として、サーバーの既存のファイル(空のファイルを作成する必要があった場合は、空のファイルを含む)を上書きする場合は、そのファイルに関する権限が正しく設定されていることを確認します。ファイルの権限は world-write でなければなりません。
イメージファイルのダウンロード
新しいイメージ ファイルをダウンロードして、現在のイメージを置き換えたり、保存したりできます。
TFTP サーバーから新しいイメージをダウンロードして、既存のイメージを上書きするには、特権 EXEC モードでステップ 1 ~ 3 を実行します。現在のイメージをそのまま維持するには、ステップ 2 を使用します。
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手順 1 |
archive download-sw[/directory]/overwrite /reload tftp:[[//location ] / directory ] / image-name1 .tar [ image-name2 .tar image-name3 .tar image-name4 .tar ]
Switch#
archive download-sw /overwrite /reload tftp://172.20.10.30/saved/myImage.tar
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(オプション)TFTP サーバーからスイッチにイメージファイルをダウンロードして、現在のイメージを上書きします。
- directory:(オプション)イメージのディレクトリを指定します。
- /overwrite:ダウンロードされたイメージで、フラッシュメモリのソフトウェアイメージを上書きします。
- /reload:設定が変更されて保存されなかった場合を除いて、イメージのダウンロード後にシステムがリロードされます。
- // location:TFTP サーバーの IP アドレスを指定します。
- / directory / image-name1 .tar [/ directory / image-name2 .tar image-name3 .tar image-name4 .tar ]:ダウンロードするディレクトリ(オプション)とイメージ。
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手順 2 |
archive download-sw[/directory]/leave-old-sw /reload tftp:[[ // location ] / directory ] / image-name1 .tar [ image-name2 .tar image-name3 .tar image-name4 .tar ]
Switch#
archive download-sw /leave-old-sw /reload tftp://172.20.10.30/saved/myImage.tar
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(オプション)TFTP サーバーからスイッチにイメージファイルをダウンロードして、現在のイメージを保存します。
- directory:(オプション)イメージのディレクトリを指定します。
- /leave-old-sw:ダウンロード後に古いソフトウェアバージョンが保存されます。
- /reload:設定が変更されて保存されなかった場合を除いて、イメージのダウンロード後にシステムがリロードされます。
- // location:TFTP サーバーの IP アドレスを指定します。
- / directory / image-name1 .tar [/ directory / image-name2 .tar image-name3 .tar image-name4 .tar ]:ダウンロードするディレクトリ(オプション)とイメージ。
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ダウンロード アルゴリズムによって、イメージがスイッチ モデルに対して適切であるかどうか、および DRAM サイズが十分であるかどうかが検証されます。問題がある場合、プロセスは中断され、エラーが報告されます。/overwriteオプションを指定すると、ダウンロードアルゴリズムは、新しいイメージと同じかどうかにかかわらず、フラッシュデバイスにすでに存在するイメージを削除し、新しいイメージをダウンロードしてから、ソフトウェアをリロードします。
注:フラッシュデバイスに 2 つのイメージを保存できる容量があり、同じバージョンでこれらのイメージの 1 つを上書きする場合、/overwrite オプションを指定する必要があります。
/leave-old-sw を指定すると、古いファイルは削除されません。新しいイメージをインストールする十分なスペースがない場合に、現在ブートされているイメージを保持しようとすると、ダウンロードプロセスが停止して、エラーメッセージが表示されます。
ダウンロードされたイメージは、システム ボードのフラッシュ デバイス(flash:)にアルゴリズムによってインストールされます。このイメージはソフトウェア バージョン ストリングの名前が付いた新しいディレクトリに格納されます。また、新しくインストールされたイメージを示すように、BOOT 環境変数が更新されます。
ダウンロードプロセス中に古いイメージを保持した場合(/leave-old-sw キーワードを指定した場合)は、delete/force /recursive <filesystem> <file-url> 特権 EXEC コマンドを入力すると、そのイメージを削除できます。filesystem には、システムボードのフラッシュデバイスの flash: を使用します。file-url には、古いイメージのディレクトリ名を入力します。ディレクトリ内のすべてのファイルおよびディレクトリが削除されます。
注意:ダウンロードおよびアップロードアルゴリズムを適切に動作させるために、イメージの名前は変更しないでください。
イメージファイルのアップロード
スイッチから TFTP サーバにイメージをアップロードできます。後でこのイメージをこのスイッチや、同じタイプの別のスイッチにダウンロードできます。
Device Manager と連携する Web 管理ページが、以前のイメージでインストールされている場合に限って、アップロード機能を使用します。
イメージを TFTP サーバーにアップロードするには、特権 EXEC モードで次の手順を実行します。
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手順 1 |
archive upload-sw tftp:[[//location] / directory] / image-name.tarという名前を付けます。
Switch#
archive upload-sw tftp://172.20.10.30/saved/myImage.tar
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現在ブート中のスイッチイメージを TFTP サーバーにアップロードします。
- // location:TFTP サーバーの IP アドレスを指定します。
- / directory / image-name .tar:ディレクトリ(オプション)およびアップロードするソフトウェアイメージの名前を指定します。
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archive upload-sw 特権 EXEC コマンドを実行すると、これらのファイルが info、Cisco IOS イメージ、Web 管理ファイルの順にアップロードされて、サーバーにイメージファイルが構築されます。これらのファイルがアップロードされた後に、アップロードアルゴリズムによってファイル形式が作成されます。
注意:ダウンロードおよびアップロードアルゴリズムを適切に動作させるために、イメージの名前は変更しないでください。
FTP サーバからスイッチ イメージをダウンロードしたり、スイッチから FTP サーバにスイッチ イメージをアップロードしたりできます。
スイッチ ソフトウェアをアップグレードするには、サーバからスイッチ イメージ ファイルをダウンロードします。現在のイメージを新しいイメージで上書きしたり、ダウンロード後に現在のファイルを保存したりできます。
バックアップのために、スイッチ イメージ ファイルをサーバにアップロードします。アップロードされたこのイメージは、今後同じスイッチや、同じタイプの別のスイッチにダウンロードする場合に使用できます。
注:ソフトウェア イメージ ファイルのダウンロードおよびアップロードには、archive download-sw および archive upload-sw 特権 EXEC コマンドを使用することを推奨します。スイッチスタックでは、スタックアクティブスイッチ経由でのみ、archive download-sw および archive upload-sw 特権 EXEC コマンドを使用できます。このスイッチにダウンロードされたソフトウェアイメージは、残りのスタックメンバーに自動的にダウンロードされます。
イメージファイルのダウンロードまたはアップロードの準備
FTP サーバから、または FTP サーバに、イメージ ファイルをコピーできます。
FTP プロトコルでは、FTP 要求ごとにリモート ユーザ名およびパスワードを、クライアントがサーバに送信する必要があります。FTP でイメージファイルをスイッチからサーバーにコピーすると、Cisco IOS ソフトウェアは次のリスト内の最初の有効なユーザー名を送信します。
- archive download-sw または archive upload-sw 特権 EXEC コマンドで指定されているユーザー名(ユーザー名が指定されている場合)。
- ip ftp username <username> グローバル コンフィギュレーション コマンドで設定されたユーザー名(このコマンドが設定されている場合)。
- Anonymous
スイッチは、次のリスト内の最初の有効なパスワードを送信します。
- archive download-sw または archive upload-sw 特権 EXEC コマンドで指定されたパスワード(パスワードが指定されている場合)。
- ip ftp password <password> グローバル コンフィギュレーション コマンドで設定されたパスワード(このコマンドが設定されている場合)。
- スイッチは、<username>@<switchname> という名前のパスワードを作成します。<domain>。変数 username は現在のセッションに関連付けられているユーザー名、switchname は設定されているホスト名、domain はスイッチのドメインです。
ユーザー名およびパスワードは、FTP サーバーのアカウントに関連付けられている必要があります。サーバーに書き込む場合は、ユーザーからの FTP 書き込み要求が許可されるように FTP サーバーを適切に設定する必要があります。すべてのコピー操作に使用するユーザー名およびパスワードを指定するには、ip ftp username および ip ftp password コマンドを使用します。この処理のためだけにユーザー名を指定する場合は、archive download-sw または archive upload-sw 特権 EXEC コマンドでユーザー名を指定します。
サーバがディレクトリ構造である場合、イメージ ファイルはサーバ上のユーザ名に関連付けられたディレクトリに書き込まれたり、そこからコピーされたりします。たとえば、イメージファイルがサーバー上のユーザーのホームディレクトリ内に置かれている場合は、ユーザーの名前をリモートユーザー名として指定します。
FTP を使用してイメージファイルのダウンロードやアップロードを開始する前に、次の作業すべてを実行します。
- スイッチに FTP サーバへのルートが設定されているかどうかを確認します。サブネット間でトラフィックをルーティングするようにルータを設定していない場合、スイッチと FTP サーバーは同じネットワークに置かれていなければなりません。ping コマンドを使用して、FTP サーバーへの接続をチェックします。
- コンソールまたは Telnet セッションを介してスイッチにアクセスするときに有効なユーザー名がない場合は、現在の FTP ユーザー名が FTP ダウンロードに使用するユーザー名であることを確認します。show users 特権 EXEC コマンドを使用して、有効なユーザー名を表示できます。このユーザー名を使用しない場合は、ip ftp username <username> グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、新しい FTP ユーザー名を作成します。新しい名前は、すべてのアーカイブ処理中に使用されます。新しいユーザ名は NVRAM に格納されます。Telnet セッションを介してスイッチにアクセスするときに有効なユーザー名がある場合は、そのユーザー名が使用されるので、FTP ユーザー名を設定する必要はありません。この処理のためだけにユーザー名を指定する場合は、archive download-sw または archive upload-sw 特権 EXEC コマンドでユーザー名を指定します。
- イメージ ファイルを FTP サーバにアップロードする場合は、スイッチ上のユーザからの書き込み要求が許可されるように、適切に設定する必要があります。詳細については、FTP サーバのマニュアルを参照してください。
イメージファイルのダウンロード
新しいイメージ ファイルをダウンロードして、現在のイメージを上書きしたり、保存したりできます。
FTP サーバーから新しいイメージをダウンロードして、デバイス上の既存のイメージを上書きするには、特権 EXEC モードでステップ 1 ~ 7 を実行します。現在のイメージをそのまま維持するには、ステップ 1 ~ 6 およびステップ 8 を使用します。
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手順 1 |
configure terminal
Switch# configure terminal
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(オプション)スイッチでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 この手順は、デフォルトのリモートユーザー名またはパスワードを上書きする場合にのみ必要です。 |
手順 2 |
ip ftp username<ユーザ名>
Switch(confg)# ip ftp username NetAdmin1
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(オプション)デフォルトのリモート FTP ユーザー名を変更します。 |
手順 3 |
ip ftp password<パスワード>
Switch(confg)# ip ftp password adminpassword
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(オプション)デフォルトの FTP パスワードを変更します。 |
手順 4 |
最後
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特権 EXEC モードに戻ります。 |
手順 5 |
archive download-sw[/directory]/overwrite /reload ftp:[[//username[:password ] @location ]/ directory ] / image-name1 .tar [ image-name2 .tar image-name3 .tar image-name4 .tar ]
Switch#
archive download-sw /overwrite /reload ftp:172.20.10.30/saved/myImage.tar
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(オプション)FTP サーバーからスイッチにイメージファイルをダウンロードして、現在のイメージを上書きします。
- /directory:(オプション)イメージのディレクトリを指定します。
- /overwrite:ダウンロードされたイメージで、フラッシュメモリのソフトウェアイメージを上書きします。
- /reload:設定が変更されて保存されなかった場合を除いて、イメージのダウンロード後にシステムがリロードされます。
- // username [ : password ]:FTP サーバー上のアカウントに関連付けられているユーザー名およびパスワードを指定します。
- @ location :FTP サーバーの IP アドレスを指定します。
- / directory / image-name1 .tar [/ directory / image-name2 .tar image-name3 .tar image-name4 .tar ]:ダウンロードするディレクトリ(オプション)とイメージ。
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手順 6 |
archive download-sw [ /directory ] /leave-old-sw /reload ftp: [[ // username[:password ] @location ]/ directory ] / image-name1 .tar [ image-name2 .tar image-name3 .tar image-name4 .tar ]
Switch#
archive download-sw /leave-old-sw /reload ftp:172.20.10.30/saved/myImage.tar
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(オプション)FTP サーバーからスイッチにイメージファイルをダウンロードして、現在のイメージを保存します。
- /directory:(オプション)イメージのディレクトリを指定します。
- /leave-old-sw:ダウンロード後に古いソフトウェアバージョンが保存されます。
- /reload:設定が変更されて保存されなかった場合を除いて、イメージのダウンロード後にシステムがリロードされます。
- // username [ : password ]:FTP サーバー上のアカウントに関連付けられているユーザー名およびパスワードを指定します。
- @ location :TFTP サーバーの IP アドレスを指定します。
- / directory / image-name1 .tar [/ directory / image-name2 .tar image-name3 .tar image-name4 .tar ]:ダウンロードするディレクトリ(オプション)とイメージ。
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ダウンロード アルゴリズムによって、イメージがスイッチ モデルに対して適切であるかどうか、および DRAM サイズが十分であるかどうかが検証されます。問題がある場合、プロセスは中断され、エラーが報告されます。/overwrite オプションを指定した場合、新しいイメージと同じであるかどうかにかかわらず、ダウンロードアルゴリズムによってフラッシュデバイスの古いイメージが削除され、新しいイメージがダウンロードされて、ソフトウェアがリロードされます。
注:フラッシュデバイスに 2 つのイメージを保存できる容量があり、同じバージョンでこれらのイメージの 1 つを上書きする場合、/overwrite オプションを指定する必要があります。
/leave-old-sw オプションを指定すると、古いファイルは削除されません。新しいイメージをインストールする十分なスペースがない場合に、ブートされているイメージを保持しようとすると、ダウンロードプロセスが停止して、エラーメッセージが表示されます。ダウンロードされたイメージは、システム ボードのフラッシュ デバイス(flash:)にアルゴリズムによってインストールされます。このイメージはソフトウェア バージョン ストリングの名前が付いた新しいディレクトリに格納されます。また、新しくインストールされたイメージを示すように、BOOT 環境変数が更新されます。
ダウンロードプロセス中に古いイメージを保持した場合(/leave-old-sw キーワードを指定した場合)は、delete/force /recursive <filesystem> <file-url> 特権 EXEC コマンドを入力すると、そのイメージを削除できます。filesystem には、システムボードのフラッシュデバイスの flash: を使用します。file-url には、古いイメージのディレクトリ名を入力します。ディレクトリ内のすべてのファイルおよびディレクトリが削除されます。
注意:ダウンロードおよびアップロードアルゴリズムを適切に動作させるために、イメージの名前は変更しないでください。
イメージファイルのアップロード
スイッチから FTP サーバにイメージをアップロードできます。後でこのイメージをこのスイッチや、同じタイプの別のスイッチにダウンロードできます。
Device Manager と連携する Web 管理ページが、古いイメージでインストールされている場合に限って、アップロード機能を使用します。
イメージを FTP サーバーにアップロードするには、特権 EXEC モードで次の手順を実行します。
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手順 1 |
configure terminal
Switch# configure terminal
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(オプション)スイッチでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 この手順は、デフォルトのリモートユーザー名またはパスワードを上書きする場合にのみ必要です。 |
手順 2 |
ip ftp username<ユーザ名>
Switch(confg)# ip ftp username NetAdmin1
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(オプション)デフォルトのリモート FTP ユーザー名を変更します。 |
手順 3 |
ip ftp password<パスワード>
Switch(confg)# ip ftp password adminpassword
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(オプション)デフォルトの FTP パスワードを変更します。 |
手順 4 |
最後
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特権 EXEC モードに戻ります。 |
手順 5 |
archive upload-sw ftp:[[// [ username [ : password ] @ ] location ] / directory ] / image-name .tar.
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現在ブート中のスイッチイメージを FTP サーバーにアップロードします。
- // username [ : password ]:FTP サーバー上のアカウントに関連付けられているユーザー名およびパスワードを指定します。
- @ location :FTP サーバーの IP アドレスを指定します。
- / directory / image-name .tar:ディレクトリ(オプション)およびアップロードするソフトウェアイメージの名前を指定します。
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archive upload-sw コマンドを実行すると、これらのファイルが info、Cisco IOS イメージ、Web 管理ファイルの順にアップロードされて、サーバーにイメージファイルが構築されます。これらのファイルがアップロードされた後に、アップロードアルゴリズムによってファイル形式が作成されます。
注意:ダウンロードおよびアップロードアルゴリズムを適切に動作させるために、イメージの名前は変更しないでください。
オンボードストレージからのイメージファイルのコピー
FTP、TFTP、またはオンボード USB ポートを使用してフラッシュにコピー済みのファイルからイメージを抽出してインストールすることもできます。
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手順 1 |
archive download-sw [ /directory ] /overwrite /reload flash: [/ directory / ] image-name1 .tar
Switch#
archive download-sw /overwrite /reload flash:myImage.tar
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(オプション)イメージファイルをローカルフラッシュからスイッチに抽出し、現在のイメージを上書きします。
- directory:(オプション)イメージのディレクトリを指定します。
- /overwrite:新しいイメージでフラッシュメモリのソフトウェアイメージを上書きします。
- /reload:設定が変更されて保存されなかった場合を除いて、イメージのダウンロード後にシステムがリロードされます。
- / directory / image-name1 .tar :ディレクトリ(オプション)およびインストールするイメージの名前を指定します。
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TFTP アップグレードの例
この例では、スイッチのアップグレードにTFTPが使用されています。
Switch#archive download-sw /overwrite tftp://172.20.10.30/c1000-universalk9-tar.152-7.E3k.tar
Loading c1000-universalk9-tar.152-7.E3k.tar from 172.20.10.30 (via GigabitEthernet1/0/48): !!!!!!!!!!
[OK - 38492160 bytes]
Loading c1000-universalk9-tar.152-7.E3k.tar from 172.20.10.30 (via GigabitEthernet1/0/48): !!!!!!!!!!
[OK - 38492160 bytes]
examining image stack version...
extracting info (107 bytes)
Read major stacking number 1.
Read minor stacking number 1.
examining image...
extracting info (107 bytes)
extracting c1000-universalk9-mz.152-7.E3k/info (961 bytes)
extracting info (107 bytes)
Stacking Version Number: 1.1
System Type: 0x00000001
Cisco IOS Image File Size: 0x00FB4200
Total Image File Size: 0x024B5A00
Minimum Dram required: 0x08000000
Image Suffix: universalk9-152-7.E3k
Image Directory: c1000-universalk9-mz.152-7.E3k
Image Name: c1000-universalk9-mz.152-7.E3k.bin
Image Feature: IP|LAYER_2|SSH|3DES|MIN_DRAM_MEG=128
Old image for switch 1: flash:/c1000-universalk9-mz.152-7.E3
Old image will be deleted before download. <--Overwrite keyword used, current image will be deleted
Deleting `flash:/c1000-universalk9-mz.152-7.E3' to create required space <-- Delete old image
Extracting images from archive into flash...
<multiple files are extracted to flash and directories built here>
New software image installed in flash:/c1000-universalk9-mz.152-7.E3k <-- Install new iage
Deleting old files from dc profile dir "flash:/dc_profile_dir"
extracting dc profile file from "flash:/c1000-universalk9-mz.152-7.E3k/dc_default_profiles.txt" to
"flash:/dc_profile_dir/dc_default_profiles.txt"
extracting day0 file from "flash:/c1000-universalk9-mz.152-7.E3k/day0.cfg" to
"flash:/dc_profile_dir/day0.cfg"
All software images installed.
Switch#show boot
BOOT path-list : flash:/c1000-universalk9-mz.152-7.E3k/c1000-universalk9-mz.152-7.E3k.bin
<-- boot points to new image
Config file : flash:/config.text
Private Config file : flash:/private-config.text
Enable Break : yes
Manual Boot : no
Allow Dev Key : yes
HELPER path-list :
Boot optimization : disabled
NVRAM/Config file
buffer size: 524288
Timeout for Config
Download: 0 seconds
Config Download
via DHCP: disabled (next boot: disabled)
Switch#reload
関連情報