このドキュメントでは、Catalyst OS(CatOS)のユーザに対して、Cisco IOS(R) システム ソフトウェアで使用するレイヤ 2(L2)設定について説明します。このドキュメントでは、ポート/インターフェイス、トランク、チャネル、VLAN、仮想トランクプロトコル(VTP)などのコマンドと概念に関するCatOSとCisco IOSソフトウェアの類似点と相違点について説明します。 このドキュメントには、最も一般的なコマンドを簡単に参照できる CatOS/Cisco IOS ソフトウェアのコマンド マトリックスが収録されています。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
スーパバイザ エンジン上の CatOS と MSFC 上の Cisco IOS ソフトウェア(ハイブリッド):CatOS イメージをシステム ソフトウェアとして使用し、Catalyst 6500/6000 スイッチ上でスーパバイザ エンジンを稼働させることができます。オプションの MSFC が取り付けられている場合、MSFC を稼働させるために、別途、Cisco IOS ソフトウェア イメージを使用します。
スーパーバイザ エンジンおよび MSFC 上の Cisco IOS ソフトウェア(ネイティブ):単一の Cisco IOS ソフトウェア イメージをシステム ソフトウェアとして使用し、スーパバイザ エンジンおよび MSFC を Catalyst 6500/6000 スイッチ上で稼働させることができます。
注:詳細は、ドキュメント『Cisco Catalyst 6500シリーズスイッチ用Cisco CatalystおよびCisco IOSオペレーティングシステムの比較』を参照してください。
Catalyst 6500/6000 スイッチには、次の 2 種類のソフトウェアのいずれかを実行する選択肢があります。
CatOS:この実装は、Route Switch Module(RSM; ルート スイッチ モジュール)を搭載している Catalyst 5500/5000 シリーズ スイッチと論理的には同じです。 CatOS モードで実行する場合には、2 つの別個のソフトウェア イメージがあります。MSFC では従来からの Cisco IOS ソフトウェア イメージを実行し、またスーパーバイザ エンジンでは従来からの CatOS を実行します。各デバイスには、それぞれの設定ファイルがあります。
Cisco IOS ソフトウェア:この実装は、単一で「ルータのような」インターフェイスを提供します。ルータ(Route Processor(RP; ルート プロセッサ)と呼ばれる)とスイッチのスーパーバイザ エンジン(Switch Processor(SP; スイッチ プロセッサ)と呼ばれる)の境界は、ユーザが意識することはありません。コンソール接続、コンフィギュレーション ファイル、ソフトウェア イメージは 1 つずつです。
注:MSFC1を正しくロードするには、常にMSFC1ブートイメージが必要です。ハードウェア サポートには、このブート イメージが必要で、さらにこのブート イメージにより、緊急の回復が必要となる状況でのバックアップ機能が提供されます。ソフトウェア イメージは、ルータの完全な機能に実際に必要なソフトウェアをロードします)。
MSFC の他に Policy Feature Card(PFC; ポリシー フィーチャ カード)が必要です。
CatOS では、スイッチのスーパーバイザ エンジンと MSFC で別々のソフトウェア イメージが実行されます。
スーパーバイザエンジンに関しては、次の2種類のイメージがあります。1つはSupervisor Engine Is用、もう1つはSupervisor Engine II用です。プレフィクスである cat6000-sup に続く数値は、イメージの違いを表します。
プレフィクス cat6000-sup の後に 2 が続いている場合は、Catalyst スーパーバイザ エンジン II 用のイメージです。720がcat6000-supプレフィックスに続く場合、イメージはCatalyst Supervisor Engine 720用です。2も720もcat6000-supプレフィックスに続かない場合、イメージははCatalyst Supervisor Engine Iになります。たとえば、「cat6000-sup.6-2-3.bin」という名前のファイルはスーパーバイザエンジンI用です。「cat6000-sup2.6-2-3.bin」という名前のファイルはスーパーバイザエンジンII用です。これらのイメージをダウンロードするには、『ソフトウェアのダウンロード – Catalyst 6500/6000 CatOSシステムソフトウェア』(登録ユーザ専用)を参照してください。
MSFC1、MSFC2、または MSFC3 の Cisco IOS ソフトウェアと一緒に CatOS を実行する場合は、各タイプの MSFC で別個のイメージを実行します。Download Software Area(登録ユーザ専用)には、これらのイメージが組み込まれています。MSFC1、MSFC2、またはMSFC3用のイメージをダウンロードするには、Cisco Software Downloadページに移動します。
Cisco IOS システム ソフトウェアでは、スーパーバイザ エンジンと MSFC ドーター カードの両方に対応する複合型のソフトウェア イメージを実行します。ユーザにとっては、フラッシュに読み込むイメージは 1 つだけです。各イメージは、スーパーバイザ エンジンと MSFC の装着のタイプによってカテゴリ化されています。Download Software Area(登録ユーザ専用)のイメージカテゴリは次の通りです。
スーパーバイザ エンジン 720/MSFC3(CAT6000-SUP720/MSFC3)
スーパーバイザ エンジン 2/MSFC2(CAT6000-SUP2/MSFC2)
スーパーバイザ エンジン 1/MSFC2(CAT6000-SUP1/MSFC2)
スーパーバイザ エンジン 1/MSFC1(CAT6000-SUP1/MSFC1)
Cisco IOSシステムソフトウェアイメージをダウンロードするには、『ソフトウェアのダウンロード – Catalyst 6500/6000 Cisco IOSシステムソフトウェア』(登録ユーザ専用)を参照してください。
注:スーパバイザエンジンIIはMSFC2ドーターカードを使用する必要があります。スーパーバイザエンジンIIでは、元のMSFCドーターカードを使用できません。
現在実行されているイメージを調べるには、show version コマンドを発行します。
注:ハイブリッド モードで現在実行中のイメージを調べるには、個々のモジュールに対して show version コマンドを発行します。
次の例では、MSFC2 を搭載した Catalyst 6500 において、スーパーバイザ エンジンでは CatOS が稼働し、MSFC では Cisco IOS ソフトウェアが稼働していることが、show version コマンドで示されています。
Hybrid_Cat6500>(enable) show version WS-C6509 Software, Version NmpSW: 7.6(4) Copyright (c) 1995-2003 by Cisco Systems NMP S/W compiled on Nov 4 2003, 19:22:09 System Bootstrap Version: 5.3(1) System Boot Image File is 'bootflash:cat6000-supk8.7-6-4.bin' System Configuration register is 0x2102 Hardware Version: 2.0 Model: WS-C6509 Serial #: SCA043500S2 PS1 Module: WS-CAC-1300W Serial #: SON04340836 PS2 Module: WS-CAC-1300W Serial #: SNI05470791 Mod Port Model Serial # Versions --- ---- ------------------- ----------- -------------------------------------- 1 2 WS-X6K-SUP1A-2GE SAD04500AFW Hw : 7.4 Fw : 5.3(2) Fw1: 5.4(2) Sw : 7.6(4) Sw1: 7.6(4) WS-X6K-SUP1A-2GE SAD04500AFW Hw : 7.4 Sw : 2 2 WS-X6K-SUP1A-2GE SAL0549F477 Hw : 7.1 Fw : 5.3(1) Fw1: 5.4(2) Sw : 7.6(4) Sw1: 7.6(4) WS-X6K-SUP1A-2GE SAL0549F477 Hw : 7.1 Sw : 3 48 WS-X6148-GE-TX SAD0746052K Hw : 4.0 Fw : 7.2(1) Sw : 7.6(4) 4 48 WS-X6248-RJ-45 SAD04281CZY Hw : 1.2 Fw : 5.1(1)CSX Sw : 7.6(4) 5 48 WS-X6248-RJ-45 SAD042608NZ Hw : 1.2 Fw : 5.1(1)CSX Sw : 7.6(4) 6 48 WS-X6248-RJ-45 SAD04170CG9 Hw : 1.2 Fw : 5.1(1)CSX Sw : 7.6(4) 7 48 WS-X6248-RJ-45 SAD04270N9U Hw : 1.2 Fw : 5.1(1)CSX Sw : 7.6(4) 15 1 WS-F6K-MSFC2 SAD04520C65 Hw : 1.7 Fw : 12.1(19)E1 Sw : 12.1(19)E1 16 1 WS-F6K-MSFC2 SAL0548F2TE Hw : 2.0 Fw : 12.1(19)E1 Sw : 12.1(19)E1 DRAM FLASH NVRAM Module Total Used Free Total Used Free Total Used Free ------ ------- ------- ------- ------- ------- ------- ----- ----- ----- 2 130944K 50017K 80927K 16384K 10857K 5527K 512K 389K 123K Uptime is 142 days, 4 hours, 27 minutes
機能 | CatOS | Cisco IOS ソフトウェア |
---|---|---|
コンフィギュレーション ファイル | 2つの設定ファイルは次のとおりです。1つはスーパーバイザエンジン(NMP1)用、もう1つはMSFC用 | 1つの設定ファイル |
ソフトウェア イメージ | 2つのイメージは次のとおりです。1つはスーパーバイザエンジン用、もう1つはMSFC用です | 1つのソフトウェアイメージ。MSFCを正しくロードするには、MSFCブートイメージも必要です |
デフォルトのポート モード | すべてのポートが L2 スイッチド ポート | すべてのポートが L32 ルーテッド ポート(インターフェイス) |
デフォルト ポート ステータス | 全てのポートはenable状態です。 | ポート(インターフェイス)はすべてシャットダウン状態にあります。 |
設定コマンドの形式 | 各設定コマンドの前にコマンドのキーワードとして set が付く | グローバル レベルおよびインターフェイス レベルのコマンドでの Cisco IOS コマンド構造 |
設定モード | set, clear, show コマンドを使用します。 | コンフィグターミナル、VLANデータベースからのコマンドが設定モードを有効にします。 |
コンフィギュレーションの削除/変更 | clear、set、あるいは enable/disable コマンドを使用 | Cisco IOSコマンド構造と同じ。キーワードnoはコマンドを無効にする |
1 NMP = ネットワーク管理プロセッサ
2 L3 = レイヤ 3
Cisco IOS ソフトウェアではポートをインターフェイスと呼びます。Cisco IOS ソフトウェアには次の 2 種類のインターフェイス モードがあります。
L3 ルーテッド インターフェイス
L2 スイッチ インターフェイス
注:デフォルトはL3ルーテッドインターフェイスです。
ポート/インターフェイスを L2 スイッチ インターフェイスにするには、次の例に示すように、そのインターフェイスの基で switchport コマンドを追加します。
Cat6500# show running-config interface fastethernet 5/10 Building configuration... Current configuration: ! interface FastEthernet5/10 no ip address switchport end
L2 スイッチ ポートのデフォルトのインターフェイス設定は CatOS の場合とは異なります。たとえば、ポートにL2ポート構成がある場合、トランクモードはautoではなくdesirableになります。show interface interface switchport コマンドを実行すると、L2 スイッチ ポートの現在の設定の詳細が表示されます。以下が一例です。
Cat6500# show interfaces fastethernet 5/10 switchport Name: Fa5/10 Switchport: Enabled Administrative Mode: dynamic desirable Operational Mode: down Administrative Trunking Encapsulation: negotiate Negotiation of Trunking: On Access Mode VLAN: 1 ( default) Trunking Native Mode VLAN: 1 (default) Trunking VLANs Enabled: ALL Pruning VLANs Enabled: 2-1001
Cisco IOS ソフトウェアには、主な 3 つの L2 スイッチ ポート モードがあります。
Access:インターフェイスを非トランキング モードに設定します。
Dynamic:アクセス モードまたはトランク モードについてダイナミックにネゴシエートするようにインターフェイスを設定します。このセッティングのための 2つのオプションは次のとおりです。
Desirable:この設定では、隣接デバイスが desirable モードまたは auto モードでトランク設定がされている場合に、ポートがトランクになることができます。Desirable モードはポートがスイッチ ポートの設定になっているときのデフォルトのモードです。
Auto:この設定では、他の隣接デバイスが desirable モードでトランク設定がされている場合に、ポートがトランクになることができます。
Trunk:インターフェイスを固定的なトランク モードに設定します。
機能 | CatOS |
---|---|
PortFast をイネーブルにする場合 | CatOS (enable) set spantree portfast 4/1 enable Warning: Spantree port fast start should only be enabled on ports connected to a single host. Connecting hubs, concentrators, switches, bridges, etc. to a fast start port can cause temporary spanning tree loops. Use with caution. Spantree port 4/1 fast start enabled. |
ポートをホスト アクセス用に設定する場合。このコマンドにより、PortFast がイネーブルになり、CatOS でのトランキングとチャネリングがディセーブルになります。 | CatOS (enable) set port host 4/2 Port(s) 4/2 channel mode set to off. Warning: Spantree port fast start should only be enabled on ports connected to a single host. Connecting hubs, concentrators, switches, bridges, etc. to a fast start port can cause temporary spanning tree loops. Use with caution. Spantree port 4/2 fast start enabled. Port(s) 4/2 trunk mode set to off. CatOS (enable) |
ポートの状態を表示する場合 | show port show port mod show port mod/port show port counters
show port counters mod/port
|
機能 | Cisco IOS ソフトウェア |
---|---|
PortFast をイネーブルにする場合 | CiscoIOS(config)# interface fastethernet 4/2 CiscoIOS(config-if)# spanning-tree portfast Warning: portfast should only be enabled on ports connected to a single host. Connecting hubs, concentrators, switches, bridges, etc. to this interface when portfast is enabled can cause temporary spanning tree loops. Use with CAUTION Portfast has been configured on FastEthernet4/2 but will only have effect when the interface is in a non-trunking mode. CiscoIOS(config-if)# ^Z CiscoIOS# |
ポートをホスト アクセス用に設定する場合。このコマンドにより、PortFast がイネーブルになり、CatOS でのトランキングとチャネリングがディセーブルになります。 | CiscoIOS(config)# interface fastethernet 4/2 CiscoIOS(config-if)# switchport CiscoIOS(config-if)# switchport mode access CiscoIOS(config-if)# spanning-tree portfast %Warning: portfast should only be enabled on ports connected to a single host. Connecting hubs, concentrators, switches, bridges, etc. to this interface when portfast is enabled, can cause temporary spanning tree loops. Use with CAUTION %Portfast has been configured on FastEthernet4/2 but will only have effect when the interface is in a non-trunking mode. CiscoIOS(config-if)# ^Z CiscoIOS# |
ポートの状態を表示する場合 | show interface status
show interface status module mod
show interface status errordisabled
show interface counters error module mod
|
スイッチで Cisco IOS ソフトウェアが稼働している場合でも、依然としてインターフェイスが多数存在する可能性があります。このため、複数のポートを迅速に設定する手段として、CatOS と同様に Cisco IOS ソフトウェアでも、ある範囲のインターフェイスを同時に設定できます。range コマンドを発行すると、多数のインターフェイスを同じ設定に迅速に設定できます。
CiscoIOS(config)# interface range gigabitethernet 1/1 -2, fastethernet 4/1 -24
注:このコマンドの構文では、最初のインターフェイス範囲とハイフンの間にスペースがあります。シンタックスは、重要であり絶対的に正確でなければなりません。空白がないと、command-line interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)から構文エラーが返されます。
range コマンドの誤った使用例を次に示します。
CiscoIOS(config)# interface range gigabitethernet 1/1-2,fastethernet 4/1-24 ^ % Invalid input detected at '^' marker. CiscoIOS(config)# interface range gigabitethernet 1/1 -2,fastethernet 4/1-24 ^ % Invalid input detected at '^' marker. CiscoIOS(config)# interface range gigabitethernet 1/1 -2,fastethernet 4/1 -24
次の例では、VLAN 2 にある 4/2-8 の範囲のポートを設定しています。
NativeIOS(config)# interface range fastethernet 4/2 -8 CiscoIOS(config-if)# switchport CiscoIOS(config-if)# switchport access vlan 2 CiscoIOS(config-if)# no shut CiscoIOS(config-if)# ^Z CiscoIOS# show interface
このように range コマンドを使用した後、設定は次のようになります。
interface FastEthernet4/4 no ip address switchport switchport access vlan 2 ! interface FastEthernet4/5 no ip address switchport switchport access vlan 2 ! interface FastEthernet4/6 no ip address switchport switchport access vlan 2 ! interface FastEthernet4/7 no ip address switchport switchport access vlan 2 ! interface FastEthernet4/8 no ip address switchport switchport access vlan 2 ! interface FastEthernet4/9 no ip address shutdown
Cisco IOS ソフトウェアでは、Inter-Switch Link(ISL; スイッチ間リンク)プロトコルと IEEE 802.1Q(dot1q)トランキング モードの両方をサポートしています。「Cisco IOS システム ソフトウェアのインターフェイスについて」で説明したように、インターフェイスの設定には異なるオプションを使用できます。トランキングは CatOS の場合とまったく同じ方式で動作します。ただし、例外として Cisco IOS ソフトウェアでのデフォルト設定は、auto ではなく desirable です。
機能 | CatOS |
---|---|
ISL トランクを有効にする場合 | CatOS (enable) set trunk 4/1 on isl Port(s) 4/1 trunk mode set to on. Port(s) 4/1 trunk type set to isl. |
dot1q トランクを有効にする場合 | CatOS (enable) set trunk 4/1 on dot1q Port(s) 4/1 trunk mode set to on. Port(s) 4/1 trunk type set to dot1q CatOS (enable) set vlan 2 4/1 VLAN 2 modified. VLAN 1 modified. VLAN Mod/Ports ---- ----------------------- 2 1/1 4/1 注:dot1qの場合、ネイティブVLANがトランクリンク間で一致することが非常に重要です。CatOS でトランクにネイティブ VLAN を設定するには、set vlan vlan-id mod/port コマンドを使用します。 |
トランク モードを変更する場合 | CatOS (enable) set trunk mod/port {on | off | desirable | auto | nonegotiate} [vlans] [isl | dot1q | negotiate] |
トランキングの状態を表示する場合 | show trunk show trunk mod show port mod/port |
機能 | Cisco IOS ソフトウェア |
---|---|
ISL トランクを有効にする場合 | CiscoIOS# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. CiscoIOS(config)# interface fastethernet 4/1 CiscoIOS(config-if)# switchport CiscoIOS(config-if)# switchport trunk encapsulation isl CiscoIOS(config-if)# switchport mode trunk 3d22h: %DTP-SP-5-TRUNKPORTON: Port Fa4/1 has become isl CiscoIOS(config-if)# ^Z CiscoIOS# |
dot1q トランクを有効にする場合 | CiscoIOS# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. CiscoIOS(config)# interface fastethernet 4/1 CiscoIOS(config-if)# switchport CiscoIOS(config-if)# switchport trunk encapsulation dot1q CiscoIOS(config-if)# switchport mode trunk 3d22h: %DTP-SP-5-TRUNKPORTON: Port Fa4/1 has become dot1q CiscoIOS(config-if)# switchport trunk native vlan 2 CiscoIOS(config-if)# ^Z CiscoIOS# |
トランク モードを変更する場合 | CiscoIOS(config-if)# switchport mode {access | trunk | multi | dynamic {auto | desirable}} |
トランキングの状態を表示する場合 | show interfaces trunk show interfaces trunk module number show interfaces interface-type mod/port show interfaces status |
Cisco IOS ソフトウェアでトランク情報を確認するには、いくつかの方法があります。
注:ルーテッドポートはL2トランクポートではありません。
show interfaces trunk コマンドでは、現在トランクになっているすべてのインターフェイスを表示します。このコマンドでは、トランクとして設定されていても、現在はアクティブなトランクになっていないポートは表示されません。
Switch# show interfaces trunk Port Mode Encapsulation Status Native vlan Po41 desirable n-isl trunking 1 Port Vlans allowed on trunk Po41 1-1005 Port Vlans allowed and active in management domain Po41 1-6,1002-1005 Port Vlans in spanning tree forwarding state and not pruned Po41 1-6,1002-1005
show interfaces trunk module number コマンドでは、トランクの状態にかかわらず、指定したモジュール上にあるすべてのインターフェイスが表示されます。
Switch# show interfaces trunk module 4 Port Mode Encapsulation Status Native vlan Fa4/1 desirable n-isl trunk-inbndl 1 (Po41) Fa4/2 desirable n-isl trunk-inbndl 1 (Po41) Fa4/3 desirable n-isl trunk-inbndl 1 (Po41) Fa4/4 desirable n-isl trunk-inbndl 1 (Po41) Fa4/5 desirable negotiate not-trunking 1 Fa4/6 desirable negotiate not-trunking 1 Fa4/7 desirable negotiate not-trunking 1 Fa4/8 desirable negotiate not-trunking 1 Fa4/9 desirable negotiate not-trunking 1 Fa4/10 routed negotiate routed 1 Fa4/11 desirable negotiate not-trunking 1 Fa4/12 desirable negotiate not-trunking 1 Fa4/13 desirable negotiate not-trunking 1 Fa4/14 desirable negotiate not-trunking 1 Fa4/15 desirable negotiate not-trunking 1 Fa4/16 desirable negotiate not-trunking 1 Fa4/17 desirable negotiate not-trunking 1
show interfaces interface-type mod/port trunk コマンドを使用すると、複数の画面をスクロールしないで特定のインターフェイスのトランキング状態を確認できます。
Switch# show interfaces fastethernet 4/1 trunk Port Mode Encapsulation Status Native vlan Fa4/1 desirable n-isl trunk-inbndl 1 (Po41) Port Vlans allowed on trunk Fa4/1 1-1005 Port Vlans allowed and active in management domain Fa4/1 1-6,1002-1005 Port Vlans in spanning tree forwarding state and not pruned Fa4/1 1-6,1002-1005
show interfaces status コマンドでは、各インターフェイスについて、状態とトランキング状態を 1 行で表示します。
Switch# show interfaces status Port Name Status Vlan Duplex Speed Type Gi1/1 connected routed full 1000 1000BaseSX Gi1/2 connected 1 full 1000 1000BaseSX Gi3/1 notconnect routed full 1000 missing Gi3/2 notconnect routed full 1000 missing Gi3/3 notconnect routed full 1000 1000BaseSX Gi3/4 notconnect routed full 1000 1000BaseSX Gi3/5 notconnect routed full 1000 1000BaseSX Gi3/6 notconnect routed full 1000 1000BaseSX Gi3/7 notconnect routed full 1000 1000BaseSX Gi3/8 notconnect routed full 1000 1000BaseSX Fa4/1 connected trunk full 100 100BaseFX MM Fa4/2 connected trunk full 100 100BaseFX MM Fa4/3 connected trunk full 100 100BaseFX MM Fa4/4 connected trunk full 100 100BaseFX MM Fa4/5 notconnect 1 full 100 100BaseFX MM Fa4/6 notconnect 1 full 100 100BaseFX MM Fa4/7 notconnect 2 full 100 100BaseFX MM Fa4/8 notconnect 2 full 100 100BaseFX MM Fa4/9 notconnect 1 full 100 100BaseFX MM Fa4/10 notconnect routed full 100 100BaseFX MM Fa4/11 notconnect 1 full 100 100BaseFX MM
Cisco IOS ソフトウェアでの EtherChannel の設定は、CatOS での設定と大きく異なります。Cisco IOS ソフトウェアでポートのグループに対して EtherChannel をイネーブルにするには、ポート チャネル インターフェイスを使用する必要があります。ポートのグループに対してすべての条件が有効である場合は、これによりポート チャネルが形成されます。デフォルトでは、すべてのインターフェイスでポート チャネリングがディセーブルになっています。インターフェイスにスイッチ ポート設定がある場合も同様です。
インターフェイスのグループを EtherChannel の一部となるよう設定するには、各インターフェイスに対して個別に channel-group group-number mode channel-mode コマンドを発行する必要があります。設定から switchport コマンドを削除すると、そのスイッチ ポートに関連するすべてのコマンドが設定に表示されなくなります。ただし、そのポートをスイッチ ポートとして再設定すると、以前のコマンドがすべて元に戻ります。つまり、あるポートをスイッチ ポートとして設定および設定解除しても、ポート チャネル グループの情報は失われません。
チャネル グループを作成した後は、すべての設定は個々の物理ポートではなく、ポート チャネル インターフェイスに対して発行する必要があります。ポート チャネルに対して発行したコマンドは、すべての物理ポートに透過的に伝搬されます。チャネル メンバの物理インターフェイスに対して発行したコマンドにより、そのインターフェイスがチャネル グループから除外される可能性があります。
機能 | CatOS |
---|---|
チャネルを作成する場合 | CatOS (enable) set port channel 4/3-4 on Port(s) 4/3-4 are assigned to admin group 613. Port(s) 4/3-4 channel mode set to on. CatOS (enable) |
チャネル モードを設定する場合 | CatOS (enable) set port channel
mod/port mode {on | off | desirable |
auto} [silent | non-silent]
|
ポート チャネルの状態を表示する場合 | show port channel show port channel mod/port show port channel channel-group |
機能 | Cisco IOS ソフトウェア |
---|---|
チャネルを作成する場合 | CiscoIOS# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. CiscoIOS(config)# interface port-channel 1 CiscoIOS(config-if)# exit CiscoIOS(config)# interface fastethernet 4/3 CiscoIOS(config-if)# channel-group 1 mode on CiscoIOS(config-if)# interface fastethernet 4/4 CiscoIOS(config-if)# channel-group 1 mode on CiscoIOS(config-if)# |
チャネル モードを設定する場合 | CiscoIOS(config-if)# channel-group
channel-group_number mode {on | auto
[non-silent] | desirable [non-silent]}
|
ポート チャネルの状態を表示する場合 | show etherchannel
show etherchannel channel-group
show interfaces etherchannel
show interfaces interface-type mod/port etherchannel |
show etherchannel コマンドには、ポート チャネルの設定に関する情報を表示するためのさまざまなサブコマンドがあります。
show etherchannel channel-group summary コマンドでは、チャネル グループの設定にあるすべてのインターフェイスの状態が表示されます。このコマンドは、チャネル グループに属するインターフェイスを高速で見つけるのに非常に役立ちます。
CiscoIOS# show etherchannel 256 summary Flags: U - in use I - in port-channel S - suspended D - down I - stand-alone d - default setting Group Port-channel Ports -----+------------+----------------------------------------------------------- 256 Po256(U) Fa5/5(I) Fa5/6(I) Fa5/7(I) Fa5/8(I)
show interfaces etherchannel コマンドでは、チャネルの状態にかかわらず、あるチャネル グループに関連しているすべてのインターフェイスが表示されます。
CiscoIOS# show interfaces etherchannel ---- GigabitEthernet1/1: Port state = EC-Enbld Up In-Bndl Usr-Config Channel group = 254 Mode = Automatic Gcchange = 0 Port-channel = Po254 GC = 0x00FE0001 Port indx = 0 Load = 0x55 Flags: S - Device is sending Slow hello. C - Device is in Consistent state. A - Device is in Auto mode. P - Device learns on physical port. Timers: H - Hello timer is running. Q - Quit timer is running. S - Switching timer is running. I - Interface timer is running. Local information: Hello Partner PAgP Learning Group Port Flags State Timers Interval Count Priority Method Ifindex Gi1/1 SAC U6/S7 Q 30s 1 128 Any 56 Partner's information: Partner Partner Partner Partner Group Port Name Device ID Port Age Flags Cap. Gi1/1 69055180(STELLA) 0010.7bbe.50bb 3/4 12s SC 2
show interfaces interface-type mod/port etherchannel コマンドを使用すると、複数の画面をスクロールしないで特定のインターフェイスのチャネル状態を確認できます。
CiscoIOS# show interfaces fastethernet 5/5 etherchannel Port state = EC-Enbld Up Cnt-bndl Sngl-port-Bndl Cnt-Bndl Not-in-Bndl Usr-Config Channel group = 256 Mode = Automatic Gcchange = 1 Port-channel = null GC = 0x11000002 Port indx = 0 Load = 0x00 Flags: S - Device is sending Slow hello. C - Device is in Consistent state. A - Device is in Auto mode. P - Device learns on physical port. Timers: H - Hello timer is running. Q - Quit timer is running. S - Switching timer is running. I - Interface timer is running. Local information: Hello Partner PAgP Learning Group Port Flags State Timers Interval Count Priority Method Ifindex Fa5/5 SAC U6/S7 Q 30s 1 128 Any 0 Partner's information: Partner Partner Partner Partner Group Port Name Device ID Port Age Flags Cap. Fa5/5 066549452(SINGHA) 00d0.bb3a.c0d9 4/17 29s SC 2 Age of the port in the current state: 00h:30m:31s Probable reason: pm - different in oper mode (1) with Fa5/8(2)
show interfaces port-channel channel-group etherchannel コマンドでは、現在ポート チャネルのアクティブなメンバになっているポートが表示されます。
CiscoIOS# show interfaces port-channel 256 etherchannel Age of the Port-channel = 05h:52m:49s Logical slot/port = 13/64 Number of ports = 2 GC = 0x01000001 HotStandBy port = null Port state = Port-channel Ag-Inuse Ports in the Port-channel: Index Load Port EC state Configuration ------+------+------+-----------+-------------- 1 55 Fa5/7 auto user 0 AA Fa5/8 auto user Time since last port bundled: 00h:46m:51s Fa5/7 Time since last port Un-bundled: 00h:46m:54s Fa5/8
VLAN の概念と機能は、Cisco IOS ソフトウェアと CatOS とでは同一です。しかし、これらの設定方法は大きく異なります。CatOS では set コマンドを使用して VLAN を作成しますが、Cisco IOS ソフトウェアでは VLAN database コンフィギュレーション モードで VLAN を作成します。
機能 | CatOS |
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VLAN を作成する場合 | CatOS (enable) set vlan 2 Vlan 2 configuration successful |
VLAN を削除する場合 | CatOS (enable) clear vlan 2 This command will deactivate all ports on vlan 2 Do you want to continue(y/n) [n]?y Vlan 2 deleted |
VLAN にポートを割り当てる場合 | CatOS (enable) set vlan 2 1/1 VLAN 2 modified. VLAN 10 modified. VLAN Mod/Ports ---- ----------------------- 2 1/1 |
VLAN ステータスの表示 | show vlan |
機能 | Cisco IOS ソフトウェア |
---|---|
VLAN を作成する場合 | CiscoIOS# vlan database CiscoIOS(vlan)# vlan 2 VLAN 2 added: Name: VLAN0002 CiscoIOS(vlan)# exit APPLY completed. Exiting.... |
VLAN を削除する場合 | NativeIOS# vlan database CiscoIOS(vlan)# no vlan 2 Deleting VLAN 2... CiscoIOS(vlan)# exit APPLY completed. Exiting.... |
VLAN にポートを割り当てる場合 | CiscoIOS# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. CiscoIOS(config)# interface gigabitethernet2/2 CiscoIOS(config-if)# switchport CiscoIOS(config-if)# switchport access vlan 2 CiscoIOS(config-if)# ^Z CiscoIOS# |
VLAN ステータスの表示 | show vlan |
VLAN のステータスをチェックするために、 show vlan コマンドを使用します。
Router# show vlan VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active 2 VLAN0002 active 10 VLAN0010 active 1002 fddi-default active 1003 token-ring-default active 1004 fddinet-default active 1005 trnet-default active VLAN Type SAID MTU Parent RingNo BridgeNo Stp BrdgMode Trans1 Trans2 ---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------ 1 enet 100001 1500 - - - - - 0 0 2 enet 100002 1500 - - - - - 0 0 10 enet 100010 1500 - - - - - 0 0 1002 fddi 101002 1500 - - - - - 0 0 1003 tr 101003 1500 - - - - - 0 0 1004 fdnet 101004 1500 - - - ieee - 0 0 1005 trnet 101005 1500 - - - ibm - 0 0 Primary Secondary Type Ports ------- --------- ----------------- ------------------------------------------
VTP とは、VTP ドメインにある VLAN データベースを同期させるための L2 プロトコルです。同じ VTP ドメインで VLAN を追加、削除、変更した際には、VTP により、同じ VTP ドメインにあるすべてのメンバの VLAN データベースの同期が取られます。VTP プルーニングによってトランク上のトラフィックが最小になります。これは、伝搬する必要のない VLAN に対する不要なブロードキャスト トラフィックやマルチキャスト トラフィックが減少するためです。
Cisco IOS ソフトウェアでは、VLAN データベースのモードによって VTP の設定が決まります。VLAN データベースや VTP の変更は、VLAN データが適用された際に発生します。これが発生するのは、ユーザが VLAN データベースのコンフィギュレーション モードを終了した時点です。Cisco IOS ソフトウェアでのデフォルトの VTP 設定は次のようになっています。
注:デフォルトのVTPモードはServerです。
CiscoIOS# show vtp status VTP Version : 2 Configuration Revision : 0 Maximum VLANs supported locally : 1005 Number of existing VLANs : 6 VTP Operating Mode : Server VTP Domain Name : null VTP Pruning Mode : Disabled VTP V2 Mode : Disabled VTP Traps Generation : Disabled MD5 digest : 0xE2 0x4F 0xC0 0xD6 0x94 0xBB 0x31 0x9A Configuration last modified by 0.0.0.0 at 6-27-01 02:04:20 Local updater ID is 0.0.0.0 (no valid interface found)
機能 | CatOS |
---|---|
VTP を設定する場合 | CatOS (enable) set vtp domain cisco VTP domain cisco modified |
VTP モードを変更する場合 | CatOS (enable) set vtp mode client VTP domain cisco modified CatOS (enable) set vtp mode server VTP domain cisco modified CatOS (enable) set vtp mode transparent VTP domain cisco modified |
VTP プルーニングをイネーブルにする場合 | CatOS (enable) set vtp pruning enable This command will enable the pruning function in the entire management domain. All devices in the management domain should be pruning-capable before enabling. Do you want to continue (y/n) [n]? y VTP domain cisco modified |
VTP の設定を表示する場合 | CatOS (enable) show vtp domain |
機能 | Cisco IOS ソフトウェア |
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VTP を設定する場合 | CiscoIOS# vlan database CiscoIOS(vlan)# vtp domain cisco Changing VTP domain name from null to cisco CiscoIOS(vlan)# exit APPLY completed. Exiting.... |
VTP モードを変更する場合 | CiscoIOS# vlan database CiscoIOS(vlan)# vtp client Setting device to VTP CLIENT mode. CiscoIOS(vlan)# vtp server Setting device to VTP SERVER mode. CiscoIOS(vlan)# vtp transparent Setting device to VTP TRANSPARENT mode. CiscoIOS(vlan)# exit APPLY completed. Exiting.... |
VTP プルーニングをイネーブルにする場合 | CiscoIOS# vlan database CiscoIOS(vlan)# vtp pruning Pruning switched ON CiscoIOS(vlan)# exit APPLY completed. |
VTP の設定を表示する場合 | CiscoIOS# show vtp status |
この表では、CatOS のコマンドと、そのコマンドに相当する Cisco IOS ソフトウェアのコマンドを簡潔に一覧しています。この表は、CatOS から Cisco IOS ソフトウェアへ移行するときのクイック リファレンスとして便利に使用できます。この表は頻繁に使用するコマンドについて要約したものです。各コマンドのすべてのパラメータは一覧していません。コマンドの構文とパラメータの全体については、『Catalyst 6500 シリーズ スイッチ Cisco IOS コマンド リファレンス Release 12.2SX』を参照してください。
このセクションのコメントは、それぞれのコマンドの説明を補うものです。コメントは斜体で表示されます。
CatOS コマンド | Cisco IOS ソフトウェア コマンド |
---|---|
clear vlan vlan | no vlan このコマンドは VLAN データベースのコマンドです。 |
set cam agingtime | mac-address-table aging-time このコマンドは VLAN ごとの MAC アドレスのエージング タイムを設定します。 |
set cam set cam {static | permanent} | mac-address-table static スタティックなエントリはすべて固定的でもあります。 |
set errdisable-timeout interval | errdisable recovery interval 30-86400 このコマンドでは errdisable の復旧時間を設定します。 |
set mls | mls マルチレイヤ スイッチング(MLS)は Cisco IOS ソフトウェアでは透過的に行われます。 |
set option errport | errdisable recovery cause このコマンドは errdisable のオプションを設定します。 |
set port channel デフォルトのモードは auto です。 | channel-group group mode デフォルトのモードは off です。 |
set port duplex | 二重モード デフォルトの動作はラインカードによって変わります。 |
set port flowcontrol send [desired |オフ |オン] | flowcontrol send [desired] |オフ | on ] |
set port flowcontrol receive [desired |オフ |オン] | flowcontrol receive [desired |オフ | on ] |
set port host | switchportswitchport mode accessspanning-tree portfast アクセス ポートではチャネリングとトランキングが自動的にオフに切り替わります。 |
set port negotiation mod/port disable | speed nonegotiate このコマンドはギガビット ポートに対してのみ使用します。10/100 Mbps のポートに対しては speed コマンドと duplex コマンドを使用します。 |
set port negotiation mod/port enable | no speed nonegotiate このコマンドはギガビット ポートに対してのみ使用します。10/100 Mbps のポートに対しては speed コマンドと duplex コマンドを使用します。 |
set port speed | スピード デフォルトの動作はラインカードによって変わります。 |
set qos | mls qos |
set span | monitor session |
set spantree | スパニング ツリー |
set system crossbar-fallback | service internal [no] fabric switching-mode allow [bus-only |切り捨て |
set test diaglevel | diagnostic level これはブートアップの診断レベルです。 |
set trace | デバッグ このコマンドの使用には注意が必要です。デバッグの種類によっては他に影響が及ぶことがあります。 |
set trunk デフォルトのモードは auto です。 | switchport mode trunk デフォルトのモードは desirable です。 |
set udld | udld このコマンドはグローバルおよびインターフェイスごとに設定します。 |
set vlan | vlan switchport access vlan このコマンドは VLAN データベースのコマンドです。 このコマンドはインターフェイス コマンドであり、VLAN は作成しません。 |
set vtp | vtp このコマンドは VLAN データベースのコマンドです。 |
show boot | show bootvar このコマンドでは起動時のパラメータを表示します。 |
show cam dynamic | show mac-address-table dynamic |
show channel infoshow port channel | show etherchannel summary |
show errordetection | show errdisable detect |
show errdisable-timeout | show errdisable recovery |
show portshow mac | show interface |
show port status | show interface status |
show span | show monitor |
show sprom | show idprom このコマンドはシャーシのシリアル番号を調べるのに便利です。 |
show system crossbar-fallback | show fabric switching-mode |
show test [diaglevel | mod] | show diagnostic [level | mod module] |
show qos | show mls qos |
show traffic | show catalyst6000 traffic-meter このコマンドはバックプレーンの使用率を表示します。 |
show trunkshow port trunk | show interfaces trunk |
show udld | show udld |
show vlan | show vlan |
show vtp domain | show vtp status |
switch console | remote login このコマンドは、Cisco テクニカルサポートによる指示があった場合にのみ、トラブルシューティングのために使用します。 |