6500、6000、5500、5000、4500、4000 シリーズなどのモジュラ型 Cisco Catalyst スイッチでは、電源モジュール、ファン トレイ、スーパーバイザ モジュール、および、その他のライン モジュールとサービス モジュールなどのすべてのモジュールの Online Insertion and Removal(OIR; 活性挿抜)、別名、ホットスワップがサポートされています。 システムの電源を中断したり、他のソフトウェアやインターフェイスをシャットダウンさせることなく、モジュールの追加、交換、取り外しができます。
このドキュメントでは、モジュールを別のシャーシに移動したり、新しいモジュールをシャーシに挿入したりする際に適用できる簡単なチェック項目をいくつか紹介しています。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの情報は、Supervisor Engine 720を搭載し、Cisco IOS®ソフトウェアリリース12.2SXD6が稼働するCisco Catalyst 6500シリーズスイッチに基づくものです。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ここでの設定は、次の Cisco Catalyst スイッチにも使用できます。
Cisco Catalyst 6000 シリーズ
Cisco Catalyst 5500 シリーズ
Cisco Catalyst 5000 シリーズ
Cisco Catalyst 4500 シリーズ
Cisco Catalyst 4000 シリーズ
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
OIR 機能は、システム運用への影響なく、不良部品を交換できるように開発されたものです。カードが挿入された時点で、カードでは電源が使用可能で、自身で初期化を行って動作を開始します。
スイッチに電源が入っていて動作している際にモジュールの取り外しや挿入を行うと、スイッチでは下記の動作が行われます。
モジュールに対して十分な電力を供給できるかどうかを判定する。
バックプレーンをスキャンして、構成の変更を探す。
すべての新規に挿入されたモジュールを初期化し、取り外されたモジュールがあればこれを識別して管理上のシャットダウン ステートに設定する。
モジュール上の事前設定済みのインターフェイスを、取り外し時のステートに戻す。新しく追加されたモジュールがあれば、ブート時の状態(ただし未設定)であるかのように、管理上のシャットダウン ステートにする。類似のスイッチングモジュール タイプをスロットに挿入すると、それらのポートは、元のスイッチング モジュールのポート数に達するまで設定された上で、オンラインにされます。
注意:モジュールの挿入や取り外しが行われた際に、3 秒間前後、スイッチング バスの速度が低下する場合があります。このため、Open Shortest Path First(OSPF)、Border Gateway Protocol(BGP)、Multiprotocol Label Switching(MPLS)Label Distribution Protocol(LDP)などのプロトコルでは、タイマーがファスト コンバージェンスに設定されていると、隣接性が崩れる可能性があります。
注:一度に複数のモジュールを取り外したり、インストールしたりしないでください。スイッチがオンラインにできるのは、同等の交換モジュール 1 つだけです。交換モジュールが取り外したモジュールと異なっている場合は、このモジュールの設定を行わないとスイッチがオンラインになりません。
このセクションでは、モジュールの活性挿抜(ホットスワップ)を行う前にチェックする必要のある項目のリストを提示しています。
対象のスイッチのスーパーバイザ エンジンでサポートされているモジュールを確認します。
そのモジュールが対象のスイッチで稼働している OS(IOS あるいは CatOS)のリリースでサポートされているかどうかを確認します。
対象のスイッチで選択したスロットにモジュールを設置できるかどうかを確認します。
同じシャーシ内の別のスロットにブレードを移動する場合は、移動するモジュールが任意のスロットに挿入できるか、またはそのモジュールを特定のスロットに挿入する必要があるかどうかを確認するために、現在のスーパーバイザが稼働するCisco IOSまたはCatOSOSバージョンのののののリリースノートをををを調調確認
たとえば、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2SX が稼働するスーパーバイザが搭載された 13 スロット シャーシ内でモジュール WS-X6748-SFP がサポートされているのはスロット 9 ~ 13 だけであり、他のスロットでは電源が入りません。この情報は『Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 2 での Cisco IOS リリース 12.2SX のリリース ノート』に記載されています。
別のシャーシ モデルへのモジュールの移動を計画している場合は、スーパーバイザ エンジンで稼働している Cisco IOS か CatOS、およびスーパーバイザ自体で挿入対象のモジュールがサポートされていることを確認します。モジュールを別のシャーシに移動する前に、必ず IOS か CatOS のリリース ノートを調べる必要があります。
モジュールを移動する間に調べるのは次の項目です。
スーパーバイザで CatOS あるいは Cisco IOS が稼働しているか。
その CatOS か Cisco IOS のバージョンが挿入対象のモジュールをサポートしているかを確認する。
スーパーバイザが挿入しようとしているモジュールをサポートしているかを確認する。
そのモジュールは特定のスロットに限定して挿入する必要があるかを確認する。
この例では、2 つのシャーシがあります。
次が搭載された 6506 シャーシ。
6.4(19) + MSFC 12.(11b) のパイブリッド モードで稼働する WS-X6K-SUP1A-2GE。
WS-X6408A-GBIC
次が搭載された 6509 シャーシ。
12.2(18)SXF7 のネイティブ モードで稼働する WS-SUP32-GE-3B。
WS-X6516A-GIBIC
この例では、両方の GBIC モジュールが交換されます。コンフィギュレーションは次のようになります。
6506 with Supervisor Engine 1 <= WS-X6516A-GIBIC 6509 with Supervisor Engine 32 <= WS-X6408A-GIBIC
最初に、Supervisor Engine 32 で稼働しているバージョンである Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(18)SXF7 のリリース ノートを調べます。この IOS で WS-X6408A-GIBIC がサポートされているかを調べる必要があります。
『Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 2 での Cisco IOS リリース 12.2SX のリリース ノート』に記載されているように、モジュール WS-X6408A-GIBIC は Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2SX ではサポートされてい.ます。
次に、どのスーパーバイザでモジュール WS-X6408A-GIBIC がサポートされているのかを調べる必要があります。このリリース ノートで確認できるように、このモジュールをサポートしているのは Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 2 だけです。
最後に、WS-X6408A-GIBIC をサポートするために各スーパーバイザで必要とされる最小構成の IOS を調べる必要があります。
スーパーバイザ | 最小構成の IOS |
Supervisor Engine 720 | 12.2(14)SX |
Supervisor Engine 32 | 12.2(18)SXF |
Supervisor Engine 2 | 12.2(17d)SXB |
注:各スーパバイザは、モジュールをサポートするために最低限のIOSバージョンが必要です。
次に、ハイブリッド モードで稼働する Supervisor Engine 1 でモジュール WS-X6516A-GIBIC がサポートされているかを調べる必要があります。このスーパーバイザでは CatOS が稼働しているため、『Catalyst 6000 ファミリ ソフトウェア リリース 6.x のリリース ノート』を調べる必要があります。
モジュールWS-X6516A-GBICを検索すると、「このモジュールのWS-X6516A-GBICバージョンは、ソフトウェアリリース6.xではサポートされていません。WS-X6516A-GBICバージョンは、ソフトウェアリリース7.5(1)でサポートされています。
この場合、Supervisor Engine 1 でモジュール WS-X6516A-GBIC をサポートするためには、最低限でも CatOS バージョン 7.5(1) にスーパーバイザをアップグレードする必要があります。
注:ソフトウェアのアップグレードを試みる場合は、DRAMのメモリ要件を確認する必要があります。
モジュールを物理的に取り外してコンフィギュレーションが不要になる場合、モジュールを物理的に取り外す前に、グローバル コンフィギュレーション モードで module clear-config コマンドを適用します。
注:module clear-configコマンドは、現在Cisco Catalyst 6500/6000シリーズスイッチでのみ使用できます。
注:このコマンドは、モジュールを取り外す前に適用すると機能します。
スイッチでの、このコマンドの使用例を次に示します。
6509switch(config)#module ? ContentServicesGateway Configure a CSG module ContentSwitchingModule configure a CSM SLB module clear-config To clear configuration when module is removed provision Configure module provision status
次のステップを実行します。
グローバル コンフィギュレーション モードで module clear-config コマンドを適用します。
6509switch(config)#module clear-config
このコマンドが適用されてコンフィギュレーションが保存されたら、show run コマンドの出力を調べて、上記のコマンドがあるか確認します。
6509switch#show run Building configuration... Current configuration : 6786 bytes ! version 12.2 service timestamps debug datetime service timestamps log datetime service password-encryption service counters max age 10 ! !--- Output supressed. no spanning-tree optimize bpdu transmission module clear-config fabric required fabric switching-mode allow truncated diagnostic bootup level com ! !--- Output supressed. ! 6509switch#
変更が保存されたら、シャーシからモジュールを取り外します。
モジュールがシャーシから物理的に取り外されたら、show run コマンドの出力から、このコンフィギュレーションも削除されます。
注:このCLIの副作用として、削除されたモジュールに関連するすべての設定が削除されます。さらに、カードが再挿入される際には、この削除されたコンフィギュレーションすべてを再入力する必要があります。
コンフィギュレーションから不在モジュールの古いコンフィギュレーションがクリアされると、これらの不在モジュールの SNMP MIB コンフィギュレーションも削除する必要があります。
シャーシからモジュールを物理的に取り外しても、このモジュールのコンフィギュレーションは引き続き表示されています。これは設計により、交換を簡単にするために許可されているものです。同じタイプのモジュールが挿入されると、このすでに設定済みのコンフィギュレーションが使用されます。このスロットに別のタイプのモジュールが挿入されると、このモジュールのコンフィギュレーションはクリアされます。
module clear-config コマンドがモジュールを取り外す前に適用されておらず、モジュールを取り外してから適用されると、このコマンドが有効になるのは、この後モジュールが追加される時点です。そのため、このコマンドでは現在のステートはクリアされません。つまり、不在モジュールのコンフィギュレーションは、別のモデルのモジュールが挿入されるまで残ることになります。別のモデルのモジュールが挿入されると、そのコンフィギュレーションは show run コマンドの出力から即座に削除されます。
ここでは、設定が正常に機能しているかどうかを確認します。
アウトプット インタープリタ ツール(登録ユーザ専用)(OIT)は、特定の show コマンドをサポートします。OIT を使用して、show コマンドの出力の分析を表示します。
show module:モジュールのステータスと情報を表示します。Mod Sub-Module フィールドには、show module コマンドによりスーパーバイザ エンジン番号が表示されますが、アップリンク ドーター カードのモジュール タイプと情報が付加されています。
このセクションを使用して、新しく挿入されたモジュールの問題のトラブルシューティングを行います。
スロットにモジュールを挿入すると、show module コマンドの出力にモジュールのステータスが Minor Error と表示されます。この原因として考えられるのはモジュールの故障か、スロットの故障か、あるいはモジュールの装着が不完全なためです。
Switch#show module Mod Ports Card Type Model Serial No. --- ----- -------------------------------------- ------------------ ----------- 3 8 8 port 1000mb GBIC Enhanced QoS WS-X6408A-GBIC SAL090603RA 5 2 Supervisor Engine 720 (Active) WS-SUP720-BASE SAD09050DGP 6 48 48 port 10/100/1000mb EtherModule WS-X6148-GE-TX SAL0850708A Mod MAC addresses Hw Fw Sw Status --- ---------------------------------- ------ ------------ ------------ ------- 3 0013.1a43.29f0 to 0013.1a43.29f7 3.1 5.4(2) 8.3(0.156)RO Ok 5 0011.92e7.82cc to 0011.92e7.82cf 3.2 8.1(3) 12.2(18)SXD4 Ok 6 0012.80f8.5030 to 0012.80f8.505f 6.1 7.2(1) 8.3(0.156)RO Ok Mod Online Diag Status --- ------------------- 3 Pass 5 Pass 6 Minor Error
モジュールを回復するには、次の手順を実行します。スイッチが実稼働環境にある場合はメンテナンスの時間帯をスケジュールして、次の項目を実行します。
診断で完全レベルをオンにします。そうすると、スイッチのリロード時に、モジュールに関する詳細情報が表示されます。
Switch(config)#diagnostic bootup level complete Switch# show diagnostic mode all
特定のモジュールをリセットするためには、hw-module module [module slot number] reset コマンドを発行します。
Switch#hw-module module 4 reset Proceed with reload of module?[confirm] % reset issued for module 4 Switch# *Jun 18 19:31:58: %C6KPWR-SP-4-DISABLED: power to module in slot 4 set off (Reset) *Jun 18 19:32:43: %DIAG-SP-6-RUN_COMPLETE: Module 4: Running Complete Diagnostics... *Jun 18 19:33:01: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet4/1, changed state to down *Jun 18 19:33:01: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet4/2, changed state to down *Jun 18 19:33:01: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet4/3, changed state to down *Jun 18 19:33:01: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet4/4, changed state to down *Jun 18 19:33:01: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet4/10, changed state to down !--- Output suppressed. *Jun 18 19:33:01: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet4/47, changed state to down *Jun 18 19:33:01: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet4/48, changed state to down *Jun 18 19:33:00: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 4: Passed Online Diagnostics *Jun 18 19:33:02: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 4, interfaces are now online Switch#
モジュールに関する可能性のあるアラームを調べるためには、show environment コマンドを入力します。show diagnostic module [module slot number] コマンドを入力します。
モジュールをリセットしても引き続きエラーが報告される場合は、次の手順を実行します。
モジュールを取り付け直す。物理的にモジュールを取り付け直します。
show environment コマンドの出力を調べる。
show diagnostic module [module slot number] コマンドを入力します。
これらの手順を実行しても、モジュールで引き続き Minor Error が表示される場合は、次の手順を実行します。
モジュールを別のスロットで試してみる。
show environment コマンドの出力を調べる。
show diagnostic module [module slot number] コマンドを入力します。
モジュールを挿入すると、show module コマンドの出力にモジュールのステータスが Unknown と表示されます。
次の出力には、モジュール WS-X6748-GE-TX のステータスが Unknown と表示されています。
Switch#show module Mod Ports Card Type Model Serial No. --- ----- -------------------------------------- ------------------ ----------- 1 48 CEF720 48 port 10/100/1000mb Ethernet WS-X6748-GE-TX SAD09040FXH 2 48 CEF720 48 port 10/100/1000mb Ethernet WS-X6748-GE-TX SAD09050BT8 5 2 Supervisor Engine 720 (Active) WS-SUP720-3B SAD090406AF Mod MAC addresses Hw Fw Sw Status --- ---------------------------------- ------ ------------ ------------ ------- 1 0011.bb2b.9b2c to 0011.bb2b.9b5b 2.1 Unknown Unknown PwrDown 2 0011.93d0.acb0 to 0011.93d0.acdf 2.1 12.2(14r)S5 12.2(18)SXD3 Ok 5 0011.21ba.b6c8 to 0011.21ba.b6cb 4.1 8.1(3) 12.2(18)SXD3 Ok Mod Sub-Module Model Serial Hw Status --- --------------------------- ------------------ ------------ ------- ------- 1 Centralized Forwarding Card WS-F6700-CFC SAL09051F61 2.0 PwrDown 2 Centralized Forwarding Card WS-F6700-CFC SAL09051F5F 2.0 Ok 5 Policy Feature Card 3 WS-F6K-PFC3B SAD090407MW 1.1 Ok 5 MSFC3 Daughterboard WS-SUP720 SAD090306XN 2.2 Ok Mod Online Diag Status --- ------------------- 1 Unknown 2 Pass 5 Pass Switch#
show module コマンドの出力にモジュールが Unknown と表示される場合は、必ず下記の項目を調べてください。
スーパーバイザ エンジンと稼働するソフトウェアでモジュールがサポートされていること。
モジュールの仕様。モジュールが任意のスロットへの挿入が可能か、特定のスロットにしか挿入できないかを確認します。
注:両方のオプションについて、スーパーバイザエンジンが稼働しているソフトウェアバージョンのリリースノートを確認してください。
モジュールを挿入すると、そのステータスが PwrDeny と表示されます。この場合は、PwrDeny と表示されたモジュールを電源オンにするのに十分な電力があるか調べてください。
次の出力では、2 つのモジュールのステータスが Unknown/PwrDeny と表示されています。
Switch#show module Mod Ports Card Type Model Serial No. --- ----- -------------------------------------- ------------------ ----------- 1 48 48 port 10/100 mb RJ45 WS-X6348-RJ-45 SAL062410XB 2 6 Firewall Module WS-SVC-FWM-1 SAD0918068W 3 6 Firewall Module WS-SVC-FWM-1 SAD090709TE 5 2 Supervisor Engine 720 (Active) WS-SUP720-BASE SAD090702NV 6 2 Supervisor Engine 720 (Hot) WS-SUP720-BASE SAD085105XN 7 48 CEF720 48 port 1000mb SFP WS-X6748-SFP SAL09148J7G 9 8 Intrusion Detection System WS-SVC-IDSM-2 SAD09180065 Mod MAC addresses Hw Fw Sw Status --- ---------------------------------- ------ ------------ ------------ ------- 1 0009.1279.5ef8 to 0009.1279.5f27 6.1 5.4(2) 8.3(0.110)TE Ok 2 0013.c301.1a44 to 0013.c301.1a4b 3.0 7.2(1) 2.3(1) Ok 3 0003.e472.940c to 0003.e472.9413 3.0 7.2(1) 1.1(4) Ok 5 0011.92e7.8a60 to 0011.92e7.8a63 3.2 8.1(3) 12.2(17d)SXB Ok 6 0011.21ba.9c4c to 0011.21ba.9c4f 3.2 8.1(3) 12.2(17d)SXB Ok 7 0013.7f97.d210 to 0013.7f97.d23f 1.4 Unknown Unknown PwrDeny 9 0013.8038.063c to 0013.8038.0643 5.0 Unknown Unknown PwrDeny Mod Sub-Module Model Serial Hw Status --- --------------------------- ------------------ ------------ ------- ------- 1 Inline Power Module WS-F6K-PWR 1.0 Ok 5 Policy Feature Card 3 WS-F6K-PFC3A SAD0906076P 2.4 Ok 5 MSFC3 Daughterboard WS-SUP720 SAD0905052Z 2.4 Ok 6 Policy Feature Card 3 WS-F6K-PFC3A SAD08490B95 2.4 Ok 6 MSFC3 Daughterboard WS-SUP720 SAD0850062A 2.4 Ok 7 Centralized Forwarding Card WS-F6700-CFC SAL090607GH 2.0 PwrDeny Mod Online Diag Status --- ------------------- 1 Pass 2 Pass 3 Pass 5 Pass 6 Pass 7 Unknown 9 Unknown
電源モジュールからすべてのモジュールを電源オンにするのに十分な電力が供給されていることを確認したら、PwrDeny と表示されているモジュールの電源を有効にするために、次のように power enable module [module slot number] コマンドを発行します。
Switch(config)#power enable module 4
それでも問題を判別できないか、表示されているエラー メッセージがこのドキュメントに見つからない場合は、シスコ テクニカル サポートのエスカレーション センターにご連絡ください。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
27-Jun-2007 |
初版 |