Nexus 7000のEIGRP隣接関係の変更を監視するためのSNMPトラップ

ダウンロード オプション

  • PDF     (282.1 KB)
    Adobe Reader を使ってさまざまなデバイスで表示
  • ePub     (170.8 KB)
    iPhone、iPad、Android、ソニーの Reader、または Windows Phone 上で、さまざまなアプリを使って表示
  • Mobi (Kindle)     (271.6 KB)
    Kindle デバイスで、または Kindle アプリを使って複数のデバイスで表示
Updated: 2017 年 8 月 23 日
Document ID:211527

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポート コンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

内容

概要 
例

    概要 

    このドキュメントでは、Nexus 7000で Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)隣接関係の変更を監視するSNMP(Simple Network Management Protocol)トラップについて説明します。Nexusは、EIGRP-MIBのcEigrpAuthFailureEventとcEigrpRouteStuckInActiveの2つのトラップのみをサポートしますが、EIGRPネイバーのアップ/ダウン(cEigrpNbrDownEvent)のSNMPトラップははしません。 
    EIGRP隣接関係の変更を監視するためにSNMPトラップを生成する有効な回避策は、syslogパターンに基づいてトリガーされる2つのEEMスクリプト（ネイバーのアップ用とネイバーのダウン用）を設定することです。

    例

    event manager applet EIGRP_TRAP_nbr_dwn
  event syslog pattern "EIGRP-5-NBRCHANGE_DUAL.*down"
  action 1.1 snmp-trap strdata "EIGRP Neighbor Down"
event manager applet EIGRP_TRAP_nbr_up
  event syslog pattern "EIGRP-5-NBRCHANGE_DUAL.*up"
  action 1.1 snmp-trap strdata "EIGRP Neighbor Up"
    次に、レイヤ3インターフェイスをフラッピングしてテストします(接続を中断しないようにテスト スイッチ仮想インターフェイス(SVI)を作成できます)。 
    2017 Jul 12 15:51:06 N7K-AGG2 %EIGRP-5-NBRCHANGE_DUAL:  eigrp-10 [4049] (default-base) IP-EIGRP(0) 10: Neighbor 10.10.10.84
     (Vlan1064) is down: holding time expired
2017 Jul 12 15:51:10 N7K-AGG2 %EIGRP-5-NBRCHANGE_DUAL:  eigrp-10 [4049] (default-base) IP-EIGRP(0) 10: Neighbor 10.10.10.84
     (Vlan1064) is up: new adjacency
    Nexusが正しく送信したことを確認し、SNMPモニタリングツールを確認します。出力が若干異なる場合があり、使用するツールによって異なる場合があります。
    Wiresharkキャプチャを使用して、次のSNMPトラップを確認することもできます。

    注：これはWiresharkのバージョンによって異なります。文字列は人間が読み取り可能なテキストにはありませんが、「snmp.value.octets contains "EIGRP"を使用してフィルタリングできます。

    また、Ethanalyzerを使用してトリガーされるEmbedded Event Manager(EEM)でNexusが送信していることを確認することもできます。「waiting」状態の説明については、「例： 
    N7K-A-Admin# ethanalyzer local interface mgmt display-filter snmp limit-c 0

Capturing on mgmt0
2017-07-12 15:43:37.431067 10.122.140.96 -> 172.18.121.3 SNMP 278 snmpV2-trap 1.3.6.1.2.1.1.3.0 1.3.6.1.6.3.1.1.4.1.0 1.3.6.1.4.1.9.10.134.1.2.3.1.2.1 1.3.6.1.4.1.9.10.134.1.2.3.1.6.1 1.3.6.1.4.1.
9.10.134.1.2.3.1.7.1 1.3.6.1.4.1.9.10.134.1.2.3.1.9.1 1.3.6.1.4.1.9.10.134.1.2.3.1.10.1 1.3.6.1.4.1.9.10.134.1.2.3.1.11.1

    注：NX-OS 7.xより前のバージョンでは、snmp-server enable traps syslogを設定するオプションが提供されません。このオプションを使用すると、ログ全体を監視し、EIGRPメッセージをフィルタリングできます。この機能は、リリース7.x以降で追加されました。

    TAC Authored

    シスコ エンジニア提供

    • Andrea Testino
      Cisco TAC Engineer

    このドキュメントは役に立ちましたか?

    Feedbackフィードバック

    シスコに問い合わせ

    このドキュメントは次の製品に対応しています