概要
このドキュメントでは、Cisco Unified Domain Manager(CUCDM)を使用して、発呼回線IDプレゼンテーション名機能と発呼回線IDプレゼンテーション番号機能を制限に設定する方法について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
- CUCDM
- Cisco Unified Communications Manager(CUCM)
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
- CUCDM 8.1以降
- CUCM バージョン 8 以上
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
背景説明
CUCDMでは、デフォルトのモデルを使用して、[番号の追加(General Administration/Number Translation)]セクションの[発呼回線IDプレゼン名機能(Calling Line ID Presentation Number)]機能と[発呼回線IDプレゼン番号(Calling Number)]機能()]機能)ににをにで定義をする設定をを無視します。
設定
- CUCDMで、[General Administration/Number Translation/Add Number Translation]セクションに移動します。
-
[発呼側回線IDの表示名(Calling Line ID Presentation Name)]と[発呼側回線IDの表示番号( Calling Line ID Presentation Number)]を[Restricted]に設定します。これにより、CUCMでトランスレーションパターンがプッシュされます。
- CUCMでトランスレーションパターンが作成されると、CLIプリファレンスが[Restricted]ではなく[Default]に設定されます。
- CUCMでは、[パターンOK]が表示されますが、Calling Line ID Presentation Name機能とCalling Line ID Presentation Number機能が正しくないことができます。トレースは、CUCDMがそれぞれのパラメータに対して[Restricted preference]ではなく[Default preference]を送信していることを示しています。
設定例
<pattern>811XXXXX</pattern>
<routePartitionName>InterSiteRoutingPT</routePartitionName>
<routeFilterName></routeFilterName>
addTransPattern :
<transPattern>
<pattern>811XXXXX</pattern>
<description></description>
<usage>Translation</usage>
<routePartitionName>InterSiteRoutingPT</routePartitionName>
<blockEnable>false</blockEnable>
<calledPartyTransformationMask></calledPartyTransformationMask>
<callingPartyTransformationMask></callingPartyTransformationMask>
<useCallingPartyPhoneMask>Off</useCallingPartyPhoneMask>
<callingPartyPrefixDigits></callingPartyPrefixDigits>
<dialPlanName></dialPlanName>
<dialPlanWizardGenId></dialPlanWizardGenId>
<messageWaiting>Wink</messageWaiting>
<networkLocation>OnNet</networkLocation>
<patternUrgency>false</patternUrgency>
<prefixDigitsOut></prefixDigitsOut>
<routeFilterName></routeFilterName>
<callingLinePresentationBit>Default</callingLinePresentationBit>
<callingNamePresentationBit>Default</callingNamePresentationBit>
<provideOutsideDialtone>false</provideOutsideDialtone>
<callingSearchSpaceName>IncomingToSite-CSS60</callingSearchSpaceName>
<routeNextHopByCgpn>false</routeNextHopByCgpn>
<releaseClause>Call Rejected</releaseClause>
</transPattern>
問題のパラメータは次のとおりです。
<callingLinePresentationBit>Default</callingLinePresentationBit>
<callingNamePresentationBit>Default</callingNamePresentationBit>
これは意図的なものだ。[CLI]ドロップダウンで数値を追加するときに選択した値。トランスレーションは、ルートパターンまたはトランスレーションパターンに直接影響しません。代わりに、2つの代替変数を入力するために使用されます。
- #CLIRORCLIPNUMBER#
- #CLIRORCLIPNAME#
これらの変数が[機能設定テンプレート(Feature Configuration Template)]要素で使用されている場合にのみ、ドロップダウン設定は実際のCUCMプロビジョニングに影響を与えます。
これを解決するには、モデルに次のパラメータを追加します。
- [Calling Line Presentation]:#CLIRORCLIPNUMBER#
- [Calling Name Presentation]:#CLIRORCLIPNAME#
その後、[Add Number Translation]フィールドのCLID設定を使用できます。
確認
CUCDMからトランザクションを再実行し、適切な値がCUCMにプッシュされてCalling Line Presentation機能とCalling Name Presentation機能が使用されているかどうかを確認します。
トラブルシュート
現在、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。