概要
このドキュメントでは、サーバのリブートまたはXCPルータサービスの停止/開始の後にJabberがログインできない場合に発生する問題について説明します。
問題
ドメイン名の変更後にIM&Pノードをリブートする必要がある場合、またはIMアドレス方式の変更が原因でXCPルータサービスを停止/開始する必要がある場合、Jabberクライアントのログインは「サーバと通信できません」というエラーで失敗する可能性があります。
トラブルシューティングの手順
この問題を解決するには、次の点を確認します。
1. クラスタ内に複数のIM&Pノードがある場合は、IM&PプライマリノードのCLIモードでdbreplicationをチェックし、ステータスに「(2) Setup Completed」と表示されていることを確認します。
admin:utils dbreplication runtimestate
Cluster Detailed View from IMP01 (2 Servers):
PING DB/RPC/ REPL. Replication REPLICATION SETUP
SERVER-NAME IP ADDRESS (msec) DbMon? QUEUE Group ID (RTMT) & Details
----------- ---------- ------ ------- ----- ----------- ------------------
IMP01 x.x.x.1 0.032 Y/Y/Y 0 (g_3) (2) Setup Completed
IMP02 x.x.x.2 0.340 Y/Y/Y 0 (g_5) (2) Setup Completed
2. IM&Pノードで、XCP connection mangerサービスとXCP authenticationサービスの両方が開始状態であることを確認します。
[Diagnostics] > [System Troubleshooter] > [XCP Troubleshooter] の順に選択し、すべてがチェックされていることを確認します。
を選択します。 Cisco XCP Connection ManagerサービスとCisco XCP Authenticationサービスがまだ開始されていない場合は、CLIで手動で開始します。
admin:utils service start Cisco XCP Authentication Service
admin:utils service start Cisco XCP Connection Manager
注:Cisco XCPルータを停止すると、すべてのXCP機能サービスが自動的に停止します。
基本的なIM and Presenceサービスの導入では、次のサービスをオンにする必要があります。
•Cisco SIP Proxy
•Cisco Presence Engine
•Cisco XCP Connection Manager
•Cisco XCP Authentication サービス
参照リンク:
『Configuration and Administration of the IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager, Release 10.5(2)』