VDI向けJabber Softphoneのトラブルシューティング：一般的な問題

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Updated: 2023 年 7 月 24 日
Document ID:220616

偏向のない言語

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翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポート コンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

    概要

    このドキュメントでは、Jabber Softphone for VDIの最も一般的な問題とその修正方法について説明します。 

    前提条件

    要件

    Cisco Unified Communications Manager(CUCM)およびJabber Softphone for VDI(JVDI)に関する知識があることが推奨されます。 

    使用するコンポーネント

    このドキュメントの情報は、次のソフトウェアのバージョンに基づくものです。

    • Cisco Unified Communications Manager 14.0.1 SU2
    • Cisco Jabber 14.1.3
    • JVDIエージェント14.1.3
    • JVDIクライアント14.1.3

    このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな（デフォルト）設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。

    共通の問題と解決策

    CTIエラー

    JVDIソフトフォンの障害がCTI接続の失敗によるものである場合、VDIからのJabber接続ステータスには、仮想チャネルとSIPは接続済みと表示されますが、CTIは未接続と表示されます。 

    CTI Connection FailureCTI接続障害

    JVDIクライアントからのSIP接続が機能しており、CTI障害が発生している場合、CUCM Administration > Device > Phone WebサイトからJabber CSFデバイスが登録済みとして表示されます。 

    CSF registered during CTI failureCTI障害時にCSFが登録される

    CTIタイムアウト

    CTIタイムアウトが発生したかどうかを確認するには、リストされているトレースとログを収集します。

    • CUCM CTIManagerトレース
    • 仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)からのJabber問題レポート

    CUCM CTIManager SDL Traceは、CTIManagerがLDAPへの再バインドを試行し、ネットワークタイムアウトを5秒に設定することを示します。 

    33538217.033 |07:32:28.921 |アプリ情報 |authenticationDB::login （LDAPを使用した認証）
    33538217.038 |07:32:28.921 |アプリ情報 |LDAPが初期化されていません。接続しています…
    33538217.042 |07:32:28.921 |アプリ情報 |SSLが無効な状態での認証(0)-(ldap://ldap.domain.local:389)
    33538217.046 |07:32:28.924 |アプリ情報 |LDAP LDAP_OPT_NETWORK_TIMEOUTオプションを5秒に設定

    CUCM CTIManager SDL Traceは、CTIManagerがタイムアウト期間が経過したことを確認し、タイムアウトエラーを含むプロバイダー完了イベントをJabberに送信することを示します。 

    33538233.000 |07:32:38.644 |SdlSig |CtiLoginChecktimeout |認証中 |CTIHandler(1,200,12,212) |SdlTimerService(1,200,3,1) |1,200,21,215.3^*^* |[R:H-H:0,N:0,L:0,V:0,Z:0,D:0] mSequenceNumber=2
    33538233.003 |07:32:38.647 |アプリ情報 |[CTI-APP] [CTIandler::OutputCtiMessage] CTI ProviderOpenCompletedEvent (seq#=2) provider id=16777428 CM Version=14.0.1エラーコード=2362179701 description=Directory login failed - timeout enableIpv6=0 NoOfDaysPwdToExp=4294967295
    33538233.004 |07:32:38.651 |アプリ情報 |CtiProviderOpenFailure - CTIアプリケーションがプロバイダーを開けませんでした。アプリケーションの起動に失敗しました。CTIconnectionId:212理由コード：-1932787595 IPAddress: xxx.xxx.xxx.xxx IPv6Address: App ID:Cisco CTIManager Cluster ID:StandAloneCluster Node ID:cucmpub.domain.local

    Jabberログは、CTIManagerからPROVIDER_OPEN_COMPLETED_EVENTを受信したことを示し、受信したタイムアウトエラーが原因でCTI接続を閉じます。  

    2023-01-24 07:32:38,598 DEBUG [0x000026e0] [c\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(1274)] [csf.ecc] [CDPProvider::DispatchTheMessage] - [id=0] CDPProvider::DispatchTheMessage, nPduNum=126, pduName=PROVIDER_OPEN完了_イベント
    2023-01-24 07:32:38,598 WARN [0x000026e0] [rc\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(598)] [csf.ecc] [CDPProvider::HandleEvent_ProviderOpenCompleted] - ProviderOpen failed: reason: 0x8ccc0075, Directory login failed - timeout
    2023-01-24 07:32:38,598 ERROR [0x000026e0] [deskphoneprovider\CtiConnection.cpp(260)] [csf.ecc] [CtiConnection::SocketWorkItem::run] - CtiConnection: Socket disconnect failed!

    CTIタイムアウトソリューション

    1.  使用中のCUCM LDAP認証ポートを確認します。認証ポートをグローバルカタログポート(3268\3269)に変更すると、認証要求の遅延を短縮できます。
    2.  LDAP認証サーバが完全修飾ドメイン名(FQDN)として設定されているかどうかを確認します。その場合は、すべてのサーバFQDNがCUCMからDNSを介して解決可能であることを確認します。

    注：認証ポートが変更されるたびに、Cisco CTIManagerを再起動する必要があります。 

    CTI権限

    CTI権限がCTI障害の原因であるかどうかを確認するには、リストされているトレースとログを収集します。

    • CUCM CTIManagerトレース
    • VDIからのJabber問題レポート

    CUCM CTIManager SDLトレースに、ユーザ設定を確認するCTIManagerが表示されます。設定検証中に、CTIManagerはProviderOpenCompletedEventを送信し、ユーザがCTI制御を実行するための適切な権限を持っていないことをJabberに通知します。  

    33401907.000 |07:49:58.670 |SdlSig |CtiUserSettingsRes |確認中 |CTIHandler(1,200,12,150) |CTIDbAccess(1,200,8,1) |1,200,21,153.3^*^* |[R:N-H:0,N:0,L:0,V:0,Z:0,D:0] SuperProvider = Disabled CallParkRetrievalAllowed = Disabled ModifyCallingNumber = Disabled CTI Enabled = Disabled CallMonitor=Disabled CallRecord=Disabled Userid = jking result=0
    33401907.005 |07:49:58.670 |アプリ情報 |[CTI-APP] [CTIandler::OutputCtiMessage] CTI ProviderOpenCompletedEvent (seq#=2) provider id=16777366 CM Version=14.0.1 error code=2362179679 description=Directory login failed – ユーザが標準CTIユーザグループに存在しません。 enableIpv6=0 NoOfDaysPwdToExp=4294967295
    33401907.006 |07:49:58.673 |アプリ情報 |CtiProviderOpenFailure - CTIアプリケーションがプロバイダーを開けませんでした。アプリケーションの起動に失敗しました。CTIconnectionId:150理由コード：-1932787617 IPAddress:xxx.xxx.xxx.xxx IPv6Address:App ID:Cisco CTIManagerクラスターID:StandAloneClusterノードID:cucmpub.domain.local

    Jabberログは、JabberがCTIManagerからPROVIDER_OPEN_COMPLETED_EVENTを受信しましたが、権限が正しくないため失敗したことを示しています。 

    2023-01-23 07:49:58,561 DEBUG [0x000026a8] [c\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(1274)] [csf.ecc] [CDPProvider::DispatchTheMessage] - [id=0] CDPProvider::DispatchTheMessage, nPduNum=126, pduName=PROVIDER_OPEN完了_イベント
    2023-01-23 07:49:58,561 WARN [0x000026a8] [rc\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(598)] [csf.ecc] [CDPProvider::HandleEvent_ProviderOpenCompleted] - ProviderOpen failed: reason: 0x8ccc005f, Directory login failed - User not present in Standard CTI Users Group.
    2023-01-23 07:49:35,561 ERROR [0x000026a8] [deskphoneprovider\CtiConnection.cpp(260)] [csf.ecc] [CtiConnection::SocketWorkItem::run] - CtiConnection: Socket disconnect failed!

    CTI権限ソリューション

    1. この問題は、CUCMエンドユーザ設定にStandard CTI Enabledロールを追加することで解決できます(CUCM Administration > User Management > End User)。

    Standard CTI Enable CUCM end user role標準CTIによるCUCMエンドユーザロールの有効化

    CTI回線制御の無効化

    CTI回線制御エラーが存在するかどうかを確認するには、リストされているトレースとログを収集します。

    • CUCM CTIManagerトレース
    • VDIからのJabber問題レポート

    CUCM CTIManager SDL Trace show CTI ManagerがJabberからLineOpenRequestを受信しました。CTIManagerは回線オープンを実行できず、回線オープン失敗イベントをJabberに送信します。

    33407677.002 |08:35:28.159 |アプリ情報 |[CTI-APP] [CTIHandler::processIncomingMessage] CTI LineOpenRequest ( seq#=5 AutoAccept=0 Partition=Internal_PT)
    33407688.000 |08:35:28.162 |SdlSig-I |CtiLineOpenLineRes |準備完了 |CTIDeviceLineMgr(1,200,9,1) |CTIRegistrar(3,100,26,1) |1,200,21,167.6^xxx.xxx.xxx.xxx^CSFJKING |[R:N-H:0,N:0,L:0,V:0,Z:0,D:0] AsyncResponse=624 Name=CSFJKING LH=1|145 Result=0x8ccc00d3 Auto Accept status=0
    33407688.001 |08:35:28.162 |アプリ情報 |[CTI-APP] [Line(145)::openLineResponse] (Signal=CtiLineOpenLineRes State=lineState_opening LineNumber=1151026, LineHandle:CtiID=1:LineID=145, LineRequestTimeout=5)
    33407688.002 |08:35:28.162 |アプリ情報 |CtiLineOpenFailure - CTI接続ID:1回線を開くことができませんデバイス名：CSFJKING電話番号：1151026パーティション：Internal_PT UNKNOWN_PARAMTYPE：理由：-1932787501アプリID:Cisco CTIManagerクラスタID:StandAloneClusterノードID:cucmpub.domain.local

    33407688.008 |08:35:28.162 |アプリエラー |LineOpenに失敗しました。行を削除しています。デバイス=CSFJKINGローカルLH=1|145
    33407689.003 |08:35:28.176 |アプリ情報 |[CTI-APP] [CTIHandler::OutputCtiMessage] CTI LineClosedEvent ( LH=1|144 reason=8 )

    Jabber.logは、JabberがCTI ManagerからLINE_CLOSED_EVENTを受信したことを示し、回線をアウトオブサービスに設定します。アウトオブサービスに設定されると、Jabberはデバイスとプロバイダーの終了イベントをCTI Managerに送信し、CTI接続が終了します。 

    2023-01-23 08:35:28,471 DEBUG [0x00001e6c] [c\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(1405)] [csf.ecc] [CDPProvider::DispatchTheMessage] - [id=0]受信： , pdunames[nPduNum]=LINE_CLOSED_EVENT
    2023-01-23 08:35:28,471 DEBUG [0x00001e6c] [cc\src\deskphoneprovider\DPLine.cpp(711)] [csf.ecc] [CDPLine::HandleEvent_LineClosed] - CDPLine::HandleEvent_LineClosed
    2023-01-23 08:35:28,471 DEBUG [0x00001e6c] [c\src\deskphoneprovider\DPLine.cpp(1078)] [csf.ecc] [CDPLine::OutOfService] - CDPLine::OutOfService, bClose=1
    2023-01-23 08:35:28,486 DEBUG [0x00002818] [c\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(1086)] [csf.ecc] [CDPProvider::SendRequest] - [id=0] SendRequest Succeed., pdunames[msg.msgID]=DEVICE_CLOSE_REQUEST, msg.sequenceNumber=6
    2023-01-23 08:35:28,486 DEBUG [0x00002818] [c\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(1086)] [csf.ecc] [CDPProvider::SendRequest] - [id=0] SendRequest Succeed., pdunames[msg.msgID]=PROVIDER_CLOSE_REQUEST, msg.sequenceNumber=7
    2023-01-23 08:35:28,486 ERROR [0x00001e6c] [deskphoneprovider\CtiConnection.cpp(260)] [csf.ecc] [CtiConnection::SocketWorkItem::run] - CtiConnection: Socket disconnect failed!

    線詰めソリューション

    CSFの回線設定でAllow Control of Device from CTI設定が有効になっていることを確認します(CUCM Administration > Device > Phone)。 

    Directory Number CTI Permissions電話番号CTI権限

    注:「Allow Control of Device from CTI」が回線で有効になっているが、CTIエラーが表示される場合は、設定のオン/オフを切り替えて、変更を保存します。

    CTIデバイス関連付け

    CTIデバイス関連付けエラーが存在するかどうかを確認するには、リストされているトレースとログを収集します。

    • CUCM CTIManagerトレース
    • VDIからのJabber問題レポート

    CUCM CTIManager SDLトレースは、CTI ManagerがPROVIDER_OPEN_REQUESTを受信し、ユーザ認証が成功したことを示すプロバイダー応答を送信します。

    33301558.002 |13:27:34.924 |アプリ情報 |CTIManager::CtiManager::providerOpenRequest(): PROVIDER_OPEN_REQUEST received — Connection Id=2 TcpHandle=[1:200:21:139] PeerIPAddr=xxx.xxx.xxx.xxx PeerPort=50155 User name= CtiHandler=[1:200:12:136]
    33301560.004 |13:27:34.925 |アプリ情報 |[CTI-APP] [CTIHandler::OutputCtiMessage] CTI ProviderOpenResponse (seq#=2)プロバイダid=16777352 FIPSMode = 0
    33301565.090 |13:27:35.271 |アプリ情報 |AuthenticationImpl:：ユーザーIDの認証に成功しました：ジャッキング

    次に、CTI ManagerはCUCMエンドユーザ制御デバイスのルックアップを行い、デバイスは見つかりません。次に、TotalControllableDevicesが0に設定されたProviderOpenCompleteEventがJabberに送信されます。 

    33301572.000 |13:27:35.271 |SdlSig |CtiDeviceListWithDPFetchRes |準備完了 |CTIDeviceRegManager(1,200,10,1) |CTIDbAccess(1,200,8,1) |1,200,21,139.3^*^* |[R:N-H:0,N:0,L:0,V:0,Z:0,D:0] EnumHandle=89 NumDevices=0 Total=0 mbMore=0
    33301572.001 |13:27:35.271 |アプリエラー |ready_CtiDeviceListWithDPFetchRes EnumHandle=89 numDevices=0 TotalDevices=0 More=0結果=0
    33301577.004 |13:27:35.272 |アプリ情報 |[CTI-INFO] [CTIHandler::GenerateQBEProviderOpenSuccess] totalControllableDevices = 0
    33301577.007 |13:27:35.272 |アプリ情報 |[CTI-APP] [CTIandler::OutputCtiMessage] CTI ProviderOpenCompletedEvent (seq#=2) provider id=16777352 4294967295 dscpForCTI2Apps =96 EnableIpv6 =0 autoCallPickupEnabled =0 LoginUserID = NoOfDaysPwdToExp =TotalControllableDevices =0 ClusterId =StandAloneCluster

    Jabber.logは、JabberがCTI ManagerからProviderOpenCompleteEventを受信したことを示します。get devices要求がタイムアウトし、handleOpenFailedがエラー8で失敗しました。  

    2023-01-22 13:26:13,888 DEBUG [0x000025a4] [c\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(1274)] [csf.ecc] [CDPProvider::DispatchTheMessage] - [id=0] CDPProvider::DispatchTheMessage, nPduNum=126, pduName=PROVIDER_OPEN完了_イベント
    2023-01-22 13:26:13,888 DEBUG [0x000025a4] [c\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(1423)] [csf.ecc] [CDPProvider::DispatchTheMessage] - [id=0] PDUTYPE_ProviderEventまたはPDUTYPE_Heartbeat, nPduNum=126, pdunames[nPdu]=PROVIDER_OPEN_COMPLETED_EVENT
    2023-01-22 13:26:13,888 DEBUG [0x000025a4] [rc\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(577)] [csf.ecc] [CDPProvider::HandleEvent_ProviderOpenCompleted] - [id=0] CDPProvider::HandleEvent_ProviderOpenCompleted

    2023-01-22 13:26:32,868 DEBUG [0x00002404] [per\DeskPhoneConnectionContext.cpp(1068)] [csf.ecc] [csf::ecc::DeskPhoneConnectionContext::GetDevicesTimeoutWorkItem::run] - [id=1] DeskPhoneConnectionContext::GetDevicesTimeoutWorkItem::run )を含む
    2023-01-22 13:26:32,868 DEBUG [0x00002404] [per\DeskPhoneConnectionContext.cpp(1071)] [csf.ecc] [csf::ecc::DeskPhoneConnectionContext::GetDevicesTimeoutWorkItem::run] - [id=1]デバイスのタイムアウト
    2023-01-22 13:26:32,868 ERROR [0x00002404] [pper\DeskPhoneConnectionContext.cpp(509)] [csf.ecc] [csf::ecc::DeskPhoneConnectionContext::handleOpenFailed] - [id=1] state:2login state:3error:8

    次に、JabberはCUCMへのCTI接続を閉じ、デバイスが見つからないためテレフォニーサービスを切断します。 

    2023-01-22 13:26:32,868 DEBUG [0x00002040] [c\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(1070)] [csf.ecc] [CDPProvider::SendRequest] - [id=1] CDPProvider::SendRequest, msg.sequenceNumber=4, pObject=1758DB6C, pdunames[msg ID]=PROVIDER_CLOSE_REQUEST
    2023-01-22 13:26:32,868 INFO [0x00002040] [\deskphoneprovider\CtiConnection.cpp(60)] [csf.ecc] [CtiConnection::stop] - CtiConnection::stop
    2023-01-22 13:26:32,868 ERROR [0x00001e10] [deskphoneprovider\CtiConnection.cpp(260)] [csf.ecc] [CtiConnection::SocketWorkItem::run] - CtiConnection: Socket disconnect failed!

    2023-01-22 13:26:32,868 DEBUG [0x000024fc] [ntrol\TelephonyCallControlImpl.cpp(1022)] [jcf.tel.callcontrol] [CFUnified::TelephonyCallControlImpl::onServiceStartResult] – サービスの開始結果： [eDeskPhone]、接続障害コード： [eDeviceReg SelectedDeviceNotFound]
    2023-01-22 13:26:32,868 INFO [0x00002434] [ices\impl\TelephonyServiceImpl.cpp(3998)] [jcf.tel.service] [CFUnified::TelephonyServiceImpl::OnTelephonyServiceConnectionStatusChanged] - Telephony Serviceデバイスの接続ステータスが[Connecting]から[Disconnected]に変更されました
    2023-01-22 13:26:32,868 DEBUG [0x00002434] [\impl\TelephonyServerHealthImpl.cpp(477)] [jcf.tel.health] [CSFUnified::TelephonyServerHealthImpl::commitIfNotAlreadyCommitted] – デスクフォンがデバイスリストに見つからないため、デスクフォンビデオサーバの健全性がコミットされていない

    CTIデバイス関連付けソリューション

    1. これらのエラーは、JVDI CSFデバイスがCUCMエンドユーザの制御対象デバイスに存在しない場合に表示されます。この問題を修正するには、制御対象デバイスにCSFデバイスを追加します(CUCM Administration > User Management > End User)。

    CUCM Controlled DevicesCUCMで制御されるデバイス

    CTIデバイス制御の無効化

    CTIデバイス制御が無効になっているかどうかを確認するには、リストされているトレースとログを収集します。

    • CUCM CTIManagerトレース
    • VDIからのJabber問題レポート

    Jabberログは、JabberがCUCM CTI ManagerにDEVICE_OPEN_REQUESTを送信したことを示します。 

    2023-01-23 08:14:26,674 DEBUG [0x00002578] [c\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(1086)] [csf.ecc] [CDPProvider::SendRequest] - [id=0] SendRequest Succeed., pdunames[msg.msgID]=DEVICE_OPEN_REQUEST, msg.sequenceNumber=4

    CUCM CTIManager SDL Traceは、CTI Managerがデバイスオープン要求を受信し、CtiDeviceOpenFailureでJabberに応答したことを示します。 

    33404809.002 |08:14:27.899 |アプリ情報 |[CTI-APP] [CTIHandler::processIncomingMessage] CTI DeviceOpenRequest （ seq#=4デバイス名=CSFJKINGソフトキーAppID=1234）
    33404811.009 |08:14:27.899 |アプリエラー |DeviceThirdParty::isDeviceOpenValid deviceName=CSFJKINGがCtiDeviceOpenDeviceResを送信しています（Seq#=4エラー=0x8ccc00d2）
    33404812.003 |08:14:27.899 |アプリ情報 |[CTI-APP] [CTIHandler::OutputCtiMessage] CTI FailureResponse ( seq#=4 result=2362179794 description=)
    33404812.004 |08:14:27.900 |アプリ情報 |CtiDeviceOpenFailure - Device Open failed CTI Connection Id:154 Device Name:CSFJKING UNKNOWN_PARAMTYPE:ReasonCode:-1932787502 App ID:Cisco CTIManager Cluster ID:StandAloneCluster Node ID:cucmpub.domain.local Process ID:jking-xxx.xxx.xxx.xxx-51126 Process ID:29347 Process Name:CtiHandler

    Jabber.logは、JabberがCTI Managerから障害応答を受信し、CTIセッションが切断されたことを示します。

    2023-01-23 08:14:27,674 ERROR [0x00002578] [c\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(1287)] [csf.ecc] [CDPProvider::DispatchTheMessage] - FailureResponse, result=0x8ccc00d2, (CTIERR_DEVICE_RESTRICTED)
    2023-01-23 08:14:27,674 DEBUG [0x00002578] [c\deskphoneprovider\DPProvider.cpp(1333)] [csf.ecc] [CDPProvider::DispatchTheMessage] - [id=0] Received , pdunames[nPduNum]=FAILURE_RESPONSE, seqNum=4
    2023-01-23 08:14:27,686 ERROR [0x00002578] [deskphoneprovider\CtiConnection.cpp(260)] [csf.ecc] [CtiConnection::SocketWorkItem::run] - CtiConnection: Socket disconnect failed!

    CTI Device Control Disabledソリューション

    1. CSFデバイス設定でAllow Control of Device from CTI設定が有効になっていることを確認します(CUCM Administration > Device > Phone)。 

    CSF Device CTI Allow ControlCSFデバイスのCTIによる制御

    SIPエラー

    JVDIソフトフォンの障害がSIP接続の失敗によるものである場合、VDIからのJabber接続ステータスには「connected」と表示されますが、SIPおよびCTIステータスには「Not Connected」と表示されます。 

    JVDI SIP ErrorJVDI SIPエラー

    JVDIクライアントからのSIP接続が失敗すると、CUCM Administration > Device > Phone WebサイトでJabber CSFデバイスが未登録として表示されます。 

    CUCM CSF UnregisteredCUCM CSF未登録

    SIPソケットの障害

    JVDIでは、すべてのSIPトラフィックはシンクライアントマシンのJVDIクライアントから発信されます。トラブルシューティングを行うには、リストされているトレースとログを収集します。

    • CUCM CallManagerトレース
    • VDIからのJabber問題レポート

    JVDIクライアントvxcログには、SIP 5060シグナリングに使用されるプライマリおよびセカンダリCUCMサーバが示されます。プライマリサーバがアクティブサーバに設定されます。 

    2020-01-23 08:58:44,623 DEBUG [0x00000000000036a0] [ore\sipstack\sip_common_transport.c(866)] [csf.sip-call-control] [sipTransportCfgTableInit] - [SIP][TRANS][1] PRIMARY_CCM: IPv4アドレス： cucmsub.domain.local:5060 IPv6アドレス：5: 060トランスポート：4
    2020-01-23 08:58:44,623 DEBUG [0x00000000000036a0] [ore\sipstack\sip_common_transport.c(866)] [csf.sip-call-control] [sipTransportCfgTableInit] - [SIP][TRANS][2] SECONDARY_CCM: IPv4 Addr: cucmpub.domain.local:5060 IPv6 Addr :5: 060トランスポート：4
    2020-01-23 08:58:44,633 ERROR [0x00000000000036a0] [re\sipstack\sip_common_transport.c(1075)] [csf.sip-call-control] [sip_transport_get_ti_addr] - [SIP][TRANS] No active 1: PRIMARY_CCM found using primary CUCM

    ポート5060でプライマリサーバに接続しようとすると、JVDIクライアントからソケット接続の失敗が報告される。その後、セッションが消去されます。 

    2020-01-23 08:58:44,656 DEBUG [0x00000000000036a0] [\core\sipstack\ccsip_platform_tcp.c(910)] [csf.sip-call-control] [sip_tcp_set_reason_for_active_connfailed] - SIPCC-SIP_TCP_MSG: sip_tcp_set_reason_for_active_connfailed: Disconnected from Active Server () unRegReason:12 Errno:0, Cause:1, Reason:[SOCKET_REMOTE_CLOSURE / CC_UNREG_REASON_CM_RESET_TCP]
    2020-01-23 08:58:44,656 INFO [0x00000000000036a0] [tiveapp\sipcc\core\ccapp\cc_alarm.c(816)] [csf.sip-call-control] [setUnregReason] - SIPCC-PLAT_API: setUnregReason: setting unreg reason to=12
    2020-01-23 08:58:44,656 DEBUG [0x00000000000036a0] [sipstack\sip_transport_connection.c(282)] [csf.sip-call-control] [sip_transport_connection_on_socket_error] - [SIP][CONN][]socket(3912)エラー：-1
    2020-01-23 08:58:44,656 DEBUG [0x00000000000036a0] [\core\sipstack\ccsip_platform_tcp.c(634)] [csf.sip-call-control] [sip_tcp_destroy_connection] - SIPCC-SIP_SOCK: sip_tcp_destroy_connection: purge entry, socket is 3912, connid is 0
    2020-01-23 08:58:44,656 INFO [0x00000000000036a0] [\core\sipstack\ccsip_platform_tcp.c(384)] [csf.sip-call-control] [sip_tcp_purge_entry] - SIPCC-SIP_TCP_MSG: sip_tcp_purge_entry: Socket fd: 3912 closed for connid 0 with address: xxx.xxx.xxx.xxx, remote port: 5060
    2020-01-23 08:58:44,656 DEBUG [0x00000000000036a0] [e\sipstack\sip_transport_session.c(1055)] [csf.sip-call-control] [sip_transport_session_disconnect] - [SIP][SESS][0]接続を破棄します。
    2020-01-23 08:58:44,656 INFO [0x00000000000036a0] [re\sipstack\sip_common_transport.c(1666)] [csf.sip-call-control] [sip_transport_on_session_create_failed] - [SIP][TRANS][1] transpot crate failed!

    JVDIクライアントはSIP接続を失敗に設定し、SIPルートは破棄としてマークされます。 

    2020-01-23 08:58:44,656 DEBUG [0x00000000000036a0] [\core\sipstack\sip_common_regmgr.c(3713)] [csf.sip-call-control] [sip_regmgr_on_transport_cucm_connecting_failed] - SIPCC-SIP_REG: sip_regmgr_on_transport_cucm_connecting_failed: [1] cucm connecting failed!
    2020-01-23 08:58:44,656 INFO [0x00000000000036a0] [\core\sipstack\sip_common_regmgr.c(2242)] [csf.sip-call-control] [sip_regmgr_cc_create_failed] - SIPCC-SIP_CC_CONN: sip_regmgr_cc_create_failed: cucm 1 lost
    2020-01-23 08:58:44,657 DEBUG [0x00000000000036a0] [ore\sipstack\sip_common_transport.c(306)] [csf.sip-call-control] [sip_transport_destroy_cc_conn] - [SIP][TRANS][1] destroy transport session: jabber <-..-> cucm-1 (PRIMARY_CCM)

    SIPソケット障害の一般的なソリューション：

    1. VPN経由でJVDIを使用しようとしているのか、Citrix Access GatewayまたはVMware Access Gatewayを使用してVDIに接続しようとしているのかを確認します。
      • VPNを使用している場合は、該当するすべてのセキュリティアプライアンスでJVDIの必要なポートが許可されていることを確認します。『Jabber Softphone for VDI Deployment and Installation Guide』の「Port Requirement」の項を参照してください。 
      • Citrix Access GatewayまたはVMware Access Gatewayを使用している場合、Cisco JVDIではMRAを使用する必要があります。MRAでのJVDIのサポートは、JVDIおよびJabberバージョン12.6以降で開始されます。
    2. JVDIクライアントが内部ネットワークでこの問題が発生している場合は、次の点を確認します。
      • シンクライアントVLANとCUCM VLAN間のルーティング。  
      • JVDIに必要なすべてのポートが到達可能であることを確認します。『Jabber Softphone for VDI Deployment and Installation Guide』の「Port Requirement」の項を参照してください。 
      • シンクライアントとCUCMからのパケットキャプチャの収集
        • TCP SynがCUCMに到達しているかどうかを確認します 
        • シンクライアントまたはサーバがTCPセッションをリセットしているかどうかを確認します。 

    更新履歴

    改定 発行日 コメント
    1.0
    24-Jul-2023
    初版
    TAC Authored

    シスコ エンジニア提供

    • Joel Burleigh
      コンサルティングエンジニア

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