この記事は、Cisco TelePresence Video Communication Server Expressway に関連しています。
A.これらのメッセージは、VCSの検索履歴またはコールを開始したエンドポイントに表示されます。これは、コールのルーティングに使用できる帯域幅がないことを頻繁に意味します。コール内のいずれかのエンドポイントがVCSに登録されている場合、またはコールがVCSを通過する場合は、そのシステムに適用された帯域幅制限またはリンクの欠落が原因である可能性があります。
コール内のいずれかのエンドポイントがVCSに登録されている場合:
エンドポイントが登録されているサブゾーン([Status] > [Registrations] > [By device]または[Status] > [Registrations] > [By alias])を確認し、登録をクリックして[Registration Details]ページに移動します。サブゾーンの名前が[Node]フィールドに表示されます)。
そのサブゾーンに適用される帯域幅の制限を確認します。エンドポイントがデフォルトサブゾーンに登録されている場合は、[VCS configuration] > [Local Zone] > [Default Subzone]を使用します。他のサブゾーンに登録されている場合は、[VCS configuration] > [Local Zone] > [Subzones]を使用します。
エンドポイントが登録されているVCSを含め、コールが通過するすべてのVCSで、次の手順を実行します。
[VCS Configuration] > [Bandwidth] > [Links]に移動し、コールに関連するサブゾーンとゾーンの間にリンクが存在し、そのリンクを通じてコールをルーティングできることを確認します。必要なリンクを手動で追加するか、またはデフォルトリンクを復元する必要がある場合があります(これはCLIでxcommand DefaultLinksAddを入力することで実行できます)。
リンクが存在する場合は、各リンク名をクリックして[リンクの編集]ページに進みます。[ステータス(Status)]セクションで、リンク上で現在進行中のコール数を確認します。これらのコールは、使用可能なすべての帯域幅を消費している可能性があります。
そのリンクに適用されているパイプの帯域幅制限を確認します。コールを発信するのに十分な帯域幅がない可能性があります。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
23-Apr-2015 |
初版 |