この記事は、Cisco TelePresence Video Communication Server Expressway に関連しています。
A. VCS Expresswayは運用上、DMZまたはパブリックインターネットに配置でき、プライベートネットワークのVCS Controlと通信します。ただし、VCS ExpresswayをDMZに配置すると、次のような利点があります。
通常、VCS Expresswayはプライベートネットワーク、または指定されたIPアドレスまたはサブネットからのみ管理されます。VCS ExpresswayをDMZに配置することで、外部ファイアウォールを使用して、管理アクセス要求(http、http、sshなど)などの不要なIPトラフィックをブロックできます。
DMZが内部ネットワークと外部ネットワークの間で直接IP接続を許可せず、DMZを通過するトラフィックを処理するために専用サーバが必要な場合、VCSはSIPおよびH.323ビデオおよび音声トラフィックのサーバとして機能できます。この場合は、デュアルネットワークインターフェイス(DUAL)オプションを使用します。これにより、VCSは、外部ファイアウォールとの間のトラフィック用と、内部ファイアウォールとの間のトラフィック用の2つの異なるIPアドレスを持つことができます。
注:VCS ExpresswayがDMZにある場合、VCS Expresswayの外部IPアドレスはパブリックIPアドレスである必要があります。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
23-Apr-2015 |
初版 |